米テキサス州の小学校銃乱射事件とその周辺の状況がヤバい件(児童の保護者VS警察官)

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先日アメリカの小学校で起きた銃乱射事件の現場の状況が判明しつつありますが、かなりエグいことになっております。

銃乱射事件そのものもヤバいんですが、それと同時進行で発生していた「児童の保護者達」と「警察官たち」のバトルがもう、ちょっと引くくらいの内容で正直ビビっております。

 

米テキサス州ユヴァルディの小学校で起きた銃乱射事件。いろいろとアメリカ社会のヤバ味が凝縮されていて怖い。

ちょっとビックリしてしまいました。

こちらのニュース。

米小学校乱射、犯人に立ち向かう武装警備員「いなかった」と当局 保護者は警察を批判 - BBCニュース

 

事件それ自体も勿論ヤバいんですが、事件当時の「児童の保護者たち」と「警察官たち」の激しい攻防、みたいなものが明るみになってきているようです。

 

まずひとつめは、現場に駆けつけた警察官たちは、銃を持った犯人には、うかつに近づくことができずに、ただ茫然としていた時間がけっこうあったらしい、ということ。

 

事件をめぐっては、警察がユヴァルディのロッブ小学校内で犯人と対峙(たいじ)するのをためらっていたとの目撃情報が複数報じられている。

「犯人が発砲していたため、警官はすぐには中へ入らなかった」

 

結果として、国境警備隊の戦術部隊が到着し、小学校内に突入したのは、事件発生から約1時間後だったそうで。(犯人は銃撃戦の末に死亡)

では、その間、小学校周辺ではどのようなことが起こっていたのか?

これが非常にショッキング。

 

事件当時、校舎の外で傍観している警察官と、一刻も早く子どもたちを助け出したい保護者たちの間でも、激しい衝突が!!

事件当時、集まった人や児童の家族が必死に校舎を襲撃するよう警察に求めている姿を捉えた動画が複数浮上している。

娘が死亡したという男性はAP通信に対し、警察が行動しないことにいら立ち、居合わせた人たちと学校に突入することも考えたと語った。

 

一向に動く気配を見せない警察官たちにいら立った保護者たちは、自ら校舎内に突入することさえ考えていた…とのこと。

 

まぁ、そりゃそうですよ、自分の子どもが、今、この瞬間に、銃殺されるかもしれない、という状況ですから。

のんびりと待ってられませんよね。

 

ところがですよ。

そこで保護者VS警察によるバトルが勃発。

 

ほかの保護者と一緒に、犯人を襲撃するよう警官に求めたという母親の1人は、警察の捜査を妨げたとして一時的に手錠をかけられた

 

児童のお母さんが

「ちょっと!早く犯人を捕まえてくださいよ!うちの子供の命が!!」

っつって、警察官に詰め寄ったんでしょうかね、

その結果、

「じゃかましいわっ!素人は黙っとれ!お前なんか公務執行妨害じゃ!」

ということで、警察官は児童の母親を手錠で拘束。

もはや、お母さん、犯罪者扱いの状況。

 

こりゃ、すごいことになってんなぁ…と思いきや、そりゃもうね、お父さんたちだって黙っていられませんよね。

その結果・・・・・・。

 

取り乱していた父親1人が警官に地面に投げつけられ、

別の父親はペッパースプレーを浴びせられた。

また別の父親にはテーザー銃が使われた

 

どえらいことになっております。

 

子どもたちが校舎の中で犯人に撃たれているそのさなか、

おとうさんたちは、

警察官に、投げ飛ばされ、催涙スプレーを浴びせられ、挙句の果てには、テーザー銃で撃たれるという、完全な修羅場状態だったわけです。

 

これ、ヤバくね?

 

お父さん「早く、うちの子供を助けなくちゃ!」

警察官「うるさいっ!黙ってろ!その場にじっとしていろ!」」

お父さん「冗談じゃない!こうしちゃいられねぇんだよ!」

警察官「言うことを聞かなければ撃つぞ!」

お父さん「子どもの命がぁぁぁ!!!(校舎へダッシュ)」

警察官「(テーザー銃を)バシュッ!!!(電気)ビリビリビリビリ!!!」

お父さん「うぎゃぁああああああ!!!!」

 

みたいなことですよね。まさに地獄絵図。

 

テーザー銃ってのは、針のようなものを相手の体に突き刺し、そこに高圧電流を流し込むという武器ですね。

www.youtube.com

【絶叫】在日米軍兵士のテーザー銃(スタンガン)威力体験&取扱訓練・岩国基地 - US Marines Taser Training at MCAS Iwakuni, Japan - YouTube

 

 

犯人が、小学校の校舎内で銃を乱射していたその真っ最中に、校舎の外では、児童たちの親も、警察官にボコられていたのです…。

 

恐ろしい話じゃ…。

 

まぁでもねぇ、警察の制止を無視して丸腰のまま校舎内に飛び込んでいこうとした保護者たちの気持ちも分かりますし、ちゃんと職務を全うするために、保護者をボコった警察官の行動も、間違ってはいないような気もします。

実際、保護者たちが校舎内になだれ込んでいたら、その分、犠牲者が増えていた可能性もかなり高いですからねぇ…。

 

これ、警察を批判するのが正解なのかどうか・・・

う~~~む……。

 

 

ところで、事件の起きたテキサス州は、18歳から銃を持てるらしい。犯人は、18歳になったばかり。ようするに、銃を乱射する日を夢見て、18歳になり、満を持して、夢をかなえた可能性が高い。吐きそう…。

誕生日に銃を購入した、という情報もありますから、ず~~っと、乱射したかったんだと思います。

18才になって、合法的に、銃を取得して。

満を持して、乱射と。

乱射したくて乱射したくて、しょうがなかったと思います。

 

学校では「吃音」が原因でいじめられていた、という証言もあるようですが、なぜ、小学校を襲撃したんでしょうかねぇ…?

復讐するつもりなら、自分をいじめていた連中を狙うのが筋、という気もしますが…。

やっぱり、にんげんってのは「自分よりも弱い者を叩く」っていう習性があるんでしょうかね…?

・・・・・・

 

それにしても不思議ですね、アメリカ社会。

州にもよるみたいですが、

「銃の所持は18才から」

っていうことはさ、17歳以下の子どもは、まだ物事の分別がつかないから銃を持っちゃだめだよ、みたいなことですよね?

でもさぁ、

「18才なら、もう銃を持っても大丈夫だね」っていうのは、どうなんすかね。

ダメじゃね?

いいの?

18才なら、もう大丈夫なの?

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

よく分からんよなぁ・・・。

 

詳しいことはよく知りませんけど、州によっては、18歳で、アルコールの購入はできないけど、銃は免許なして購入可能っていうところもあるそうです。

意味が分かんねぇ…。

 

 

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