【月曜日のたわわ問題】「外の世界からの目を意識して」by UN Women(国連女性機関)日本事務所長

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今朝、『ニューヨークのUN Women(国連女性機関)本部が、漫画『月曜日のたわわ』(比村奇石氏)の単行本最新刊を告知する全面広告を「容認できない」と抗議する書面を日経新聞に送付していたことが分かった』…という記事を発見。

一応、弱小飛沫ブロガーなりに細々と、人知れず、自分なりの見解を書いておきます。

 

この案件に関する自分なりの見解、書こうかな~どうしようかな~だるいな~、と迷っているうちに、UN Women(国連女性機関)日本事務所長に先を越された形となりました

私が言いたかったことを、UN Women(国連女性機関)日本事務所長の石川雅恵所長が、端的に、簡潔に、サルでもわかる言語でコメントしておりました。

 

日曜の朝から、こんな記事を見つけちゃいましたのでね~、これはもうね、私も悔し紛れに「後出しジャンケン」的に乗っかっておこうかなと、眠い目をこすりながら、パソコンに向かっている状態でございます。

 

もう、先に結論を書いちゃいますよ。

ってか、もう書いてるね。

タイトルがそのものズバリだもんなぁ。

 

国連女性機関が『月曜日のたわわ』全面広告に抗議。「外の世界からの目を意識して」と日本事務所長 | ハフポスト NEWS

詳しく知りたい方は、ぜひ元サイトを熟読していただくとして。

一部抜粋。

今回は日本の一企業で起きた問題ですが、間違いは誰にでも起こりうるものです。大切なことは、身の回りの「当たり前」に疑問を持ち、諦めないで声を上げていくこと。そして、(間違えた側は)「外の世界の人たちの声」に耳を傾けること。日経新聞に対しても「方向性を間違えたと認識するのであれば、軌道修正に向けて一緒に頑張ろう」というメッセージを送りました。

日本では、生活空間に今回のような広告が存在することを「当たり前」と捉えている人もいるでしょう。「外の世界からの目」を意識することが、その「当たり前」に気づくきっかけになります。

 

なんかこれ、擁護派?の人から見たら、「スゲー上から目線で語ってんなぁ!」って不愉快かもしれませんけど、まぁ「言い方」はともかく。

 

ものすごく簡単に言うと、

外の世界の目線」っていうのは「日本以外の国、世界全体からの目線」っていうことですよね。

 

すなわち、

外の世界からの目線を意識して

っていうのは、

世界標準の価値、考え方、倫理観を意識して

みたいなことだと思うんよね。

 

これ、ズバリ、そういうことなんですよ。

ワタクシ個人的には、ほぼほぼ、似たような見解です。

 

いいですか、落ち着いて聞いてください。

 

個人的には「世界の中で他国と協調して生きていきたいなら、世界のルールを守った方が良い(あるいはマシ、あるいはラク)」という話だと思う。

「日本人の価値観が間違えている」という話でもないし、

「世界標準の価値観が正しい」という話でもないけど、

何が正しいかどうかはともかく、

「不本意であろうとなかろうと世界標準の値に寄せていった方がお利口さん」

ということ、

「世界標準の考え方に、我々の考え方をすり合わせていった方が、結局は生きやすくなる可能性が高い」

ということだと思うんすよね。

 

これ、分かりますかねぇ。

 

めちゃくちゃ突き詰めていくと、「正義」とか「悪」とかの話ではなくてさ。

「処世術」的な話だと考えていただいた方が、分かりやすいかもしれない。

ミもフタもない言い方をすると「長い物には巻かれておこうぜ」的な。

 

それを、上手いことオブラートに包んで、擁護派?反対派?なんか知らんけど、各方面に気を使って、めんどくさいことにならないように、ふわっと言おうとすると、UN Women(国連女性機関)日本事務所長が言うところの、「外の世界からの目を意識して」的な発言になる、ってことだと思うんよね。

 

なんとなく分かりますかね?

 

もう一歩踏み込んで言っちゃうと「日本」という、ジェンダーギャップ指数120位の国の人々の考えなんて、世界標準、世界基準からかなりズレてる可能性高いんよね。その自覚ある?

ジェンダーに関する自分の考え方が、世界標準とはかけ離れている可能性がある、という自覚がある人がどのくらいいるだろうか。

 

一歩引いて、自分自身のことさえ客観的に見ているだろうか?

そのうえで、

ギャンギャン吠えてるんだろうか?

自分の信じているジェンダー観が、自分のような人間の存在が、日本のジェンダーギャップ指数を激下げしているのではないか?と自問自答している人がどのくらいいるだろうか?

・・・っていう。

 

「ジェンダーギャップ」 日本の男女格差はなぜ世界で120位なのか:日経ビジネス電子版

男女の違いにより発生する社会的・文化的な格差を「ジェンダーギャップ」という。日本のジェンダーギャップは先進国中最低、アジアの中でも中国や韓国に大きく差をつけられている。

 

日本の「ジェンダーギャップ」指数の順位は156カ国中120位だってさ。

先進国中最低

だそうです。

 

だから、日本の当たり前は、世界の非常識である可能性、めちゃくちゃ高いです。

ジェンダー周辺に関しては。

 

これを踏まえて考えると、先ほどのUN Women(国連女性機関)日本事務所長のおっしゃることも腑に落ちると思いますし、

UN Women(国連女性機関)本部が、今回の全面広告を「容認できない」と抗議する書面を日経新聞に送付した、というのも、分からなくもない、というか分かる…はず。

 

もろもろ踏まえると、そもそもの価値観にズレがあってもおかしくないワケで。

そして、日本と世界の見解にズレがあった場合、「日本が正しくて世界が間違っていた」とはならんわけですよ。

ということは・・・って考えると分かりますよね?

 

あぁそうなんか、世界基準に照らし合わせると、けっこうまずいことだったんだな、という話だと思うんです。

私自身は日本人だし「海外からの視点」がどんなものなのか知らないんですが、どうやらそういうことなんだろうなぁと、納得しておりますよ。

 

お分かりいただけただろうか…?

 

 

最後に、オマケとして「たわわ問題、結局、誰のせい?ランキング」を発表~♪

所詮、このブログはエンタメですから。

最後にオマケ(というかメイン?)として、圧倒的な独断と偏見で、

「結局、誰のせいでこんな揉めてんのよ?誰がダメだったんだよ?」

というランキングを発表したいと思います!

 

 

「結局、誰のせいでこんな揉めてんのよ?誰がダメだったんだよ?」ランキング、第3位から発表~!

 

 

第3位!

講談社の内部の人間たち!

これがもうね~、もしかすると、ジェンダーギャップ指数を無自覚に激下げしている張本人たちなのかもしれません。いや、知らんけど。

(講談社)社内で色々な人の目を通して検討したが、広告を問題だと認識しなかった」という話ですからねぇ、ようするに、自覚が全然ない、っていう部分で、これが本当なら一層、闇が深いっちゃ深いのかもしれませんねぇ…。

 

 

第2位!
講談社の偉い人!

「週刊ヤングマガジン」で連載中の漫画『月曜日のたわわ』(比村奇石氏)の単行本最新刊を告知する全面広告の掲載を「日経新聞」に依頼した講談社の偉い人が第2位です!

結局、「よし、これでOKだっ!」ってGOサインを出した人の価値観、倫理観、ジェンダー観、あるいは、空気を読む能力、こういったものが大きく影響しているということで。「誰のせいだよ?ランキング」で上位に食い込む結果となりました。

 

 

そして!

栄えある第1位は!!

日経新聞の偉い人です!

端的に言って、この人がある意味「無能」、ある意味「ボンクラ」だったことが、今回の問題の根源になるような気がします。知らんけど。

というのも、

日経新聞って、広告によってジェンダー平等を推進する「アンステレオタイプアライアンス」と呼ばれる取り組みの旗振り役を担ってきた、らしいんよね。

ようするに、

「日本のジェンダーは俺に任せろ!オレがリーダーシップとるよ!」って言ってたやつが、それまでの立場とは真逆のことをやっちゃった、みたいな話になってんのよね。

たとえば、

「暴力反対っっってんだろうが!」って言いながら人をぶん殴る、的な人がいたら、おいおい、ってなるじゃないですか。

警察官でありながら万引き、

消防士でありながら放火、

ヤクザでありながら、段ボール箱に捨てられていた子猫をそっと抱き上げる、

・・・・・・

みたいな状況を見た時に、人は「おいおい」って突っ込むじゃないですか。

そういうことになってんのよね、おそらく。

泥棒による万引きよりも、警察による万引きの方が、タチが悪い、っていう風に考えると、今回の日経新聞の判断(広告掲載)はちょっと浅はかだったんじゃないかなぁ~と、言わざるを得ないのかもしれません。

それこそ、「外の世界からの目を意識して」いたのかどうか。

疑問が残っちゃうわけですよね。

 

みなさんも、自分なりの「結局これ、誰のせいランキング」、妄想してみてくださいネ!

 

 

あっ!

最後の最後に気づいちゃった。

これがもし、炎上含めて、すべてが計算されていたとしたら…。

・・・・・・・・・

とんでもない広告効果だったんじゃないだろうか…?

今頃、どこかで誰かがニヤリと笑っているのかもしれない…。

 

 

私自身も、この作品の存在を、今回の件で知りましたし、そういう人、めっちゃ多いかも。

そう考えると、結局、黒幕は・・・・・・

 

信じるか信じないかはあなた次第です!

 

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