まさか未知の新型ウイルスが蔓延して都市全体が麻痺するとかパニックになるとか、そこまでは全然、想像もしてませんでしたけどねぇ…。
でもねぇ私、「終の棲家」っていうか「住むならどこがベストかな?」って妄想するのが密かな趣味でさ、「東京に住むのはリスク大きすぎだろ」って、ずっと前から思ってたんすよねぇ…。
今日はそんな話を。
東京は、遊ぶには最高の街かもしれないけど、住む(生涯定住する) のはどうなんだ?ってのは、ず~~っと考えていたんすよねぇ…。リスク大きすぎじゃねぇか?って。
実は私も若いころ、花の都「大東京」にあこがれて、一時期住んでたことがあるんですよね。
東京に一旗揚げに行くぜ!的な。
東京に行けば、チャンスをつかめる!的な。
んで、全然どうしようもない時間を過ごしまして。
大半の時間、ノイローゼ状態だったというか。
THE・黒歴史的な青春を送ってしまったわけなんですが。
んで、がっつり花粉症になったりしてさ。
最後には、「地上げ屋」がらみ?で、アパート追い出されて。
あれ?この話、前に書いたかな…?
あんまり詳しく書かないけど、
アパートの住人が全員、大地主に訴えられたんよね。
裁判沙汰になってさ。寝耳に水ですよ。
それで私、区の無料法律相談所に「これどういうことなんですか?」って聞きに行ったのよ。
そしたら、「相手の大地主は弁護士を3人も雇っている。事前に不利な証拠を隠滅してるとか、100%確実な勝算があるのだろう。これはもう、争っても1ミリたりとも勝ち目はないから、今すぐ荷物をまとめて立ち退いた方がいい」って言われてさ。
嘘だろ!?って。
こんな作り話みたいな事件に自分が巻き込まれんのか…って。
この大地主が、ホント、あくどい奴でさ。
雇われ管理人さん、かわいそうだったなぁ…泣いてたもんな…「死んでやる!」って言って…。
何十年来の知り合いの大地主を信頼した結果、建物関連の取引をちゃんと書面に残してなくて口約束だけでやりとりしたのが仇になったっていう。
管理人のおばあちゃん、まんまと騙されて、大金を取られて、さらに裁判で訴えられて。
それでついでに、返す刀で住んでた住人も、根こそぎ全員、訴えられて。
当然、私も「被告」っていう。
東京はおっかねぇところだなぁ…。
人間っておっかねぇなぁ…。
って、心底思いましたデスヨ。
・・・・・・・・・
っていうかね、こんな個人的な、私のローカル東京情報、どうでもいいんですよ。
とにかく、青春時代の大半を「東京砂漠」で過ごした身として。
思ったのは、
東京は金さえあれば、無限に遊べる。半永久的に遊びまくれる。何でもそろっている。どんな娯楽もそろっている。遊ぶには最高の街だな、
ってことですよね。
んで、私は、まったく金がなくて、無料でもらえるパンの耳とかで飢えをしのいでいたクチなんでね、ぶっちゃけ、東京の恩恵とか、何も受け取っていない感じなんすよね。
東京には遊ぶ場所がいくらでもあるけれど、私には遊ぶ金が1円もない、っていう。
いろいろ人生勉強にはなりましたけどね。
東京で悶々としながら過ごした日々は、決して無駄ではなかったんですけど。
え~~と、とにかくだ、
東京は、金持ちが遊ぶには良いところだよ!
欲望渦巻く、楽しい街だよ!
・・・・・・って感じで、
まずは「東京の良さ、すばらしさ」を強調しておいたところで、今度はマイナス面に目を向けていきましょう。
地震、津波、火山の噴火…などなどの自然災害系のリスク
以前、静岡県在住の方が、こんなことを言ってたんですよね、何気なく、ぽろっと。
「いずれ富士山が噴火するとか昔から散々、言われてるし、引っ越した方がいいのかどうか…」
みたいな。
んで、私は「おっ!?」っと思いまして。
これ、地元の人にとっては、全然、他人事じゃない話なのかもしれませんけど、富士山のはるか彼方に住んでいる人にとっては、あんまり意識することのない案件じゃないですか。
「あ~、そういえば、なんかそんな話、聞いたことあるような…」
くらいの感覚だと思うんですよね、
私も、富士山の大爆発に関しては、あんまり深く考えたこともなかったんですよね。
悪く言ったら「他人事」として捉えていたというか。
んで、なるほど、静岡県民とか、富士山周辺に住んでいる人々は、普段口には出さなくても、心のどこかでは「いつか富士山、爆発するかもな」っていうのは、うっすら考えていたりするんだなぁ…と。
そういうことに、私は気づきまして。
それで、ちょっと調べてみたんです。
もしも富士山が、火山が爆発したら、被害が及ぶ範囲ってどのくらいなんだろう?って。
そしたらさ、驚くことに「千葉県の東側にも火山灰が到達するであろう」、みたいな予想結果を見つけまして。
・・・・・・・・・
これ、東京、壊滅状態じゃね?
とりあえず、富士山が噴火したら、東京やべぇなと。静岡云々っていう話じゃねぇなと。
そんな風に思ったわけですよ、当時の私としては。
「はい、火山灰が降りました、掃除が大変です」
みたいな、そんな生ぬるい話じゃないと思うんよね。
おそらく、めちゃくちゃ大きな障害が発生すると思いますよ。
よくわからんけど。
例えば……
呼吸器系の疾患、続出とか。
あるいは、
電気系統、壊滅状態かもしれない。
信号機とか。
携帯も繋がらなくなるかもしれない。
とにかく
「洗濯物を外に干せな~~い」
みたいな話じゃないと思うのよ。
結構なパニック状態になると思うんよね。
あと、地震ね。
言われてますよねぇ、そのうち、首都直下型の地震が発生しますよって。
先日、NHKで南海トラフ巨大地震についての番組をやってましたけどね、巨大地震発生の確率は日に日に高くなってるらしいです。
もし仮に巨大地震が発生した場合、東京、大阪、名古屋で都市機能が麻痺、経済損失は1410兆円、日本が世界の最貧国に転落する可能性もあるとか。
経済損失は1410兆円、日本が世界の最貧国に転落する可能性もある
これ、ヤバ味がすごいじゃないですか。
「日本が世界の最貧国になる」って。
う~~ん……。
今回のコロナ関係の政府の対応を見ていると……。
不測の事態が発生したときに、うまく立ち回れるとは思えないって部分もありますよねぇ…。
疲弊した日本にとどめを刺すような、取り返しがつかない政策を打ち出してくる可能性は十分にあります。
我々はある程度、覚悟しておいた方がいいのかもしれません。
そして人災。デマ、パニック、買い占め、暴動…。人為的なミスによる原発事故とか。結局、一番怖いのは人間なのかも知れない。
人間は間違いを起こす生き物ですからね。
当然、100%安全な原発なんてこの世に存在しないわけですが。
むしろ、「また何かやらかすんだろうな」くらいの冷ややかな目線で見ていた方が、正解なのかもしれません。
そして、今回のコロナの件で、ホントにもう、嫌なニュースが次から次へと舞い込んできてますね…。
マスク欲しさに殴り合いのケンカとか。
転売目的の買い占めとか。
こんな話もありましたね。
ウイルスばらまくぞおじさん。
最近のニュースでは、人間の醜さが、これでもかこれでもかと、クローズアップされ続けておりますね。
「あれっ?人間って、これほどまでに汚い生き物だったかな…?」
って、ちょっと驚く人も多かったんじゃないかと思うんですが、
そもそもね。
人間って「極限状態に置かれると本当の姿を現す生き物」なんですよ。
これが本来の姿ですよね。
我々は、
それを踏まえたうえで、どうやって前を向いて生きていくべきか?
ってのが、いま、問われているんだと思うんです。
試されているんだと思うんです。
嘆いたり怒ったりしてるだけでいいのか。
今、ここで、この逆境の中で、自分には何ができるのか。
ひとりひとりが自分の頭で考え、実践していく。
それが大事なんじゃないかと思うのです。
またまた話が脱線してしまいました。
大都市に住むリスクについて、話を戻しましょう。
もしも日本で大規模なテロが発生するとしたら、それはおそらく東京なのではないか
4年前の過去記事で「ベルギーで起きたテロは実は原発を狙っていた」ってニュースについて、ちょこっと言及してたはずなんだけど、探してみたら、その記事は削除されていた。
もしかすると当時、何か巨大な、国家権力的な組織から圧がかかったのかもしれない。(記憶にございません)
ということでその過去記事に言及している過去記事を。
3月のベルギーでのテロ、本当は原発を狙ってたんだよね。
やっぱ、テロは狙うでしょ、原発。
むしろ逆に狙わない手はないというか。
テロは怖いよ。若干やぶれかぶれだからな。
メチャクチャするでしょ。
もし仮に、何らかの国際テロ組織が、日本を狙うとすれば、ターゲットはどこになるか?って考えてみたこと、あります?
アメリカでは、貿易センタービルにハイジャックされた飛行機が突っ込みましたよね?
ペンタゴン(アメリカ国防総省)も狙われてましたね。
さて、日本でテロが発生するとすれば、それはどこか。どこが標的にされるのか。
鳥取か?
あるいは島根?
ノー。
おそらく東京のどこかですよ。
そういえば以前、東京の地下鉄に毒ガスが撒かれた事件もありましたね。
通勤ラッシュ時だったかな、人が大勢、地下鉄に乗ってる朝の時間帯を見計らってね。
・・・・・・・・・
そういうことなんです。
高齢者だらけの限界集落とか、過疎の村で、わざわざテロを起こさないですよね、やる側としては。
できるだけ多くの人を巻き込もうとする。
できるだけ甚大な被害を与えようとする。
やる側としては、そういうことを考えているわけですよ。
これ、日本国内で一番リスクが高い場所って「東京」じゃありませんか?
ちょっと書く順番を間違えた感じだけど、思い出したので、もう一個、書いておく。
人間って、「人が集まるところに寄って来る」っていう習性があるじゃないですか。
人が集まるから街ができる。
街があるから人が寄ってくる。
そうやって、大きな都市には、どんどんどんどん、人が集中していく。
「人口が密集している」っていうのは、それだけで魅力的なんだと思うんです。
利点がある。
商売をするにしても、
生活するにしても、
人が多い地域の方が、なにかと都合がよかったりします。
んで、
これさ、反社会的な組織についても、同じことが言えるわけですよ。
やっぱり、
人が密集しているところの方が、悪いことしやすいんですよね。
悪事を働きやすい。
人が集まるところには、悪い人も集まるんです。
当然、良い人も集まるけど、ゴリゴリに悪い奴らも間違いなく集まるんです。
結局、怖いのは人間だな、って感じになっちゃいましたけど。
とにかく私ねぇ、いろいろと総合的に考えてみると、「さすがに東京に住む」っていう選択肢は、自分の中にはないなぁ…って結論に達しちゃうんですよね
いや、便利ですよ、東京は。
東京に住むことのメリットもいっぱいあります。
でも、
デメリットもごっそりあるよ、って話でさ。
トータル、総合的に判断してみたら、
「便利最優先で東京に引っ越すことに決定」
みたいな話にはならんのよね、個人的には。
もちろん、今、東京に住んでいる人をディスっているとか、そんな話じゃないってことは、聡明な、このブログの読者の皆さんなら理解してくれていると信じておりますが…。
いわゆる「お気持ちヤクザ」っていうんですかね、
読解力がないうえに、性格もやばくて、頭も悪いんですかねぇ、
「謝罪しろ!この記事を読んで傷ついた俺の気持ちを察すれ!コラ!」
みたいな、ヤバいやつも、ごくごくたま~にいたりしますからね…。
ワタシ的には、東京に居を構えるとしたら「がっつり定住」ってのはないかな~って気がしますね。
複数ある拠点の一つとして、東京近郊に居場所を確保する、いつでも気軽に立ち寄れる場所を確保する、ってのは、アリだと思うんですけどね。
東京在住のメリットを享受しつつ、
「不測の事態の時には、速やかにその場を離れる準備もできていますよ」
っていうスタンスが一番、正解に近いような気がしますね。
ようするに、これの応用版です。
住むための拠点を複数用意することで、リスクを軽減できるわけです。
いわゆる多拠点居住ですね。
たとえば、札幌、仙台、東京近郊、瀬戸内海沿岸、福岡、東南アジアのどこかの都市…みたいな感じで、それぞれ違ったメリットを持った土地に拠点を構え、その時々に応じて臨機応変に、転々と移動しながら生活するというライフスタイル。
最近、ちょっと話題になってますけど。
こういうスタイルなら、東京も「複数ある拠点の中の一つ」として、全然ありだと思うんですよね。
とまぁ、以前からず~~っと、そんなことを妄想してたんですけど、今回の新型コロナウイルスに伴うあれこれを目の当たりにして、より一層「住む場所」について考えるようになった次第です。
諸君!
常に備えよ!
非常時にこそ力を発揮できる人材を目指しましょう。
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