忘れた頃にやってくる【はてなブログ初心者講座】のお時間です。
今回は「サイドバー(スマホだと記事下)を有効活用していますか?」って話です。
(あくまでもオレ流の内容です)
今回は特に、ブログで取り上げるネタが多岐にわたっている「雑記ブロガー」に向けた内容
私のこのブログ「自由ネコ」もそうですけど、思ったことを何でも書いちゃう、いわゆる「雑記ブログ」を運営している初心者の方々に向けた内容となっております。
(しかも、あくまでも自由ネコ流)
あらかじめご了承ください。
まずね、「雑記ブログ」の強み、ストロングポイントって何ですか?って話なんですけどね。どうですか。
みなさんは、どう考えてますか?
あくまでも個人的な見解ですけど私は、雑記ブログの一番の強みって、節操無く、いろんなジャンルのことを自由奔放に、好き勝手に書けることだと考えております。
基本的に、縛りが無い。
何を書いてもOK。
これが一番のメリットなんじゃないかと。
このブログ「自由ネコ」も、なんでもかんでも、思いついたことはダラダラと書きまくっております。
時事ネタみたいな、ニュースに言及するような記事とか、あるいは、お悩み相談みたいなことをやってみたり、映画やドラマの批評的な記事を書いたり、ただひたすらふざけているだけのネタ記事を書いたり…。
とにかく、何でも書いています。何でもです。
「自由」を体現するうえで重要なのは、おそらく「振り幅」です。
陰と陽です。緩急です。強弱です。メリハリです。
インハイでのけぞらせて、アウトローです。
ボディーに意識を向けさせて、本当に狙っているのはチョークスリーパーです。
ちょっと何を言ってるのか分かりませんよね?
大丈夫です、私もよく分かってませんから。
あまりにもいろんなことを取り上げている雑記ブログだと、直近の5~10記事のタイトルを見ただけでは、全貌がまったくつかめない問題
例えば、野球の話題ばかりを取り上げているブログとか、犬の話題ばかり取り上げているブログとか、いわゆる「特化ブログ」なら、直近の数記事を読めば、ブログの全体像とか傾向って、なんとなくつかめるじゃないですか。
先月も、先々月も、おそらく、同じジャンルの同じような話題を取り上げていたんだろうな、と。
でもね、めちゃめちゃフリーダムに、様々なことに言及している雑記ブログなんかだと、数記事読んだくらいでは、全貌がまったく分からないわけですよ。
野球のことが書いてあるかと思えば、サッカーのことも書いてある。
バスケや、テニスや、格闘技のことも書いてたり。
「なるほど、これはスポーツに特化したブログなのかな?」と思いきや、映画やドラマや書籍の感想文みたいなことも書いてたり。
真面目なことも書いてるけど、バカなことも書いている…みたいな。
結局、この人は何者なんだ?と。
そういうブログだと、訪問者がどの記事を読んだかで、ブログから受ける印象が全然、違ってくると思うんですよね。
たまたま偶然読んだ記事が、その訪問者の心にヒットするかもしれないし、あるいは、運悪く、その記事だけはまったく心に刺さらないかもしれないし。
これはもうね、運もちょっと関係してるんじゃないかと思うんですよね。
巡り合わせのタイミングというか。
んじゃどうするか。
たまたまブログを訪れてくれた人が、その心にヒットする記事と巡り合う確率を少しでも高めるにはどうすればいいのか。
過去30記事分のタイトルを眺めれば、どんなブログでも、ちょっと読みたくなるような、気になるエントリーがあったりする
あくまでも私の場合ですけどね。
はじめて訪問したブログでは、一応なんとなく、過去記事一覧みたいなものをチェックしたくなっちゃうんですよね。
この人は何者なんだろう、どんな価値観で、どんな美意識で、どんな思想の持ち主なんだろう?みたいな。
ちょっと気になったりするわけです。
んで、もしも直近のエントリーが、こっちの心に全然ヒットしないような内容だったとしても、そのブログの過去記事を30記事分くらい遡れば、必ず「この記事、読んでみようかな」って思うような、気になるエントリーが見つかるわけです。
大変なのは、関連記事や過去記事へのリンクなどをどこにも設置していない雑記ブログね。読みたくなるような記事を見つけにくい
たま~に見かけるんですよね。
サイドバーに「最近の5記事」のタイトルだけしか表示していない雑記ブログ。
・・・・・・・・・
情報量、少なすぎね?
それだけでいいの?
それだけで十分なの?
・・・・・・・・・
自分のブログに自信があるんでしょうかね?
直近のエントリー5タイトルだけ表示しておけば十分、読んでもらえると?
読者がクリックしたくなるタイトルが、その5記事の中に含まれているはずだと?
そういう発想なんですかね?
私はそんな勇気はありませんね~。
直近の5タイトルだけで、たまたまブログを訪れてくれた方々のハートをガッチリとキャッチできる自信は無いです。
たぶん私はそんなに打率、高くないです。
個人的には、20~30記事くらいのタイトルをズラリと並べておきたい衝動に駆られます。
できるだけ多くの記事タイトルをサイドバーに表示しておきたい。
ようするに。
私のお店(ブログ)の棚に、たくさんの商品を陳列しておけば、必然的に、お客さんは、自身が欲していた商品を発見できる機会が増えるんじゃないかな?
って気がするのです。
お客さんが、「あっ、これ気になるな、読みたいな」って思えるエントリーを見つけやすいように。
できるだけ多くの記事タイトルをサイドバーに並べておきたいんですよね。
そうすることで、2記事、3記事と、続けて読んでもらえる可能性が増えるんじゃないかと。
参考に。人はあんまりクリックしてくれない。ハンバーガーアイコンの話。
いわゆる「ハンバーガーアイコン」ってありますよね、漢数字の「三」みたいなヤツ。
こんなの。
↓
三
メニュー表時用のアイコンっつ~か。
「ここをクリックすると、いっぱい情報を得られますよ~」
みたいな意味合いを含んでいるわけですけど、なかなかね、人間ってクリックしてくれないらしいですよ、ある調査によると。
ハンバーガーアイコンをクリックすれば、何かが表示される。
でもその何かが何なのかはクリックしてみないと分からない。
そういう状態では、人はあんまりクリックしないらしいです。
例えば、こういうことだと思うんです。
今、テーブルの上に1個の箱があったとしましょう。
んで、
「この箱の中に、いろいろなお菓子が入っています。どうぞご自由に」って、蓋に書いてあったとするじゃないですか。
中に入ってるわけですよ、チョコとか、ガムとか、クッキーとか、アメちゃんとか。
通行人は、勝手に箱のフタを開けて、お菓子を取り出すことができる。
そういう状況。
さて。どうなるか。
おそらくね、通りすがりの人々はその箱のフタを自分で開けて、中身をチェックするか?っていうと、基本的にはしないわけよ。
中に何かが入ってることは分かっていても、自分でフタを開けてまで、中身のお菓子を確認しようとはしない。
そこまでして、お菓子をGETしようとしない。
…ね。
ここまではよろしいでしょうか。
んで、今度は別のパターン。
もしも、お菓子が箱の外に並べられていたら、どうだろうか。
最初からモロに見えている状態。
そしてお菓子の横に「ご自由にどうぞ」と書かれている。
通りすがりの人々が、自分で箱のふたを開けなくても、いろんなお菓子を確認できる状態。
おそらくね、通りすがりに、どんなお菓子があるのかチラ見する人、実際にお菓子を持って行く人、格段に増えると思うんですよね。
そういうことなんですよ、人間っつ~生き物は。
ということで。
おそらく、ブログに関しても同様のことが言えるんじゃないかと。
「ここをクリックすれば、他の記事も読めます」
ではダメで、
他にもこんな記事がありますよ~!と言わんばかりに、いろんな記事タイトルを目視できるように、サイドバーに並べておくべきだと思うんよね。
それではじめて、クリックしてもらえる回数が増えたり、複数の記事を読んでもらえる確率が高くなるんじゃないかと。
おそらく人は「どんな記事を読みたいのか」自分では分かっていない。
リンゴのマークでお馴染みのアップルのスティーブ・ジョブズが、こんなことを言ったらしいです。(うろおぼえ)
凡人は、自分が何を欲しているのか気づいていない。目の前に提示されてはじめて、自分はこれが欲しかったんだ、と気づくのである。
・・・・・・みたいな。
この世にアイポッドが存在していない時、人々は
「あ~、極端にシンプルでミニマルな感じのお洒落な携帯型デジタル音楽プレイヤー欲しいなぁ~」
とは思わないわけですよ。基本的に。
しかし、ジョブズが
「君が欲しいのはこれだろ?」
と、アイポッドを目の前に差し出せば、
大衆は
「あぁ、そうだ!僕が欲しかったのはまさにこういうモノだ!」
って思うわけです。(そして買う)
おそらくブログも、そういうことだと思うんよね。
「君が読みたかったのは、こういう記事だろ?」
って、こちらから提示してナンボだと思うんです。
「自分でサイト内検索して、気になる過去記事を探してみてね」
って言われても、読み手としては、困っちゃうわけよ。
ブログを運営する側が、「こういう記事もありますよ」って他のエントリーのタイトルを並べて表示して、それでようやく、読んでもらえるんじゃないかと思うんです。
ブログのサイドバー(スマホなら記事下)ってのは、そういう風に活用すればいいんじゃないか?と。
結局なんだかんだ言って、私の場合は貧乏性なんで、できるだけ情報量を詰め込みたいんですよね。
ストイックにミニマルさを追求するとか、そういうの全然、考えてませんからね。
見た目のオシャレ度とかもどうでもいいです。
サイドバーなんて、夢、詰め込んでナンボですよ。
(夢≒情報量)
んで、オーディエンスには、できるだけ、なんか心に刺さるような記事を見つけて帰ってもらいたい。
ひとつでもふたつでも。
ブログなんてエンタメですよ、エンターテインメント。
ドンキホーテ並に、過剰に過去記事を陳列したいですね、サイドバーに。
いわゆる圧縮陳列。
ドンドンドン♪
ドンキー♪
鈍器で殴られた~♪
で、お馴染みの、あのドンキホーテですよ。