世界的ベストセラー『バビロン大富豪の教え』という本の中で、「より良きところへ住め」という教えがあるらしいんですけどね、これについて、最近いろいろ考えております。
古代バビロニアの時代から受け継がれてきた「教訓」らしいんでね、これはかなり普遍的な教えなんじゃないかと。
「結局どこに住めばいいんですか?」ってのは、ここ数年、ずっと考えてきました。ブログにも書いてきました。まだ迷ってますが…
とりあえず、「バビロン大富豪の教え」ってなんなんだ?って人もいると思うんでね、もう一回、動画、貼っておきます。
先日の記事にも書きましたが…「より良きところに住め」って教えが、個人的には、ものすごく脳裏に引っかかってんすよね~
あっちゃんのうしろのホワイトボードにも書いてありますけどね、
<黄金を増やす7つ道具>
ってやつのさ、
5番目の項目
「より良きところに住め」
っていう教えに、めっちゃ考えさせられましたよ。
数千年にわたって言い伝えられてきた「人生の極意」みたいなものの中に、
「住む場所に関しては、じゅうぶん吟味しなさいよ、ここはケチったり妥協しちゃいかんよ」
っていう教えが含まれている、っていうのがさ。
あらためて、スゲー考えさせられましたね。
言われてみれば、その通りだよな…って。
中田敦彦先生が紹介していた書籍「マンガ版バビロン大富豪の教え」
100年読み継がれる世界的ベストセラー。
住む場所は、ホント、徹底的に吟味しなくちゃダメなんだろうね。個人的にも非常~に痛感しておりますよ。実体験として。
というのもさ、
私ね、今、
「ゴッサム・シティ」みたいな町に住んでんのよね。
ゴッサム・シティっていうと、アレよ。
バットマンの舞台の。
ジョーカーみたいなやつ、いっぱいいんのよ。
欲望うずまく犯罪多発都市ですよ。
いや、設定とかよくわからんけど。
とにかくね、なんつ~かな~、
うちの近所、ヤバイのよ。
特にうちのマンションだな、悪の巣窟。
それは言いすぎか。
自分も含めて、しょ~もない人がいっぱい住んでんのよ、我が「ゴッサム・マンション(仮)」に。
燃えないゴミの日を守らないとか。
部屋の前の通路に物を出しっぱなしにしてるとか。
エントランス内でタバコを吸うとか。
めちゃくちゃなんすよね。
部屋のドアにガムくっつけられてたこともあります。
駐輪場の自転車、全部タイヤを刃物で切られてて、パンクしてるとか。
んで、何が一番、ゴッサムかっていうとさ、
集合ポストから郵便物を盗むヤツがいんのよね。
盗みまくりですよ。被害者続出。
おそらく、このマンションは泥棒在住。
犯人はこの中にいる…!っていう地獄。
そんでもう、さすがに警察に行くじゃないですか。
そうすると
ポリスから直々に、
「そんなところに住んでるアンタが悪い」
とか説教食らっちゃうわけですよ。
・・・・・・・・・
やばくないですか?
なんかもう、さすがに嫌になってきちゃって。
家の最寄りの郵便局には強盗、押し入ってるしね。
それで、なんか、ピンクの液体が入ったボール、ぶつけられたりしてな。
駅に向かう途中にあるコンビニにも、コンビニ強盗が押し入ってました。
ちょっと歩けば、ほぼ確実に「歩きたばこ」の輩とすれ違うし。
(そして当然、吸い殻は道端にポイ捨て)
うちの町だけ、喫煙率85%くらいなんじゃねぇか?っていう。
なんでこんなに吸い殻が落ちてんの?っていう。
なんかもう、THE・モラルの低い人、全員集合!
結果、この町が出来上がりました、みたいなニュアンスとでも言いましょうか。
言い過ぎデスネ。
それでさ~、これ、お金持ちの人とか、安全な町に住んでる人には、分からないと思うんだけどさ、
「治安が悪すぎて日常生活を送るだけで消耗していく」
っていう感覚、分かりますかね?
とりあえず、ただ生きてるだけで、なんかエナジー、持っていかれてんすよね。
疲れるんすよ。ストレスたまるんですよ。
今の日本では、なかなかピンとこない人の方が多いんじゃないでしょうかね。
でもねぇ、みなさん、すっかり忘れてると思いますけど、安全って当たり前じゃないんですよ、本当はね。
日本に住んでると、命を狙われなくて当たり前、死ぬ可能性が無くて当たり前、みたいな感じじゃないですか、漠然とさ。
大半の人は、身の危険を感じることなく、のほほんと生きてますよね。
でもこれ、本当はさ、
安全って、タダで手に入るもんじゃないんだよ、っつ~話なんすよね。
酸素と同じで、自分の周りにいっぱいあると、それが当たり前になっちゃったりするけれども。
「息が吸える!感謝!」って普段思わないだろうけどさ。
ホント、ありがたい話なんすよね。
こうして平和ボケ全開で、しょ~もないブログ書いたりできるなんて。
そして、ここからが本番。
本当に書きたかったエピソードを。
以前テレビで観たんだけどさ。たしかアメリカだったと思う。裕福な人々が一斉に、とある町から逃げ出した話。
これ、ちょっと衝撃的な話だったんよね。
うろ覚えで恐縮なんだけどさ。
たしか、アメリカの話だったと思うんだけど、定かではないです。
とある、しょ~もない町の話です。
ある時、そこそこ裕福な家庭の人々が、一斉に、町から引っ越しちゃったらしいんよね。
事前に密かに打ち合わせをして、金持ちだけで、徒党を組んで大脱出ですよ。
それで、砂漠みたいなところなんですかね、周囲に何もないような、ちょっと町から離れたところに、新しく広大な土地を買ってさ。
お金持ちだけで集まって、「勝ち組だけが住む町」的なものを作っちゃったわけよ。
もうね、めちゃくちゃ治安がいいわけ。
その「勝ち組シティ」の周辺には塀?を張り巡らせちゃったりしてさ。
そんで、街へ入るための道路にはゲートを設けて、24時間、警備員が常駐してるわけよ。
金持ちたちがみんなでセキュリティシステムにお金を出し合ったわけだな。
よそ者は、その町の中には簡単には入れないようになってんのね。
関係者以外立ち入り禁止ですよ。
町の住人以外、許可なく入れない。
勝ち組家族だけが自由に出入りできる。
不審者は近づけない。入れない。
そういう、素敵な町になっている。
・・・・・・・・・
これ、どう思いますか。
素晴らしいと思いますか?
それとも、
・・・・・・・・・
これはある種のディストピアなんでしょうか?
んで、この話は、ここからが本番です。金持ちがいなくなった町はどうなったか。
金持ちが裏で示し合わせて一斉に逃げ出し、新天地にパラダイスを築いた、というところまでは、まだまぁ、納得できない話ではありませんが、
問題はそのあとです。
金持ちがいなくなった町は、その後どうなったか。
町には、逃げ出せなかった貧乏人、犯罪者、そしてその予備軍だらけです。
ろくに税金も払えないとか。
老人とか、病人とか、無職とか、コソ泥とか、強盗とか、ポイ捨て常習犯とか、 そんなメンバーばっかりですよ。
いままでいっぱい、税金を払ってくれていた金持ちたちが、みんな逃げちゃったから、町にお金が無くなってしまった。
さぁ、これどうすりゃいいんですか?
・・・・・・・・・
っていうような話でさ。
そんな感じで番組は終わってたかな。
ようするに、この問題は解決してないんよね、おそらく。
・・・・・・・・・
う~~む…。
ちょっとだけ、貧乏層を見捨てて逃げた勝ち組たちを批判したくなる気持ちもわからんではない。
しかし、
「貧乏人や病人のために、がっぽり税金を取られながら、治安の悪い町で身の危険におびえながら生きるなんて冗談じゃない」
って考える富裕層の人々の気持ちもわかりますよね。
税金でお金をがっぽり取られるくらいなら、その金は、自分や家族の身の安全のために使いたい。治安のよい町に住みたい。
・・・っていう考えも、分かるっちゃ分かる。
ゴッサム3丁目に住んでいる私には、痛いほどわかる。
そこでだ。
話を元に戻しますか。
冒頭でお伝えした
「バビロン大富豪の教え」です。
そう。
人生の極意、その5(だったかな)
『より良きところに住め』
っていう話になるわけです。
どこに住むかで、人生が大きく左右されてしまう。
ですから、これに関しては、一切、妥協してはいけない。
徹底的に吟味してから、決断しなければならない。
結局ね、何百年も何千年も「より良きところに住め」って言い伝えられてるんだとしたら、それはもうね、おそらく、そういうことなんだと思いますよ。
先人たちが、さんざん苦労して、痛い思いをして、実際に後悔もして、導き出した助言ってことですから。
うちみたいに「家賃が安かったから」などという、しょ~もない理由でマンションを選んだら、超絶ゴッサムだった、みたいなことになりますからね、ホント、要注意です。
ということで、私は今「終の棲家」を探しています。(相方の意向が最優先ですが)
「より良きところ」とはどこなのか。
結論が出るまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
「東京に住む」ことのメリットは、今後ますます小さくなっていくでしょう。
大都市での暮らし…それは悪い言い方をすると「地雷」なのかもしれません。
これからの時代は「新しい生き方」を模索する人々が大勢、現れるでしょう。
我々は試されているのです。やってやろうじゃねぇか。
転ばぬ先の杖。未来を逆算して、本当に必要なものを見極めよう。
土地を探していると、時々、掘り出し物に出くわしたりします。
300坪(ザックリ25mプール3個分)で100万円の山林。
コンビニまで徒歩7分。大型スーパーまで徒歩14分。
しかも海まで2キロ。飢えたら釣りをすれば生き延びれます。
洞窟おじさんの生き方はいろいろと参考になります。実話。