「はぁ~~…しんどい…でも生活のためにお金を稼がなくちゃ…」って思ってる人、けっこう多いと思うんだけどさ、ちょっと一回、冷静に考えてみてよ。
本当に、働かなくちゃダメなんですかね?
カネ稼がなくちゃ、生きていけないんですかね?
のっけから、とんでもない問題作の予感。「カネなんて稼ぐ必要ない」的な発言から入るとか、いきなりフルスロットル
前にね、台湾の北東部?ですかね、行った時の話なんだけどさ。
日本人ガイドさんの車に乗せてもらって町なかを走ってた時にさ、窓から外を眺めてて気づいたのよ。
道端のちょっとした空き地にさ、「ヤシの木」のこどもみたいな木が、3本くらいだったかな、等間隔で生えてんのよね。
高さ1メートルくらいだったかなぁ。
(あんまり覚えていない)
んで、ガイドさんに聞いてみたわけよ。
「あの道端の空き地?に生えているヤシの木みたいなやつって、誰かが植えたってことなんですかね?」って。
そしたらガイドさん
「えっ?いま生えてた木ですか?あれは、バナナの木ですよ。勝手に生えてきたんじゃないですかね」
って。
えっ?
バナナ?
バナナの木が、勝手に道端に生えてんの?
えっ?えっ?
ちょっと待ってよ?
えっ?
雑草?
雑草なのか?
バナナって雑草なのか?
私は度肝抜かれたわけですよ。
「えっ?ちょっと待ってくださいよガイドさん。ということは…あっちに生えているのもバナナですかね?」
「そうですねぇ、あれもバナナですね~」
「えっ!マジで!?」
・・・・・・・・・
郊外へと向かう車中、外を見渡した私は、恐る恐る尋ねてみました。
「・・・ということは、あっちの木も、こっちの木も・・・全部、バナナですか?」
「はい、全部バナナですね」
「え~~~っ!ということは、この、地平線のかなたまでず~~っと並んでいるのも、全部バナナってことですか?」
「そうですね、向こうの方まで全部バナナです」
「え゛~~!!!」
なんか聞いた話だと、勝手に生えている野良バナナらしいんだよな。
野良バナナが無限に生えてんのよ。道端に。
バナナ農家とか、ちゃんと所有者がいる場合は、バナナに袋がかぶせてあったりするらしい。
野生のバナナか、農家のバナナか、一応、分かるようにはなってるらしいんだよな。
んでさ、現地のガイドさん、バナナなんて、あんまり売ってないっていうのよ。
わざわざ買って食べるようなもんじゃないって。
いやいやいや、マジか。
一応、相方がさ、「本場の台湾バナナを買いたい」って言って、果物屋?を何軒か、車で回ってもらったんだけど、基本的に、バナナ売ってなかったんだよなぁ。
まさかのバナナ買え~ず。
なにこれ…
まさかの展開…。
これだけ道端がバナナだらけだったら…
飢え死にすることは無さそうだよね…。
っていうかさ、これおそらく、バナナ以外の果物も、きっとイケるねぇ。
ある程度の広さの庭に、いろんなフルーツの木をばんばん植えておけば…
フルーツ、食い放題だよね…?
飢え死にすることは無さそうだよねぇ…。
そういえばウチの実家の裏にブルーベリーの木が何本かあったんだけど、完全放置でも、実がなってたわ。
・・・・・・・・・
これじゃね?
働きたくなかったら、とにかく暖かい地方に土地買って、果物の木を植えて植えて植え倒せばイイんじゃね?
んで、みかんとかりんごとかなんかよく分からんけど、余った分は近所に配って「物々交換」状態に持ち込めば、現金不要じゃん。消費税もむしり取られなくて済むよ。
画期的。
キャッシュレスを超えたマネーレス生活、爆誕!
「そんな生活、日本では無理じゃないか?」って?いやいや、可能性は捨てきれませんぞ
コチラの記事。
クズ芸人の異名をとる「ガッポリ建設」の小堀さんの証言。
【柿泥棒事件】
「オレくらいギャンブルを続けてると、2週間くらい一文無しの生活とか、ザラだからね。でもオレが北千住住んでた時のアパートの裏にお寺があってさ、そこの境内には柿、アンズ、ビワ、イチジク、ザクロの木があった。オレはその寺を『フルーツショップ』って呼んでて、ギャンブルで一銭もない時はそれで次の余興(闇営業)まで凌いでたんだ。スゲエだろ、今の時代《柿泥棒》って(笑)」
そんな生活ばかりで、遂には栄養失調で倒れたこともある小堀だが、それはまた別の話(ちなみに、寺の境内に果物の木が植えてあるのは貧しい人のためというから、一応利用条件的には問題なし)。
52歳のクズ芸人、ガッポリ建設・小堀が門外不出の《超クズエピソード》大暴露インタビュー!! 手元にある金は、全て使ってから考える! - TOCANA
アパートの裏にお寺があって、そこの境内には柿、アンズ、ビワ、イチジク、ザクロの木があり、その寺を『フルーツショップ』って呼んでた
(寺の境内に果物の木が植えてあるのは貧しい人のためというから、一応利用条件的には問題なし)
はい、出ました。
フルーツショップ。
柿、アンズ、ビワ、イチジク、ザクロですか。
なるほど、他にもいろいろ試してみる価値はありますね。
あとさぁ、小堀さん、フルーツだけじゃダメよ。
魚釣りなさいよ、魚。
このへんに関しては「洞窟おじさん」が詳しい。
山の洞窟での生活に疲れたのか、中年以降は街へ降りてきて河川敷に居を構え、ホームレスみたいな生活をしていたそうですが、その環境のおかげで釣りの腕前がめきめきと上達し、周囲からは「釣り名人」として一目置かれる存在にまでのぼりつめたとかなんとか…。
ようするにね、現金なんて一銭も持っていなくても、川とか海とかで魚釣っとけば、なかなか飢え死にしないんですよね。
実際、そうやって何年も、魚を釣りまくって生活しているホームレスの人もいるらしいしね。
このへんの達人たちの生きざまをヒントに、なんとか最小限の現金収入だけで生き延びることができないだろうか?チャレンジするだけの価値はある!
あとニワトリをさ、何羽か飼っておけば、毎日タマゴを産んでくれるらしいんだよな。
このへんの自給自足テクニックというか、サバイバルテクニックを組み合わせて、さらに磨いてゆけば、「日本円」なんてそんなに稼がなくても生きていけるんじゃねぇか?って気がするんですよね。
こういう妄想をしている時が非常~に楽しい。
ホントにさ、「¥(円)は月々1~2万くらいあればなんとかなりますね」とか言える人になりたいね。
「自分で作るか、拾ってくるか、もらってくるか、あるいは物々交換なので、消費税とか久しく払ってませんね」
とか言ってみたいね。
生き方なんて、正解も不正解もないんだからさ、
カネ稼ぐのが苦手な人は、カネ稼がなくても大丈夫な生き方を選べばいいのよ。
まずは自分の中にある、凝り固まった価値観をぶっ壊さなければならない。
既成概念に囚われている「自分自身」を解き放たなければならない。
たぶん、カネなんて稼がなくても生きていく方法はいくらでもある。