3年書いてますけど、いまだに、面白いブログの書き方とか、人を惹きつける魅力的なブログの書き方とか、全~然、分かりません。
「ふらっとブログを訪れた人に、興味を持ってもらえるか否か?」その差はどこにあるのか。全然、深く考えたことがありませんでした。
しかしね、今回、なんとなくヒントが見えたような気がしてきました。
いち読者として「面白いブログを読みたい」「面白いブログを見つけたい」ってのは日々思ってますが…
「どこかに面白いブログ、転がってないかな~」って思いながら、はてな村を物色する日々を送っております。
しかしね、ふと我に返ったんです。
「自分は、どんなブログを求めているんだ?面白さって何なんだろう?」
って。
そうするとね、
・・・・・・・・・
明確な答えが無いんですよ。
「自分は、こういうブログを探し求めているんだよ」
って、スパッと答えられない。
私自身、社会のド底辺で這うように生きてますんでね、あんまり、リア充がドヤってるようなブログは読みたくないわけですよ。
読んでも、そこには「共感」がないんで。
なんか、「オレ、すげぇ」とか「ワタシ、キラキラしてる」みたいな自己顕示欲がそこはかとなく充満している記事とか読んでも、全然、心に響かないっていうか。
かといって、
非リア充が、ひたすら自虐的なことばかり書いてるような、読むとテンション下がるような、生命力を持って行かれるような、愚痴ブログなんかも、読みたくない。
・・・・・・
これ、ベクトルが逆なだけで、読者の立場からすると、どちらもブログ主の自慰行為を見せられてるようなもんだよね。
プラス方向にしろマイナス方向にしろ、どちらも、自分勝手に空を飛んでるだけですよ。
あれっ?そうすると、
「リア充のブログも、非リア充のブログも読みたくない」ってことになっちゃうのか?
…いや、違うね、そうじゃない。
プラスだろうがマイナスだろうが、方向は問題ではなくて、重要なのは
「ブログってのは読む人がいるんだ」と自覚できているかどうか。
エンターテインメント性を意識できてるかどうか?
それが、カギになってくるんじゃないかと。
ブログってのは「ひとり遊び」じゃなくて、「誰かとのやりとり」なんだと。
いや、もちろん、完全に自分勝手に、ひとりよがりで、訪問者を想定せずに、ただひたすら、己の中の感情を吐き出すためだけのブログってのもアリですよ。
全然、アリなんだけどさ。
それをやるんなら、「誰にも読まれない…」とか「誰にも共感してもらえない」とか、グダグダ言っちゃダメだよね。
これはもう、リアルな社会でも一緒で、
「自分勝手に振る舞う人の周りからは、人がいなくなる」
ってのは、当然のことだからさ。
基本的には普通、人間って「面倒な人には関わりたくない」って思うわけじゃん?
中には「面倒な人に関わりたい」っていう人もいるだろうけど、そういう場合、その人自身も「面倒な人」だったりする可能性、高いしねぇ…。
「面倒」×「面倒」になって、結局はお互いに傷つけあうことになったりして。
このへんの、「エンターテインメント性」についての話って、過去にもちょびっと書いてるけどね。
んで、今回は、さらに突っ込んだ話をしようと思います。
「エンターテインメントのかたまり」みたいなブログがある。これはある意味、ひとつの模範解答なのではないか?
最初にこのブログを見つけた時、「ウホッ!お宝発見!」って思いましたね。
実際私は、この記事に対して「めちゃめちゃ興味深いブログ発見。 」ってコメントを残しております。え~と、2017/09/30だ。1年半くらい前か。
なんかもう、いい意味でめちゃくちゃバカバカしくて「これはスゴイ人材を発掘したぞ!」と、自分の中でひそかに小躍りしてしまいました。
(実際には、発掘という言葉は語弊があり、この時点で、すでにゴリゴリに頭角を現しておりました)
私はもともと、サバイバル的なコンテンツとか大好きなんですよね。
んで、このラッコアラ(現・緑川愛)さん、とにかくもう、体を張りまくるわけですよ。実際に、行動するわけです。
やはりね、
どんなに理屈をこね回しても「実際にやってみた」にはかなわないわけで。
体を張って挑戦したコンテンツには、パワーがあります。
THE・説得力!実際に自分でナイフ的なモノを作る!
石器づくりにもチャレンジ!
ボクシングにも挑戦!
滝行もする!!!
実際に体を張って、体当たりで勝負する人には、「面白さ」とか「興味深さ」という点で、ちょっとかなわない感じがあります。
特に私のような「安楽椅子ブロガー」にとっては。
いくら口先だけで上手いこと言っても、小手先で滑らかに文字を綴っても、実際に動いた人にはかなわない。
バーチャル全盛の時代だからこそ、リアルな体験に価値がある。
そういう意味では、ユーチューバーが支持されるのも、当然と言えば当然のことかも知れませんね。
だって、彼らは、実際に、やってる、からね。
私もぶっちゃけ「これからの時代、動画が正解なんじゃないかな…?」とか思い始めています。自分にその適性があるかと言えば無さそうなんですが。
ということで。
ブログでバズりたいなら、動け!走れ!飛べ!特に若い衆。
なんかさ、まだ10代とか、20代とかでさ、「人生とは◯◯である」みたいなこと語ってる人とか見るとさ、「おっ!すごいな、立派だな!」って思うよりも、
「あ~、自己啓発本とか、意識高い系サロンで吹き込まれたこと、受け売りでそのまま、丸のみしちゃってんなぁ~」
って思っちゃうんよね、大抵の場合。
自分自身、まだ失敗も成功もしてないのに、人生の何を語るというのか?
人生の神髄とは?などと、ドヤ顔で悟ったようなこと語っても、見抜く人にはバレちゃうよ。
「自分の人生」から紡ぎ出した言葉にこそ、力があると思うんよね。
泣いたり、笑ったり、絶望したり、そこから這い上がったり。
その経験の中から生まれてきた「気づき」にこそ、意味があると思うんよね。
だからさ、魅力的な人になりたいとか、魅力的なキャラクターを演じようとか、そういうのは、もう辞めてさ、とにかく、動く、やる、ってのが、実は一番の王道なんじゃないか?って気がしてきたんだよね。
実際に行動すれば、そこには、問答無用の説得力が生まれるからね。
特に、若い人なんかは、絶対に、動いた方が良いと思うんよね。
若い頃なら許されるけど、年取ってからだと社会が許してくれない、ってこと、結構あるしさ。
それに、年取ると痛感すると思うけど、通常の人間ってのは、年齢と共に、体力も衰えるし、気力も衰えるんよ。
特に、気力がなくなると、体力があったとしても、何もできなくなるから。
昔はできたけど、今はできない、ってことが、どんどん増えていく。
そうなってからじゃ、もう手遅れなことも多いんよね。
実際にやれる、動ける、ってのは、ある意味では「若さの特権」なんだと思うよ。
「年齢なんて関係ない!」ってキレイゴトをいう人もいるだろうけど、現実的には関係あるからね。
時々、超~稀に、年齢関係ない人もいるけど、そんなの超人だよ。超レアケースだよ。
「テキストによる表現にこだわりがある」
っていう人は、また別だけど、
「とにかく、ブログを面白くしたい!」
っていうんなら、
実際に、汗かいて、動いて、いろんなことに挑戦してみる、ってのも、ブログでもう一皮むけるための有効な方法だと思いますね。
ちなみに。
ここまで書いておいてアレなんですが、私個人としては、基本的に、今のスタンスで続けていこうと考えています。
適性とか、好みの問題ですね。
ずっとカミングアウトしてこなかったけど、子供の頃、作家になりたかったんよね。
「書く人」になりたかったんよ。
そういう意味では、今現在、知らず知らずのうちに夢がかなった状態だと言えるかなぁ。
ということで、気が変わってユーチューバー目指すのは、もうちょっと先かな。
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