ウルトラマラソン世界王者 石川佳彦選手から学ぶ「適性」の大切さ

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先日の「激レアさんを連れてきた。」観ました?

いや~すごかった…

そこそこの長距離ランナーだった石川さんが「自分の持ち味を発揮できるのは100キロを過ぎてからだ」と気づいて開眼、ウルトラマラソンの世界王者になった話。

自分の持ち味を発揮できる場所で戦う、これ非常に大事!

 

パッとしない長距離ランナーが、「永遠に疲れない」という自分の長所に気づき、ウルトラマラソン界の絶対王者に!

 

これ、すごい話でしたね…。

 

学生時代から、足がそれほど速いわけでもなく、陸上部でもイマイチ、パッとしない成績しか残せなかった石川佳彦さん。

 

タイムはイマイチ。

しかし、

どれだけ長時間走っても全然疲れない、という特殊能力の持ち主だったっていう…。

これ、

「自分の長所に気づけるかどうか?って、メッチャ大事だよ」

って教えてくれるエピソードですよ。

 

石川さんも、自分の特殊能力にもっと早く気づいていたら、学生時代からスーパースターになれたんだろうね~。

でもまぁ、気付けて良かったですよ、自分の持ち味に。

大抵の人は、一生気づかずに終わってるかも知れないしね。

 

学生時代の石川さんは、最初は3000メートル障害の選手として。

社会人になってからも、せいぜいエントリーするのはフルマラソン(42.195キロ)。

まぁまぁな成績は残せても、どうしても突き抜けることができない。

 

ところが。

ある時、無限に走り続けることができることに気づく。

 

メチャクチャ言ってますけど。

無限って。

 

速さを競うマラソン大会では、石川選手は1位にはなれない。

しかし、100キロ、200キロを超えるような、圧倒的な耐久力のレースになれば、石川選手の独壇場。

持ち味を存分に発揮できる。

 

 

2018年には246キロを走る、ギリシャの「スパルタスロン」で優勝、世界王者に。

スパルタスロン:石川選手、知事に世界V報告 246キロ完走 /徳島 - 毎日新聞

9月にギリシャで開催されたアテネからスパルタまでの約246キロを走るウルトラマラソン「スパルタスロン」で優勝した会社員、石川佳彦選手(30)=鳴門市=がこのほど、県庁で飯泉嘉門知事に優勝を報告した。

 

スパルタスロン2018の公式プロモーション動画。

こういうの観ると「いいな~長距離ランナー、超カッケーな~」って思っちゃうよな。


Spartathlon 2018 Official Promo Trailer

 

人生って、ウルトラマラソンに似てると思うんだよね。

 

もうね、あまりにも超~長距離過ぎて、他の選手とか関係ないんだよね。

順位とかもどうでもいい。

大事なのは、「自分との闘い」っていうかさ。

「自分自身を納得させられるかどうか?」だと思うんだよね。

 

悔いを残さず、最後まで自分を出し切れるかどうか?

そういうことだと思うんだよね。

 

 

もう一個。スパルタスロン2018公式動画。

動画の冒頭、2018年のスパルタスロン覇者、石川佳彦選手の勇姿を見よ!


SPARTATHLON 2018 OFFICIAL FILM

 

走りたくなるね~。感動的。

ゴールした人たち、みんな輝いている。

 

ちなみに2018年は台風?が近づいていたとかで天候が悪く、例年よりも苛酷なレースだったらしい。

 

石川さんは、

ギリシャでは「英雄」だそうです。

 

 

我々は石川佳彦選手から何を学べるだろうか?自分が輝けるフィールドで勝負するのだ!

石川選手が、フルマラソンの選手だったら?

おそらく、そこそこのランナーで終わっていた。

 

自分自身の適性を見抜いて、自己表現の場をウルトラマラソンに切り替えたからこそ、世界王者になれたわけよ。

 

これ、実はメチャクチャ大事なことだと思うんだよね。

 

大抵の人って、自分の適性を分かってない。

適性の無い種目で戦っている。

頑張っても報われない種目で戦ってる。

 

例えば、私自身だって、一歩外へ出れば、能無しの社会不適合者ですよ。

現代社会のルールの中では、どうにもこうにも居場所が無い。

自分の持ち味を発揮できる場所を、長い間、見つけることができなかった。

 

しかしだ。

今、こうしてブログと出会って。

自己表現の場を得て。

自分が輝けるフィールドを見つけて。

 

ようやく、人生が楽しくなってきています。

 

毎日8時間働けない、人付き合いが苦手、体力も精神力もない、そういう私でも「インターネット」や「ブログ」の中では、自分自身を表現できた。

 

ブログって、自分が好きな時間に、自分が好きなことを書けばいい。

これ、私にとってはメッチャ、心地イイんですよね。

 

文章を書くのが苦手なら、ユーチューバーを目指すのもアリだし、楽器の演奏とか、俳句を詠むとか、ひたすら、ろくろを回して茶碗を作るとか…

いくらでも、自己表現の方法ってありますからね。

重要なのは、自分が輝ける場所を見つけることです。

自分が輝けるフィールドで勝負することです。

 

 

将棋の羽生さんが、もし仮にサッカーのJリーガーを目指していたら…?

あるいは

ファッションモデルを目指していたら…?

はたまた…

ハリウッドスターを目指していたら…?

どうでしょうか。

成功したでしょうか。

将棋と同じくらい努力したとして、将棋と同じくらい伝説的な存在になれたでしょうか?

 

陸上短距離走のボルト選手が、もしも、マラソンランナーとして活動していたら、どんな実績を残していたでしょうか。

100メートル走と同じくらい、世界的な選手になれたでしょうか?

 

結局「自分の適性」を理解して、それを生かせる分野で頑張るからこそ、その頑張りが実を結ぶわけですよ。

そこんところを考慮せずに、やみくもに、アイドルになりたいとか声優になりたいとかラッパーになりたいとか、パッと目について、一見、華やかそうな世界の、目立つ職業で輝きたいって言っても、そりゃなかなか難しいですよね。

考えが安易すぎ。

 

ちゃんと、まずは自分自身と向き合わないと。

 

極端な話、100メートル走で輝けなかったけど、110メートルハードルでは世界一位になれました、みたいなこともあるわけよ。

紙一重で、自分の適性とズレてることに尽力している、って場合もあるわけよ。

 

ディフェンダーとしてはパッとしなかったのに、ボランチにコンバートされて覚醒したとか。

そういうの、いくらでもありますからね。

 

頑張るなら、それが報われる場所で頑張らないと、ただひたすら空回りするだけ、ってことにもなりかねないわけよね。

 

以上、そんなこんなで。(スタミナが無い)

 

今回、「激レアさんを連れてきた。」のウルトラマラソン石川佳彦選手の放送を観て「己を知る」「自分の適性を知る」ということの大切さを改めて実感した、っていう話でした!

 

 

あらためて思う。ブログに出会えてよかったー!

gattolibero.hatenablog.com

 

リアルがダメならバーチャルで輝け!卑屈になる必要は全くない、って話。

gattolibero.hatenablog.com

 

この本を読んだら、確実に走りたくなります。メッチャクチャ面白かった。

人類は超~長距離を走るために進化した生物だ、って話。最高。

gattolibero.hatenablog.com