【出羽守・注意喚起】我々だって一歩間違えればニューヨーカーになってしまう危険性があるのだ

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他人事だと思って笑ってる場合じゃありませんよ。

明日は我が身。

一歩間違えれば、我々だってニューヨーカーになってしまう可能性は、十分にあるのです。

 

しょ~もない話なのでスルー案件だなって思ってたんですが、私の前に何度でも立ちふさがるニューヨーカーがチルい。(意味不明)

ネット界隈をうろうろしていると、ちょいちょい見かけるわけです。

最初は、スルーしてたんですけど、何度も見かけるたびに、これは何かの啓示なのかもしれない、と思うようになりまして。

こうなりゃ、毒を食らわば皿まで、ということでね、一般市民の反応とかチェックせざるを得ない感じになってきちゃったわけです、私の中で。

謎の使命感。

 

 

これね。

togetter.com

 

めちゃくちゃザックリ言うと、ニューヨーク在住10年の「自称ニューヨーカー」が、日本に帰国したらしいんだけど「オレのはいてるスニーカーを褒めてくれるジャパニーズが一人もいないってどういうことよ?」って呆れてる、みたいな内容のツイートを投下したことが発端になっておりまして。

 

んでね、これさぁ、いわゆる典型的な「出羽守(でわのかみ)」ってやつなわけですよ。

 

出羽守 (俗語) - Wikipedia

俗語における出羽守(でわのかみ)は、他者の例を引き合いに出して物事を語る人のことである[1][2]。ではの神という表現も存在する[3]。特に保守層は、海外と比較して日本を批判する人を「海外出羽守」と呼ぶ[4]。また、「欧米では~、日本では~。だからもう日本は“終わり”だ!」とばかり話している人は「尾張守(おわりのかみ)」という[5]。

 

へ~、海外と比較して日本を批判する人のことは「海外出羽守」って呼ぶんですね。

 

「ニューヨークでは○○だが、日本では✖✖だ」

みたいな言い方をするから「ではのかみ」と。

 

これねぇ、私もけっこう、無意識にやっちゃうんだよねぇ…。

海外と比べて、日本の方がダメなところを指摘したくなっちゃうんだよねぇ…。

これ良くないよねぇ…。

いや、時と場合によっては、全然、言った方が良いケースもあるんだけどね。

 

 

ということで、話を戻します。

 

自称・ニューヨーカーの軽はずみなツイートがなかなかの炎上!とにかくもう「NYに魅せられた男」感がほとばしっていて、痛いといえば痛い

長渕剛じゃないけどさ、「死にたいくらいにあこがれた花の都ニューヨーク」的な感じだったんでしょうかね、きっと。

 

とにかくもう、「ニューヨーク上げ」が著しいわけよ、過去のツイートとか見ても。

 

ニューヨークはカッコイイ街。

そんな街で暮らすオレもカッコイイ。

オレ、イケてる。

え?

オレの名前?

そうだよ、ニューヨーカーだよ!

 

みたいな感じだと思うんですよ、脳内では。

あくまでも私の想像なんで、違ってるかもしれませんけど。

 

ニューヨークが大好きなのは、別に全然イイんだけど、

ニューヨークを絶賛するために、ジャパンを引き合いに出してディスる、ってのはちょっと違うんじゃないかなぁと思ったり思わなかったり。

 

まぁ、いいんです、しょ~もない話です。

 

でもさ、しょ~もな…って思いつつも、問題のツイートに対するコメントとか引用リツイートとかに目を通してみるとさ・・・・・・けっこう面白いんよね。

一周回って、面白くなってんのよ。

 

あと、ニューヨーカーが「チルい」っていうワードを使い始めたらしいんだけど、どうやら意味を間違えて使ってたらしくて、「チルいってなんだよ」って界隈がざわめき始めて、「チルい」の使い方、無法地帯みたいになってて、はいもいいえも全部「押忍!」で表現しちゃう空手家みたいになってて、ほんとマジ、チルいわ~。

 

 

っていうかさ、自分のことを「ニューヨーカー」って名乗っちゃう感覚って、なかなかのアレだよなぁ・・・!!

 

 

 

印象深い関連ツイートをいくつか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、一番印象的だったのは、こちらの一連のツイート。

 

 

 

 

 

「人種のるつぼ」と表現されることもあるニューヨークですからね、いろんな国の人たちが生活しているわけです。

肌の色も違えば、話す言語(母国語)も違うし、信じている宗教も違う。

そこには、多様な価値観が存在しているわけです。

価値観の違いを認めることができる人こそが、ある意味では、本当のニューヨーカー、なのかもしれません。

 

そういう意味では、スニーカーを褒めてもらいたがっている自称ニューヨーカーの、ニューヨーカーっぷりは、ホントにもう、チルいですね。

(「チルい」って結局どういう意味なんでしょうか)

 

ということで話をまとめると、今回の件は「反面教師」としてね、非常にチルかったんじゃないかなと思います。

明日は我が身。

私は、スニーカーを褒められても、褒められなくても、一喜一憂せずに、淡々と、地に足をつけて生きていこうと思います。

自戒。