災害時に大活躍するキャンプ・アウトドアグッズその1「ヘッドライト」

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最近の日本、ヤバいですね。

台風、猛暑、地震、雷、火事、オヤジのパワハラ…and more

今回は真面目に、災害時に大活躍するキャンプ・登山・アウトドアグッズを紹介します。

 

緊急事態発生!外部電源喪失!停電!断水!ガス漏れ?近所で火災?ただちに避難せよ!的な時、あなたはどうする?

これねぇ、今の日本では全然、他人事じゃないですよ。明日は我が身です。

事前に備えておいて損はありませんよ。

 

いや、実際問題、事前に備えている人でさえも、いざとなったら若干、パニックになりますから、マジで。

 

よほど、「震災慣れ」してる人以外は、確実に平常心、失いますからね。

 

ちょっと脳内でシミュレーションしてみてください。

 

ぐっすり熟睡中の夜中に突然、猛烈な揺れ。

「じ…地震!?」

 

真っ暗闇の中、部屋中のモノが倒れてきたり落ちてきたり。

台所では、戸棚が開いて、中の食器が落下、ガッシャンガッシャン割れてる。

冷蔵庫も勝手に開いて、中のトマトが転がり落ちてる。

 

スマホの緊急地震警報が部屋中に鳴り響く。

 

慌てて跳び起きてメガネを探すんだけど、落下物にまぎれて、なかなか見つからない。

やっとメガネを発見したら、ぐんにゃり曲がっている。

 

とりあえず、大慌てで電気をつけるが、ほどなくして大規模な停電。

街じゅうが完全な暗闇に。

 

さぁどうする?

 

余震が続く中、とにかくスマホのライトを頼りに、懐中電灯を探さなくちゃ…。

え~と、あとは何だ、通帳とハンコか。あ、現金と、え~と、え~と、ガスの元栓閉めてたっけ…?

 

どうですか。実際は、こんなもんじゃありませんよ。

もっとヤバいですから。

 

ある程度、事前に準備していても、いざ本番となると、確実にあせるし、通常通りには動けないし、冷静な判断も出来ませんから。

 

それはあらかじめ、覚悟しておいた方がいいと思います。

 

 

何はともあれヘッドライト(ヘッドランプ)は必須!スマホのライト(電池)は温存しておけ!

まず、絶対に持っていたら役立つものと言えば、ヘッドライトですね。

頭に付けるライトね。

これがあるかないかで、停電時の行動の困難さも全然違ってきますから。

 

私がここ数年、キャンプ時に愛用しているのは、ジェントスの「ガンビット(GB-43ETE)」というモデルね。

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手に持つタイプの懐中電灯の場合、片手がふさがっている状態ですから、何かを持ち運ぶとか、スマホを操作するとか、様々な場面で非常に不便です。

 

この「ガンビット」のようなタイプなら、頭(おでこ)に付けることが可能なだけでなく、ネックレスみたいに、首に掛けることもできますから、災害時とはいえ髪型の乱れが気になる方は、おでこではなく、すっぽり頭を通して使っちゃいましょう。

ガンビットは、ライト部分の角度をかなり大きく上下方向に動かせるので、首から下げた時でも、照らす方向を下向きではなく、前向きにできます。

 

アウトドア・ショップなんかに行くと、海外の有名アウトドアメーカー製の、カッコよくてシャレオツなヘッドライトがいろいろ売ってますけどね、ここはあえて、質実剛健、日本のLEDライトメーカー製のライトを選びました。

 

オシャレなアウトドアブランドのライトは、ちょっと値段が高め、ってのもありますが、山とか、自然の中で使うことを想定しているので、意外と光量が少ない(暗い)っていうイメージがありますね。

実際に、キャンプ時とか、アウトドアで利用する場合は、目が慣れてくるので、意外と暗めのライトで十分なんですよね。

むしろナチュラル思考な人の場合、自然界に生息する動物や、自分自身の目玉とかに配慮するなら、ちょっと暗めのライトを使用した方が良い、っていうのは、なんとなく分かりますが、災害時となると話は別です。

 

災害時などのシビアな環境の中では、ガッツリ、ガテン系の本職の方々が、現場で使用するタイプの「ガチ」のヘッドライトを選択するのが良いでしょう。

質実剛健、信頼と実績、ようするに丈夫で長持ち、しかも安いです。

 

ということで、日本でトップシェアを誇るLEDライトメーカー、ジェントス製なら間違いないと思います。

 

私が散々吟味した結果、ジェントスのガンビットを選んだ理由いろいろ

ヘッドライトはガチで重要なアイテムですから、どこの馬の骨ともわからないような、見た目だけの「なんちゃってライト」で間に合わせるのは危険です。

停電中にライトが壊れたら、冗談抜きで死活問題ですから。

 

災害時などの極限状態で使用するアイテムは、命にかかわる重要なものですから、それなりに信頼できる製品を持っておきたいところです。

何度も買い替えるものでもありませんし、なんだったら、1個あれば何年も使えますから「一生もの」だと思って、ケチらずに良いものを選びましょう。

たかだか数千円をケチった結果、震災時には役に立たなかった、ということの無いように。

 

「ジェントス」と言えば、それこそ、トンネル内での作業とか、 マジもんの現場で働いている職業の方々が愛用している本気のメーカーですから、これはもう間違いありません。

しかし逆にね、いろんなモデルが有りすぎて、どれを選べばいいのか迷っちゃうんですよね。

 

ジェントスのヘッドライトは、めっっっっちゃくちゃ、いろんなタイプがあります。

 

んで。

数か月迷った結果、何故「ガンビット」を選んだか、という話を。

 

まず、基本的な話として、一般的に

「高機能なライトは値段も高い」ということ。

そしてもうひとつ、

「長時間、明るいライトほど重たい(電池orバッテリーetc)」ということを踏まえて考えなければいけません。

 

ようするに、バランスなんですよね。

 

多機能だったり、よい部品を使っていれば、当然、値段が高くなる。

そして、

明るさを追求すればするほど、電池の本数が多くなるなど、重量が増えていきます。

 

どの程度の明るさなら、キャンプでも、災害時でも、カバーできるか。どのくらいのスペックが必要なのか。

その、さじ加減を見極めないとなりません。

 

んで、いくつか候補の商品があったんですが、手ごろな値段で明るく、そして照射距離や、連続使用時間など、様々な要素でも、バランスがとれているな、と感じたのは、ガンビットでした。

先ほども書きましたが、首からネックレスのように下げて、角度を調節できるのも、かなりポイント高いです。

実際に長時間、ヘッドライトをおでこに付けておくと、デコに汗かくし、ウザいです。

 

 

一応、ガンビット(GB-43ETE)のスペックを、載せておきましょう。これを基準に比較すると他のモデルの良さも分かりやすいので。

もしも、他のヘッドライトを購入する場合でも、ガンビットを目安に比較すれば、どの点で優れているか、劣っているかが、分かりやすいと思います。

 

「ジェントス・ガンビット(GB-43ETE)」の主なスペック。

(このスペックで5000円前後だったかな。)

  • 明るさ:180ルーメン
  • 本体重量:約104g(電池含む)
  • 使用電池:単4形アルカリ乾電池×3本
  • 実用点灯:Hi/7時間、Mid/20時間、Low/60時間、Flash/50時間
  • サイズ:W67×D46×H37mm
  • 使用光源:チップタイプ白色LED×1灯
  • 機能:防滴仕様、エネループ対応
  • 最大照射距離:約85m
  • レンズ:リフレクター
  • 照射パターン:ワイドビーム

スライド式レンズのため片手で照射面をワイド・スポットに切替可能。光を拡散するディフューザーレンズによりムラの無いワイド照射が実現。

近くを照らす時はワイドで、遠くを照らす際はスポットで、と使用シーンに合わせて選択できる。

スイッチ長押しで赤色LEDに切替可能。シグナル灯や緊急時の合図として使用シーンが広がる。また、メインLEDでは明かりが強すぎるときにも使用できる。

赤色LED使用時にもディフューザーレンズによるワイド・スポットの照射切替が可能。

 

オシャレなアウトドアブランドのヘッドライトで、同様のスペックのモデルなら、ガンビットよりもかなり高くなると思います。

 

一応、アマゾンのレビューからいくつか、部分的に抜粋しておきましょう。

 

六甲全山縦走で使いました。急な上り坂ではスピードが落ちどうしても近くを見てしまいがちで、平坦だとスピードも上がり少し先を見ることができますが、この両方の場合でもこのライトは角度が微妙に調整できるため、初めて使ったのですがすごく重宝しました。

 

10月上旬の平ケ岳登山時に携帯し、下山途中で日没。照射範囲が広く足元もよく見えて、ストレス無く歩けたなぁ~、と感じた次第です。

 

明るさ、広角、軽さがほしければ、リチウムバッテリーの方がいいですよ。パワーも容量も桁違いですからね。それでも、電池仕様の中ではかなり上位の性能とコスパだとおもいます

 

◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯(某海外アウトドアブランド)のヘッデンと比べ、点灯時間は若干短いですが、明るさは十分です。価格が1/3以下なのでコスパはとてもいいと思います。

 

 

とはいえ、問題点が無いわけではない。ガンビットのここがダメだ。

あんまり絶賛ばっかりしても、アレですから、実際に使ってみて良くなかった点も、正直に書いておきましょう。

 

まずね、

電池ケースの蓋が、固い!

握力?(指力?)の弱い女性なら、電池交換の時、蓋を開けるのが大変かもしれません。

そういう時は、無理せず、すみやかに身近な男性にお願いしましょう。

 

例えばキャンプ場にて。

 

ガンビットを持った女性

「あの…すいません、ライトの電池交換したいんですけど、蓋が固くって…」

 

ワイルドなアウトドア男性

「おっ!どれどれ、僕に貸してごらん!(ライトを鷲掴み)」

 

手と手が触れ合う女と男…みたいな。

もしかすると、そこから出会いに発展するかも知れませんよ♪

ガンビットがもたらす恋…。

 

 

あとね、

初期不良?で一回、交換したよ!

 

最初に買った製品は、ライトの角度を下向きには出来たんですけど、上向きにするのがメッチャ固くて。(固いっていうか、動かない)

どうやら初期不良だったらしく、すぐに交換してもらえましたけど。

 

おそらく、個体差?があるんじゃないかと思います。

当たりハズレというか。

 

あちこち、メッチャ固い個体があるみたいで。

アマゾンのレビューでも「可動部分が固い!」みたいな意見が多く見られました。

 

実際に購入してみて「これ、初期不良かも知れないな」って思った時は、間髪入れずに購入元に連絡すると良いと思います。

特に渋ることなく、返品か交換をしてくれると思います。

 

次回は、「停電だと、電子マネー使えないぞ!千円札や小銭は確実に用意しておけ!」をお送りする予定です。

 

ではみなさん、今日も一日、安全第一で!