昔、人生に悩んでいた時期に「モンゴルの遊牧民として生まれてきたかったなぁ~…」って思ってたんすよね。
「もしも遊牧民だったら、しょ~もないことでグダグダと悩まなくてすんだのにな…」って。
・・・・・・
若気の至りってやつですね。
日本に生まれたから、無駄に余計なことを考えるだけの余裕があるんだろうな、って。そんな風に思ってた時期があった
結局「恵まれてる」ってことなんでしょうね。
無駄に余裕があるから、しょ~もないことでグダグダと悩んだり落ち込んだりしてるんだろうな、って。
なんだかんだ「ぬるま湯」の中で生きてるから「人生とは何なんだ…?」とか、けっこうどうでもいいことをアレコレ考えてるんだろうな~って。
なんかさ、以前、テレビで観たのよ。
モンゴルの遊牧民の子供たちが、草原で、家畜のフンを拾ってるワケ。
こどもたちが、黙々と、淡々と、ウンコを集めてるわけよ。
これ、なんでかっていうと、
草原の夜って気温が氷点下まで下がるらしいんよな。
めちゃくちゃ寒いわけよ。
凍死するくらい寒い。
だから、
夜中に暖を取るために「燃やすもの」が必要だったんだよね。
ようするに。
「日中にウンコ集めをしなければ、夜中に凍死して人生が終わる」
っていう、単純明快な法則が存在していたわけだな。
「死にたくなければ、日中にせっせとウンコを集めなければならない」
「ウンコを集めるのが嫌なら死ぬしかない」
っていう。
これ、めっちゃいいな、分かりやすいな、って思ってさ。
人生についてアレコレ悩んでいたころの自分にとっては、なんか、ものすごく刺さったんだよなぁ…。
「僕は…ウンコ集めなんてしたくないよ…そんなことのために生まれてきたんじゃないんだ…」とか言ってると死ぬ。痛快。
「人生とは何なんだろう…?ウンコ集めてる場合じゃないよ…」とか、スカしたこと言ってる奴らは、全員、翌朝には凍死ですよ。
めっちゃ分かりやすいじゃないですか。
んで当然、当時の自分は、まさに「翌朝にはカチンコチンに凍りついて死んでる」側の人間でさ。
「ウンコなんて集めたくない」とか言って、調子こいて死ぬ、っていう、完全にモブキャラですよね。
映画の冒頭でソッコー死ぬエキストラみたいなもんですよ。
自分では、「THE・哲学してる人」みたいに、ちょっとカッコイイつもりでいたりするんだけど、ここがモンゴルの大草原だったら、お前みたいなやつは1日たりとも生き延びられねぇんだぞ、っていう。
これがさぁ~、なんかもう、めちゃくちゃシンプルな法則にのっとって、世界が回ってる感じがするじゃないですか。
「生き延びたいなら、グダグダと能書きタレてねぇで、ウンコ拾えよ」
っていう。
ガイアからの熱いメッセージ。
そうだ、そうなんだよな。
グダグダ言ってないで、クソ拾うしかねぇんだよ。
無様と言われようが、笑われようが、生きるってそういうことなんだよ。
ウンコなんて汚いとか、そんな行為は虚しいとか、キレイゴト言ってんじゃねぇぞバカヤロー。
デッド・オア・アライブですよ。
生きるか死ぬか、なんですよ。
デッド・オア・ウンコなんだよ。
それが生きるってことなんだよ。
グダグダと能書きタレてる暇があるんなら、うんこタレてるほうがまだマシなんだっつーの。
ということで、ウンコ拾いにモンゴルの大草原へ行ってきます!…っていうわけにもいかないが
日本国内にいても、ウンコを拾うことはできますよ。
モンゴルの遊牧民の子供たちのように「今日を生き延びるために今やるべきことをやる」っていう生活は、日本でも可能です。
厳密にいうと「それに近いこと」は可能です。
「モンゴルの大草原における家畜のフン集め」
に非常~によく似た性質を持つ行為。
それは何か。
お答えしましょう。
最近ブームの「ポイ活」です。
いや、冗談じゃなくて、これはマジで。
道端に落ちている1ポイント、2ポイントをせっせと地道に拾っていくのです。
けっこう、そのへんに落ちてるんですよ、ポイントって。
メールをクリックして1ポイント、とか。
ガチャを回して1ポイント、とか。
アンケートに答えて2ポイント、とか。
めちゃくちゃ歩くと、ドリンク貰えたりとかな。
そんなコンテンツ、探せば山ほど出てくるんです。
んでさ、そういう行為に没頭していると、気づけば、けっこうポイントがたまってるんですよね。
生活費の足しになったりするんです。
だからさ、毎日いそがしくて人生が充実している人ならともかく、暇を持て余して、ああでもねぇこうでもねぇって、悩んだり、クヨクヨしたり、落ち込んだり、愚痴ばっかりこぼしているような人には、ホント、マジで「ポイ活」オススメしたいんだよな。
コツコツコツコツ、何かを積み重ねていく実感を味わってほしい。
1ポイントずつ、地道に、積み上げていってほしい。
「ネガティブなことを考えている時間」を「ポイ活」に充ててほしい。
これ、ホントにもう、誰にも迷惑がかからないし、特殊技能とか必要ないし、子どもでもお年寄りでもできるし、なにより、お小遣いが発生するわけだからね。
いいことづくめなのよ。
だから、ブログとかツイッターとかで、ぐちぐちぐちぐち言ってる人を見かけるとさ、「この人、ポイ活でもやりゃいいのにな…」って思っちゃうんだよな。
とくに「お金ない~お金ない~」って嘆いてるくせに「暇すぎるので本とDVD買いました」とか「ごはん作る元気がないので外食します」みたいな人って何考えて生きてんのかな?って思うわ。
「カネなくて暇ならポイ活やれよ!」って思っちゃう。
ポイ活に没頭すれば、暇なんて1秒もなくなるし、カネも多少は入りますからね。
逆に、なぜ、暇すぎるのにポイ活をやらないのか、意味が分からない。
ポイ活はいいよ~。
ホント、マジで。
まさにこれ、「趣味と実益を兼ねる」行為ですよ。
一石二鳥。
ってかね、私もう、5年くらい、ポイ活やってるんですよね。
ぶっちゃけ、このブログ始める前からポイ活やってんのよ。
はじめた当時はまだ「ポイ活」っていう言葉もなかった。
ようやく「時代がオレに追い付いてきたな」って感じですよ。
ということで。
ニートとか、ひきこもりとか、部屋に閉じこもって悶々とした日々を送っている翼の折れたエンジェルの皆さんには「ポイ活」と「ブログ」をオススメします
結局、ポイ活とブログよ。
これホント、精神衛生上、良い効果あると思うね、マジで。
合法的な精神安定剤ですよ。
(精神安定剤はそもそも合法か)
ポイ活なんて、アレだな、一種の「写経」みたいなもんだな。
黙々と、淡々と、1ポイントずつ集めてるときとか、心の中が「無」になるっていうか。「無心」ですよ。
んで、ブログで自分の中にあるものを吐き出す行為も、なんか良い効果ありそうだしな。(しかもうまくいけば収入が発生するし)
ブログってホントいいですよ。最高。
メッチャ悲しいことがあったら書けばいいし、
メッチャ楽しいことがあったら書けばいい。