伊集院光のラジオ「深夜の馬鹿力」をオススメしたい

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radiko(ラジコ)のタイムフリー機能なら無料で、過去1週間以内に放送された
番組をいつでも聴けますからね。

TBSラジオで月曜深夜に放送している「深夜の馬鹿力」を昼間に聴くことも可能です。

ってか、もう20年以上も続いてるんだね、深夜の馬鹿力。もはや伝説の番組。

 

数年ぶりに深夜ラジオ「JUNK」のパーソナリティーをチェックしてみたら、全然変わってなくてビビった。不動のメンバーすぎる

私が深夜のTBSラジオ「JUNK」を聴き始めたころは、極楽とんぼの加藤浩次とか、カンニング竹山とか、アンタッチャブル(のちに柴田の不祥事でザキヤマひとり)とかも、パーソナリティーやってたような記憶があります。

何年くらい前なんだろう…?

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(ザックリ検索中)

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2008年~2010年あたりかなぁ…。

だいたい10年くらい前。

 

当時は実際に、夜なかなか眠れない日が多くて、リアルタイムで聴いていましたね。

癒しであり、救いでした。

 

んで、そんな私もいつの間にか、夜眠れるようになって、そしてラジオを聴かなくなって。

 

超~久しぶりに「JUNK」のメンバーを確認してみたら、自分が知ってるメンツばっかりで。

ビックリですよ。全然入れ替わってない。

たぶん10年近く同じメンバーだ。すげぇ。世代交代一切ないんだ…。

 

月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力

火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ

水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論

木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき

金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD

土曜JUNKサタデー エレ片のコント太郎

 

この中では一番新参者の南海キャンディーズ山ちゃんでさえ、もう10年近いよ。

「山里亮太の不毛な議論」、第一回目の放送も聴いてたよ。

 

品川庄司の品川をディスった回もリアルタイムで聴いてた。

まだ若手の頃の山ちゃんに対して、裏でネチネチ嫌味を言ってくる先輩芸人がいたっていう話ね。

山ちゃんは、その先輩芸人の名前を伏せて面白おかしく最低なエピソードをいろいろ話してたんだけどさ、恵方巻の話題の時にうっかり「恵方巻って、太巻きをくわえながら品川さんの悪口を言うっていう風習じゃないですよね?…あっ!」みたいな感じで、ポロッと品川の名前を出しちゃってさ。

次の瞬間、ダーン!って、ばっさりCM行っちゃって。

CM明け、まったく違うコーナーになってて、品川の話は一切しなかったんだけど、全然誤魔化せてなくて。

翌日、ニュースになってて笑った。

 

その後、島田紳助の番組に品川と山ちゃんが呼び出されて。

山ちゃん、紳助にもめっちゃ説教されて。

たしか最終的には山ちゃんが品川に土下座してたような気がする(うろおぼえ)

 

これで仲直りだな、みたいなオチだったんだけど、イジメられていた方が、イジメていた方に謝罪して土下座するって、恐ろしい世の中だな…って思ったよ。

 

話が脱線した。

そろそろ伊集院の話に戻ろう。

 

 

知ってる人は知ってるが、伊集院光ってラジオ業界では神と崇められている特別な存在なのだ

ラジオ業界では「伊集院光の裏番組にキャスティングされたら終わり」みたいな話もあるとかないとか。

もう勝ち目がない、ってことなんでしょうね。

敗戦処理投手扱いというか。

 

伊集院が番組をやってる時間帯はラジオリスナー全部、伊集院に持っていかれてる。

みたいな。

 

「いつか自分のラジオ番組を持ちたい」って思っているお笑い芸人たちにとって、伊集院光は「神的存在」らしいですね。

実際、すごいよね、伊集院は。

 

むか~し、平日の夜にやってた帯番組「Oh!デカナイト」とかもカウントすると、30年近くラジオ業界でトップランナーを務めているワケじゃないですか。

すごくね?

トークだけで何時間でも笑いを取れるってすごくね?

 

あとね~、テレビの時の優等生な伊集院と違って、ラジオの時は、めっちゃ悪いんだ、これがまた。

ブラック伊集院。でも、そこがイイのよ。

 

めっちゃくちゃ不謹慎なこともバンバン言うんだけど、それでいて、真面目な話もできる。

この振り幅。二面性。

たぶん、私自身、ブログを運営するにあたって、伊集院光の影響を少なからず受けているような気もします。

 

私のブログの運営方針。

gattolibero.hatenablog.com

 

 

ブラックな伊集院と言えば。

 

例えばさ、以前、番組内で「デブとドブスがコンブリオ」ってコーナーがあったのよ。

ようするに、デブとドブスに関する、あるあるネタみたいなのを紹介するテイなんだけどさ。

 

言ってみれば「デブ」と「ドブス」を笑おう、っていう内容。

(ポリコレ的に、今だったらスゲー怖いね…)

 

伊集院光自身が猛烈にデブだからね。

そのうえ、顔の作りもどちらかというとイケメンじゃなく、ドブスですよ。

 

伊集院自身が当事者であるからこそ、デブやドブスを笑い飛ばしても許されるわけですよ。

デブな伊集院が、リスナーから寄せられたデブネタを紹介して笑いを取る。

デブを笑う。

そしてドブスを笑う。

 

黒人のスタンダップコメディアンが自虐的かつ皮肉なニュアンスで「ニガー」というワードを使って笑いを取る、っていうのと似ている部分があるかも知れない。

白人が「ニガー」って言っちゃうと許されないんだけど、当事者の黒人がブラック・ジョーク的に使うならOKっていう。

(その辺の事情、今現在はどうなのか知らんけど)

 

まぁとにかく、

こういう優等生的じゃないところもまた、伊集院光のラジオの魅力なんすよね~。

聖人君子を演じない。模範的な「お手本」になるような人を演じない。

 

あらゆる要素を、茶化したり、笑ったり。

時には、ギリギリな部分を攻める。

 

これこそ、ある意味では「お笑い芸人」の特権かもしれない。

 

立川談志が言うように「落語とは人間の業の肯定である」ってことなんだろうね。

許されちゃう。ある種の治外法権。

 

「人間のダメさも含めて愛していこうぜ」ってことだよね。

「ダメな自分を愛してもいいんだぜ」っていう。

やはり、誰かが、そう言わなければならないと思うし。

そのくらいの余裕のある社会の方が生き易いと思うし。

ただ最近は、芸人に対してもキッチキチに、厳しくモラルを求めるような声も、どんどん広がっているようだけどね…。

 

また話が逸れた。

そろそろ〆るか。

 

 

メンタルが疲れた時は、伊集院光の「深夜の馬鹿力」を聴きなさい。頭を空っぽにして。リラックスして。そして大いに笑いたまえ

人生に疲れた時、「深夜の馬鹿力」を。

彼女にフラれた時、「深夜の馬鹿力」を。

会社をリストラされた時、妻が離婚届を置いて出ていった時、「深夜の馬鹿力」を。

 

脳みそが疲れている時は、読書もSNSも、控えた方がいいでしょうね。

gattolibero.hatenablog.com

 

 

ラジコなら、いつでも「深夜の馬鹿力」が聴けます。

radiko.jp

 

タイムフリーとは?

過去1週間以内に放送された番組を後から聴くことのできる機能です。

好きな深夜番組を、つい寝てしまい聴き逃してしまった!
好きなタレントがゲスト出演することを知っておきながら、仕事中で聴くことができなかった!
ラジオ番組放送後、ネットニュースやSNSを通じて聴きたい番組を発見!
そんな時この機能を使えば、あなたも後から”聴き逃した番組”を聴くことができます。

https://radiko.jp/rg/timefree/

 

 

伊集院がデブを笑い飛ばすように、ありのままの自分を認め、受け止めることができれば、世界は変わる…! 

gattolibero.hatenablog.com

 

 

自分が今までマイナス要素だと思っていた部分でさえ、財産となる!

gattolibero.hatenablog.com

 

 

あ、そうそう。

さっき知ったんだけど、朝にやってる「伊集院光とラジオ」っていう、ちょっと真面目な番組内で「伊集院光とラジオと放哉と山頭火と」ってコーナーをやってました!

自由律俳句を紹介するコーナー。

いや~、知らなかった…。いつからあるコーナーなんだろう。

 

それでは、先ほど番組内で紹介していた自由律俳句の中から2作品をどうぞ。

 

 

「母のカバンからバイキングのパン」

 

 

「遺影をアップデートする」

 

う~~む……。

なかなか味わい深いですね~。

 

 

ちなみに、自由律俳句に関しては私も黙っておりませんよ。

この表現方法には、かなり注目してます。

gattolibero.hatenablog.com

 

PS

月曜以外のJUNKもオススメです。