いま日本で最も忌野清志郎の対極に位置しているであろう箕輪厚介氏が、清志郎の言葉を引用してセクハラ&パワハラを正当化するという、アクロバティック極まりないエクストリーム自己弁護を敢行。
これには清志郎ファンも黙っちゃいないでしょう。
清志郎が生きていたらなんていうかな…
『自分の手で食ってく奴が簡単に反省しちゃいけない』って、サラッと言ってのける箕輪厚介氏。そこに信念や理念はあるんか?
みんな知ってるあの有名な「自称・天才編集者」箕輪厚介氏。
もう、詳しいことは説明しませんよ。
超有名だし。
しかも
天才だからね。
天才。
(自称だけど)
「出版人の嫉妬だよね。箕輪むかつくっていう」「いきなり『東京改造計画』ドーンってやってこんだけニュースになってめちゃめちゃ売れて、また嫉妬してるだろうね」「もうどうしようもないよ。実力が違いすぎるんだもん、正直。嫉妬されても申し訳ないっつーか、実力が違いすぎるんだよ」(箕輪厚介) https://t.co/5s5rFCwDF0
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2020年5月30日
(あとセクハラとパワハラで有名)
よく知らねぇって人は、こちらの記事読んでちょ。
まぁ、どうにもならんですよ、この人は。
全文を読むと吐き気がしちゃいますんで、一応、最後の部分だけ引用しておきますか。
「反省していない」「ふざけんなバーカ」
A子さんが意を決して行った告発も、メディア関係者をはじめとする批判も、箕輪氏の心には響かなかったのだろうか。箕輪氏はこう続けるのだ。
《俺のやった罪ってそんな重くないだろ。はっきり言って。まぁしょうがないよね。でもさ、俺のやった罪って重くないって思うけど、山田孝之が沖縄行っただけであんな叩かれるんだから世の中ってクズだなって思う》
動画の最後は「箕輪編集室」のメンバーに向けての感謝で締められた。しかしそこで箕輪氏は強調するように、「反省していない」と断言するのだ。
《あの、反省してないです。気を付けます。以上。反省はしないです。忌野清志郎のことばに、「自分の手で食っていく奴が簡単に反省しちゃいけない」っていうことばがあって。俺は反省してないです。ふざけんなバーカ》
そして箕輪氏は二本の指を額に当てて、会員に《グッバイ!》と告げてライブ配信を終えた。
あの、反省してないです。気を付けます。以上。反省はしないです。忌野清志郎のことばに、「自分の手で食っていく奴が簡単に反省しちゃいけない」っていうことばがあって。俺は反省してないです。ふざけんなバーカ
「ふざけてるバカはおめぇだろ!」っていう、清志郎ファンの怒号が聞こえてきそうですが…。
ちょっとこの人は、何か勘違いしてんじゃねぇかな…って気がしますよねぇ…。
恐山のイタコか、「ゴースト」のウーピー・ゴールドバーグに依頼して、ちょっと清志郎本人に降りてきてもらって、ちゃんと説教してもらいたい感じですよね。
箕輪厚介が清志郎の"自分の手で食ってく奴が簡単に反省しちゃいけない"って言葉をセクハラ正当化の文脈で使ってるの知って仰天。原発や天皇のこと歌って発売禁止の憂き目にあった人が発した言葉を、セクハラした人が自分の行為を正当化するために使うって文脈無視にも程がある。
— 栗田隆子_"ぼそぼそ声のフェミニズム" (@kuriryuofficial) 2020年6月1日
「原発や天皇のこと歌って発売禁止の憂き目にあった人が発した言葉を、セクハラした人が自分の行為を正当化するために使う」
って、どういうこと?
これはちょっと…
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
あんまりだよなぁ…。
私はそんなね、熱心な清志郎ファンじゃないですけどね、それでもちょっと、頭にきてますよ。
なんつーか、「世の中を良くしたいと願った人」の言葉を「世の中を悪くする人」が都合よく利用してる…っつーか。
だとすれば、
忌野清志郎ファンの皆さんは、今ごろどんな気持ちなんだろうな…って、ちょっと思っちゃうんだよなぁ~…。
もしも箕輪氏に本当の友達がいるなら…。グーで箕輪をぶん殴って「バカヤロー!箕輪!いい加減に目を覚ませ!」って言ってくれる人こそが本当の友達なんじゃねぇのか?って気がしますが。
堀江貴文氏や箕輪厚介氏のような「大衆を舐めてかかっているオンラインサロン主宰者」に誘引される不可解な大衆が存在する理由は、崇拝者たちが自分を「大衆」とは思っていないからだ。むしろ、大衆を舐めてかかる存在になりたいという欲求が、彼らをして愚民蔑視思想追随者たらしめている。
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) 2020年5月26日
箕輪厚介の「権力者飲み!!権力こそ自由!」という言葉がジョークとして流通するような社会は、端的に言ってクソだよ。人間にも歴史にも知性にも敬意を欠いている。
— コメカ (@comecaML) 2020年5月31日
普段、箕輪厚介氏と交流のある、お友達的な人々や、サロンメンバー(いわゆる信者たち)は、基本、距離を置いてふわっと茶化すか、ダンマリを決め込んでる感じですかね。
本気で箕輪氏を叱ってくれる人など、ほぼ皆無。
これが「天才の悲哀」ってやつですかね…
って、違うわ!
結局、そこには本当の友情なんて一切なくて、ただお互いに「カネヅル」として利用し合うだけの間柄だったってことなんでしょうかね?
追い風の時には近づき、逆風の時にはクモの子を散らすように去っていく。
理念も信念も誠実さもなく、
ただ単純に
「カネが儲かるのか儲からないのか?」
その一点だけを指針に生きている人々の、なんという脆さよ。
ナイナイの岡村さんがラジオでやらかしたとき、相方の矢部さんは、岡村さんに説教したわけですよ。
それが岡村隆史のためになるなら、当然、がっつりボコるわけですよ。
近しい人が間違ったことをした時には「お前、間違ってるよ」って言ってやるのが「愛」だったりするわけですよ。
そういうことでしょ、本当の信頼関係って。
いや、知らんけど。
そういう意味では、箕輪厚介氏は「可哀そうな人」なのかもしれませんね…。
箕輪氏、もしかすると最近、清志郎の名言集を読んだのかも知らんけどさ、上っ面だけ清志郎の言葉をなぞってもダメだよね。生き様が伴っていない。真逆。
忌野清志郎|デビュー50周年記念 名言集『使ってはいけない言葉』が5月2日発売 - TOWER RECORDS ONLINE
「みんながやっぱ自分は人間のクズだと思ってればさ、素晴らしい世界が来ると思うんだよね(笑)」
今なお多くの人々に愛され続けるバンドマン・忌野清志郎の名言集が、命日にあたる5月2日に全国一斉発売されることとなりました。
2020年は、1970年に「宝くじは買わない」(RCサクセション)でデビューした忌野清志郎にとって、デビュー50周年。
それを記念し、忌野清志郎の残した古びないメッセージの数々を、著作、出演雑誌、出演番組、ファンクラブ会報、ライブMCなどから網羅的に収集し、現在のファンだけでなく、未来永劫「これからキヨシローファンになる若い人たち」のために残すプロジェクト。
はい、ということで、箕輪氏への言及はこれで最後とする予定です。
(彼がまた何かやらかしたら書くかもしれんけど)
なんだかんだで、「箕輪三部作」の様相。
エピソード1
エピソード2
エピソード3。
ルークの父親がダースベイダーだったのと同様、箕輪厚介の父親が見城徹だったことが判明する神回(完全に嘘です)