「ノストラダムスの大予言」とは一体なんだったのか

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「ノストラダムスの大予言」の著者、五島勉氏が6月16日にひっそりと死去していたとかなんとか。

そういえば昔ありましたね。「1999年に人類滅亡しますよ~」って。

(予言の書の解読&解釈にはいろいろな説があったらしいですけど)

 

「ノストラダムスの大予言」シリーズの1発目は1973年に出版されたみたいですね。…そんな昔だったっけ?

 

「ノストラダムスの大予言」の著者・五島勉氏が90歳で死去していた | 文春オンライン

 

1973年11月に「ノストラダムスの大予言」(祥伝社)を上梓。同著は〈1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる〉として、1999年7月に核戦争や環境汚染によって人類が滅亡することを示唆。日本中に“世紀末ブーム”が巻き起こり、250万部を超えるベストセラーとなった。「大予言」シリーズは1998年まで全10冊刊行されている。

 

250万部を超えるベストセラー!

 

これさぁ…、1973年当時に「1999年で終わり!」って言うのは、理解できるんですよ。

それがホントかどうか、判明するまでに20年以上かかるわけですから。

たとえ口から出まかせの大嘘だったとしても、バレるまでには26年かかるんでね。

 

「あのインチキ野郎!嘘つきやがったな!全然、滅亡しねぇじゃねぇか!」

って読者が激怒するのは20年以上あとのことですから。

それまでには、著者の五島勉氏が、地球の裏側まで逃亡することも可能なくらい、時間的な猶予がありますからね。

 

でもさ~、シリーズ最後の「ノストラダムスの大予言 最終解答編」が出版されたのは、1998年7月だったらしいんですよね。

これ、著者の五島氏が提唱している人類滅亡の1年前じゃないですか。

・・・・・・・・・

別の意味で怖いわ。まだ出すのか。

1年後には、ホントかウソか、答えが出るっていうのに。

 

「大予言、大外れ」っていう可能性も高かったのに、あえてリリースしたのは何故なのか?

・・・・・・

もしかしてアレかな、最後の「かきいれどき」だと踏んだのかも…。

「最後っ屁」的な。

1999年を過ぎちゃうと、もうノストラで金儲けできなくなっちゃうもんね…。

人類が滅亡してもしなくても、五島勉氏の(社会的な)滅亡は決定…というと語弊があるかもしれませんが。

結局、最後に出した1冊は、あんまり売れなかったみたいですが。

 

 

ちなみに、「北斗の拳」の設定なんかも、たぶん、ノストラダムスの大予言(1999年滅亡)の影響を多少は受けてるような気がしますね。

「199X年、世界は核の炎に包まれた…」って感じで始まりますから。

 

 

そういえば、うちにも1冊、ノストラ系の本、あったんだよなぁ…1999年滅亡、的な。

昔、ノストラダムス・ブームみたいなのありましたからね、うちにあった本は、ブームに便乗した類似品?だったのかもしれませんが。

著者が誰だったか、記憶にありませんが、なんだかんだで「1999年で滅亡」みたいなタイトルだったような。

んでさ、

子供心に「こわっ!でも気になる!」って思ってさ。

ちょっとだけ、チラ見したことがあったんすよね、そのノストラ本。

んで、

印象に残ってるのがさ、

中国の台頭」みたいな予言でさ。

 

その本の中で、

「眠れる獅子・中国が覚醒し、世界に対して多大な影響力を発揮するようになる」

みたいな、当時としては「まさか?」のくだりがあったんよね。

それで、

子ども心にビックリですよ。

 

今なら、否定できないくらい、中国が圧倒的な力をつけてきていますが、

当時としては、「たとえ100年経とうが中国が日本に追い付くなどありえない」みたいな風潮だったんですよ。ホントに。

 

これ、今のナウなヤングのみなさん的にはビックリするかもしれませんけど、30~40年くらい前だと、ホントね、悪い言い方をすると、中国のことを見下しているような大人たちも多かったですよ、当時の日本って。もうその当時の雰囲気とか空気感を忘れてる人も多そうだけど。

 

たとえば…

中国の人といえば、みんな同じ服を着て。

(自由に好きな服を着れない?)

朝の通勤ラッシュ時は、とんでもない数の自転車が道路を埋め尽くして。

(車を買うお金がない?)

・・・・・・

みたいなイメージしかなくて。

普通に暮らしているだけだと、ほとんど情報も入ってこないし。

(インターネットの無い時代です)

 

そういえば、昔は「外国といえばアメリカのこと」だったんすよね。ほぼほぼ。

知ってる外国人の名前を挙げてみろと言われれば、ほぼアメリカ人。政治家なり、映画スターなり。

アメリカ以外の外国のニュースなんてほとんど話題にならないし。

 

だからさ、サッカーのJリーグが始まった時、「あれっ?世界ってめちゃくちゃ広かったんだ!」って感じた人も、多かったと思うんすよね。

(サッカーをとりまく世界は、アメリカを中心に回っていなかった)

 

なんか、どんどんノストラダムスから離れていってますね…。

 

単なる昔ばなし状態。

 

でもさ~、こうして思い返してみると、時代は変わりましたねぇ…しみじみ。

インターネットとか。

スマートフォンとか。

本当に大げさではなく、生活が激変してしまった。

 

1人に1台コンピューターとか、自分が生きてる間は実現不可能だろうなって思ってましたからね。

それがまさかの。

中高生でもスマホを持つような時代ですよ。

 

それでもいまだにツーブロック禁止とか。

なんなんでしょうか。

「新人は白シャツ」「ツーブロック禁止」 会社や学校で、“謎ルール”が存在している事情 (1/6) - ITmedia ビジネスオンライン

 

もしかするとノストラダムスも予言していたかも。

「1999年以降もツーブロック禁止は続くだろう」と。

 

ノストラダムスの大予言 迫りくる1999年7の月人類滅亡の日

 

 

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