「高齢ドライバーにドラレコ無料貸出」山梨県の取り組みが興味深い
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山梨県では、高齢ドライバーに無料でドライブレコーダーを貸し出してるそうです。
これ、めっちゃナイス・アイディアですよ。
日本全国で、このシステムを導入してもいいな…と思いました。
というのもですね…
一見、ドラレコの無料貸し出しにはあんまりメリット無さそうだけど、実は…!
これ、ホント、名案ですよ。ナイス・アイディア。
ただ貸し出すだけなら、貸す側に大きなメリットは無いと思うんですけど、山梨県のシステムの場合、貸したドライブ・レコーダーは、1週間後に1回、回収するらしいんですよね。
そうすると、どうなるか、っていうと。
地元のじいさんばあさんが、日頃どんな運転をしているのか、そのデータを集めることができるんですよね。
1週間分のドラレコの記録を、警察がチェックして、いかにも危ない運転をしている高齢者がいた場合、その個人を呼び出して、直々に個別指導することができるんです。
これ、すごくナイスな制度じゃないですか?
日頃から、危なっかしい運転をしている高齢者を炙り出すために、ドライブレコーダーを無料で貸し出す。
まさに、転ばぬ先の杖。
高齢ドライバーが事故を起こす前に、未然に防ぐ。
一見、親切心から「ドラレコ、タダで貸すよ~」って言ってるのかな?と見せかけて、実際には、ジジババの運転データを収集するのが目的、っていう。
そして、自覚がないまま危険運転を繰り返している高齢者を見つけた場合、警察に呼び出してダイレクトに指導。
(あるいは、免許の返納を求めるケースもあるのかも知れません)
ということで、ドラレコを借りたジイさんが、警察に呼ばれて、説教されていた。
この、山梨県の取り組みのニュースを観てた時にさ、ちょっと危なっかしい運転をしていたジイさんが、警察に呼び出されているシーンがあったんよね。
うろ覚えですけど、こんな感じでした。
じいさんと、指導する警察官で、一緒にドラレコに記録されている映像をチェックするわけです。
それで、何か危なっかしい場面がでてくると、そのつど警官が、
「あっ、今、ここ!危ないですよね!」
って、ダメ出しをしてくれるわけです。
ようするに、じいさんはこの時、ドラレコの映像を自分でチェックしてはじめて、自分の運転の危なっかしさに気づくんですよね。
それまで、全然、自分では気づいてないわけ。
ドラレコの映像を一緒にチェックする警官とじいさん。
警官「家の近所だからって、油断してはいけませんよ~。あっ!これ!前方に歩行者がいますよね?もうちょっと徐行しないと危ないですよ!」
じいさん「ん?大丈夫大丈夫」
警官「いや、人って、予測できない動きをしますからね、転倒したりとか…」
じいさん「大丈夫、分かってるから」
警官「えっ?」
じいさん「つぎにどう動くか、だいたい予想できるから」
警官「えっ!?(…なんで?)」
じいさん「この人、ワシの女房だから」
警官&じいさん「・・・・・・」
2人そろって「ガッハッハッハ!!!」
ドラレコに映ってた歩行者、じいさんの奥さんだったんよね。
っていう、コントみたいな場面を、ニュースでやってました。
(うろ覚えです)
まぁとにかくこの、山梨県が導入したドラレコ無料貸出の制度、非常に有効だと思うんですよね。
全国に広まればいいのにな~と思いました。
ちょっと文字数的に短いですが、現場からは以上です('◇')ゞ!
社会問題に鋭く?斬り込んだ過去記事の数々。