話題の新感覚サスペンス映画『THE GUILTY ギルティ』を観てきたよ

広告

アメリカの映画レビューサイトで驚異の「満足度100%」を叩き出した話題のデンマーク映画『THE GUILTY ギルティ』を観てきました。

監督にとって初の長編映画、役者はほぼ無名、圧倒的な低予算。これは、ある意味、デンマーク版「カメラを止めるな!」と言っても過言ではない…!

 

映画「ギルティ」は、ゴリゴリのネタバレ厳禁系サスペンスなんで、面白さを伝えようにも、何も言えねぇ!

これねぇ~、確実に、予備知識なしで観に行った方が楽しめると思いますね。

あらすじとか、いろいろ調べない方が良さそうです。

 

何も知らない、何も分からない、という状態で、映画館へ直行した方が、いいんじゃないかなと。

 

とはいえ。

せめて予告編だけでも観てから判断したい、ってのが人情ですよね。

一応、予告編、貼っておきましょう。

ペタッと。

www.youtube.com

 

いや~、まさか最後の…オチが…。どんでんがえ…

おっと。

言っちゃイカン。

 

ものすごくザックリ、ネタバレにならないように言うとですね。

 

緊急ダイヤルの電話番(主人公の男、アイガー)は、基本的に、何の情報も持っていないわけです。何も分かってないわけです。

何の予備知識も事前の説明もないまま、かかってきた電話をとりますよね。

 

完全にまっさらな状態で、電話を通して、声と音だけで状況を探っていくわけです。

この感覚が、まったく何も知らずに映画館の観客席に座っている我々と、ほぼほぼ同じ状態なんですよね。

 

すごく感情移入してしまいます。

自分の感情と、主人公の感情が、オーバーラップするというか。

 

我々が「えっ?」ってなる場面では主人公も「えっ?」ってなってる。

我々が「あ~、なるほど、分かってきたぞ」って思う場面では、主人公もまさに「なるほど、分かってきたぞ」の状態なのです。

まさに、主人公のアイガーと一緒に謎解きをしてるような感覚。

 

あ~~、いろいろ解説してぇ~~~!!!

 

あと、もう一個だけ。

もう一個だけ、言わせてください。

ネタバレにならない程度で、うっすらと言いますんで。

 

この映画、緊急ダイヤルにかかってきた事件の話がメインなんですけどね、実はもうひとつ、別の話が並行して進んでいきます。

主人公の、プライベートの用事が、私物のケータイにかかってくるんですよね。緊急ダイヤルの仕事中に。

んで、こっちはこっちで、なにか、かなり厄介なことになってそうな雰囲気で。

(我々観客には、何の説明もありません。映画が進むつれ、徐々に分かっていきます)

 

主人公のアイガーは、職務として緊急ダイヤルの相手とやりとりしつつ、その合間合間で、自分の抱えている問題にも、対応していかなければならないんです。

そしていつしか、まったく関係なかったはずの二つの話が、じわじわと次第に絡み合っていき…

おっと。

もう、これ以上は言わなくていいでしょう。

 

続きは映画館で確認してみてください。

 

 

この映画は、ある意味、デンマーク版「カメ止め」だ。圧倒的な低予算で、ここまでやれる!

もしかすると、「カメ止め」よりもお金かかってないかも知れません。

ホントに、それくらいの規模の映画です。

それなのに、すごく高く評価されてますね。

 

逆に言うと、その分、脚本が練りに練られてるって感じでしょうかね。

お金がない分、アイデアで勝負する、センスで勝負する。

映像もスタイリッシュで、チープ感が全然ない。

 

「ハリウッドでリメイク権の争奪戦が始まるだろう」

ってコメントをどこかで観ましたが、すでに、アメリカでのリメイクは決定したらしいです。

ってかさ、こういう映画のリメイクって、本家デンマーク版と同じオチじゃ成立しない気がするんだけど…ラストの展開、改変するんだろうか。…でもどうやって?

 

guilty-movie.jp

 

gattolibero.hatenablog.com

 

gattolibero.hatenablog.com

 

gattolibero.hatenablog.com