激しかった「Pay戦争」も、なんとなく「PayPay」の勝利で幕を閉じそうな気配がありますが、最終的にキャッシュレス決済は、遅れてきた大本命「VISAのタッチ決済」が主流になるような気がしています(あくまでも個人の意見です)
PayPay、LINE Pay、メルペイ、楽天ペイ、d払い、au PAY、7pay、オリガミPay…果てしなく続くサバイバルレース…
いろいろありましたよねぇ~、仁義なきペイ戦争。(仮)
PayPayが事実上、LINE Payを飲み込むとか、
草分け的存在のオリガミPayが、メルペイにタダ同然で買い取られたあと、サービス終了決定とか、
7Payが、自信満々に参入してきた直後に自爆して終了とか、
様々なドラマがありました。
んで、ようやく「ペイ・パンデミック」も収束の兆しが見え始めておりますが…
結局、最終的にはどうなるんだ?
日本のキャッシュレス決済スタンダードは「何ペイ」になるんだ?
最後にペイ界を牛耳るのは、どこの誰なんだ?
ってのが、ちょっと見えてきたような気がしますね。
一応、今現在のスマホ決済だと、「PayPay」の一人勝ち、みたいな状態なんでしょうかね。
何かのグラフでチラ見したんですが、「知名度」と「利用頻度」に関しては、2位以下を大きく引き離していたような。(うろおぼえ)
んで、「PayPay」自体も、シェアを十分勝ち取ったと判断したんでしょうかね、今度は還元率をじわじわと下げ始めて、投資した分を回収するモードに入りつつありますね。
なんとな~~く「PayPay完全勝利」と。
「事実上のペイ戦争終結宣言」みたいな、そんなイキフンも漂ってきております。
しかしね。
キャッシュレス決済に関しては、これで終わりじゃないんですよね。
むしろ、ここからが本当の勝負なんじゃないかと。
いよいよ、黒船来航です。
「VISAのタッチ決済」がいよいよ、本気出してきそうな気配ですよ!
なんかアレみたいですね。
日本国内の有力な藩が、それぞれ潰しあい、消耗しあい、どっちが勝利するにしても完全に疲弊している、という状況の中で、満を持して外国から黒船がやってくる、的な。
私には、そんな未来が見えます。
(完全にゴリゴリの独断と偏見)
いうなれば、爆買い中国人を当てにする「PayPay」と、世界標準を目指す「VISAタッチ決済」の最終戦争か
国内の強敵、難敵を次々と打ち破り、天下統一を成し遂げたPayPay。
これで内戦は終結、ジパングには平和が訪れるかと思われたが……
満身創痍のPayPayの前に、立ちはだかる巨大な黒船!
最後の最後にボスキャラの登場か!?
こうなりゃ、ワンチームで迎え撃つしかない!
おい!起きろ!
クオカードPay!
はまPay!
ピクシブPay!
うとうとしている場合じゃないぞ!
セブンとオリガミも墓場から召喚だ!
みんなで「VISAのタッチ決済」を追い払うんだ~!
既得権益を守るんだ~~!!
ガラパゴス化を加速させるんだ~~!!
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
なんなんすか、この視聴率ヤバそうな大河ドラマは。
ってかね、
「PayPay」ってそもそも、中国のAlipay(支付宝・アリペイ)とか、WeChat Pay(微信支付・ウィーチャットペイ)をお手本っていうか参考にしているわけですよね?
実際、提携してるんだっけ?
(アリペイと提携したらしい)
中国からの観光客が、そのまま日本でも、自国で使い慣れた決済方法で爆買いできる、ってのが、PayPayの強みなわけですよね?
PayPayは、そこを当て込んでるわけですよね?
(違ったらGOMEN)
でもさ~、ちょっと世界を見渡してくださいよ。
坂本龍馬のように、世界に目を向けてみてよ。
世界は…広いぜよ!
他の国の人たち、どんなキャッシュレス決済、使ってますか?
スマホでバーコード読み取ってますか?
金額を入力してますか?
ん?
また、日本独自の進化を遂げて、ガラパゴス化していいの?
え?
どうなの?
携帯電話の二の舞でいいのか?
世界の規格とズレまくった方向へ突き進んでいいのか?
日本ローカルでしか通用しなくていいのか?
また今度も、
ガラパゴるおつもりか!?
どう考えても「VISAのタッチ決済」が正解な気がする…。
世界的には、VISAのタッチ決済が主流になりつつあるんでしょ?知らんけど
もうさ~、すでにタッチ決済対応のVISAカード持ってる人、日本にもけっこういるんよね…。
私でさえ数枚持ってるっちゅうねん。(デビットカードだけど)
あとは、タッチ決済が利用できる店舗が増えるかどうか、それだけやねん…。
2020年までに世界のカードの約半数がタッチ決済に対応!日本ではどこまで普及する?|@DIME アットダイム
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法。
店員にカードを渡すことなく、レジにあるリーダーに非接触対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、Visaのタッチ決済対応のスマートフォンをタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要で、スピーディかつ安心・安全に支払いが完了する。
略
現金よりもスピーディに、かつ安全に支払いが完了するVisaのタッチ決済は、消費者の決済に求めるメリットを備えた決済手段といえる。
世界では、多くの国で非接触決済が一般的になっており、2020年までには世界の全カードの約50%がタッチ決済対応になると考えられており、その広がりは、発行サイドも加盟店サイドでも顕著。
米国においては、2019年末までに1億枚、さらに2020年末までには、Visaのタッチ決済対応カードは3億枚を超えると予測され、米国以外の対面取引においては、2年前は、30%以下だったタッチ決済取引が、すでに50%以上となっている。
桐島、世界の全カードの50%がタッチ決済対応になるってよ。
部活は辞めんなよ。
日本は今度もガラパゴるつもりか?
日本の既得権益者は、なかなか手ごわいからなぁ~。
自分がすすっている甘い汁を明け渡そうとしないからな~。
あたらしい技術やシステムが参入するのを全力で阻止するからなぁ~。
配車アプリのUber(ウーバー)とかね~。
「日本の運転手の権利を守るため全力でウーバーの進出を阻止する!そしてガラパゴる!」
みたいなね~。
なかなか難しいっすよ、グローバル化って。
タッチ決済、海外では当たり前?キャッシュレスの現状 - Square
各国のキャッシュレスへの取り組みが進むなか、キャッシュレス決済をより快適にしてくれるのが、タッチ決済です。決済額によっては暗証番号の入力も必要ないため、現金でのやりとりに比べてスピーディーに支払いを完了させることができます。
略
タッチ決済には各主要国際ブランドが対応していますが、なかでもVisaのタッチ決済は、すでに200カ国で利用できるようになっています。さらには2020年までに世界で発行されているVisaカードの約半数がタッチ決済に対応すると予想されています。
また、欧州ではすでにイギリスやスペイン、イタリア、カナダ、そしてアジア・オセアニアではオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、台湾での対面決済のうち、約5割をタッチ決済が占めています。
イギリス、
スペイン、
イタリア、
カナダ、
オーストラリア、
ニュージーランド、
シンガポール、
台湾…。
対面決済の約5割がタッチ決済だってさ。
さて、どうしますか?
日本はどうしますか?
おサイフケータイ的な何かで頑張りますか?
既得権益を守るためならグローバル・スタンダード的な共通の規格を潰しますか?
オーストラリア。
オーストラリアの4大銀行の一つであるウエストパック銀行が2017年に行った調査によると、タッチ決済の比率はファストフード飲食店で98%、通常のレストランで96%、スーパーで93%、と食に関連する決済は全て9割を超える利用率であることが発表されています。
イギリス。ロンドンか。
2018年の時点で、ロンドンの交通機関の乗り降りの約半分がタッチ決済で支払われているそうです。
略
ロンドンのバスは2014年夏以降キャッシュフリーとなり現金の取り扱いをしていません。
カナダ。
2014年10月17日以降、事業で新たなPOSレジを導入する、あるいはPOSレジを最新のものに切り替える場合、タッチ決済の対応端末を導入することが国全体で義務付けられたことが大きく影響している
略
2019年4月から6月で発生したクレジットカード決済のうち52.5%がタッチ決済
実は東京オリンピックをきっかけに、VISAのタッチ決済が広まるはずだった…と思うんだが…
もしも東京オリンピックが予定通り開催されたとするならば、ですよ。
当初の目論見通り、大勢の外国人が、オリンピック観戦のために、大都会TOKYOを訪れていたら、の話ですけどね。
どう考えても、インバウンドを当てこんだお店側が、タッチ決済対応の読み取り端末を導入せざるを得なかったわけなんですけどね。
それがまさかの、
「オリンピック観戦」
の前に
「コロナウイルス感染」
っていう問題が。
これ、なんかもう、落語家が飛びつきそうな話じゃないですか。
コロナウイルスとかけまして
東京オリンピックとときます。
その心は
どちらも「かんせん」がどうのこうの…っていう。
(どうのこうのってなんなんだ)
ま、とにかくです。
「遅かれ早かれ」ですよ。
へたすりゃ2年後にはPayPay使ってる人なんていないんじゃないでしょうか。
還元率も0.5%とか、普通にクレカと同じ水準か、それ以下になってるでしょうから。
そうなりゃ、わざわざ使う意味ない。
普通にクレカでタッチ決済した方が得だし速いし楽だし便利。
Visa 触れない篇「タッチで払う。Visaの新しい支払いスタイル。」
ということで。
次回は、
近々リリースされる予定の「VISAタッチ決済対応」で1%還元のKyash Card(いわゆる「VISAプリペイドカード」のたぐい)に、わざわざ900円払って申し込むべきか否か?
という話をしたいと思います。
(紛らわしいですがKyashと書いてキャッシュと読みます)
ってか、そこへ話を持って行くために、この記事を書いたといっても過言ではないです。
ちなみに2年前の話ですが、このブログの利用料は、Kyashを使ってお得に支払うことができました。当時のKyash(水色)は2%還元のカードでした。