【Bリーグ】千葉ジェッツが強い!富樫がすごい!栃木を下し決勝へ
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いや~、千葉、強い!富樫、すごい!こりゃ、今年は優勝するとしか思えない!
この勢いのまま、チャンピオンシップの決勝でも勝利する…でしょう!
栃木もスゲー強いんだけどね。事実上の決勝戦といわれた準決勝で、千葉ジェッツが連勝
千葉と栃木の準決勝は2試合とも、非常に見ごたえがありましたね。
ぶっちゃけ、今、Bリーグで1番強いチームと2番目に強いチームの激突、といっても過言ではない試合ですから。
会場も盛り上がりまくってましたね。
2ゲーム目の開始前、解説者の人が「大歓声で、自分たちの声が聞こえにくい。この盛り上がりはNBAレベル」みたいなこと言ってましたし。
ま~、すごかった。
特に2ゲーム目の第1Qの出だしとか、めちゃくちゃ面白かった。
両チーム、面白いようにシュートが決まる。スパスパ決まる。
当たり前のようにどんどん決める。
やっぱ、ロースコアのゲームよりも、点の取り合いの方が面白いね。
結局、千葉はこの試合、2ポイントシュートの成功率、72.2%ですよ。
何これ。
栃木ブレックスはロシターをケガで欠いた状態で、よく善戦した。意地を見せた
大黒柱のロシター抜きでどうやって戦うんだろう?
ボッコボコにされるんじゃないのか?
って、観てるこっちが恐ろしかったけど、終わってみれば88対83。
大善戦といえるんじゃないでしょうか。
あとものすごく個人的な話なんだけど。
印象に残ったのが田臥。
あのレジェンドの田臥勇太ね。久しぶりに見たんだけど。
あの田臥でも、このレベルのゲームになると、もはや、ついていけてない感じあったね…。
守備でも攻撃でも、千葉の脅威になるような効果的なプレーはほとんどできてなかった…。
田臥が衰えたのか、あるいは日本バスケのレベルが上がったのか、あるいはその両方なのか…。
もちろん、大ベテランの田臥がいつまでも通用してるようじゃ、Bリーグもダメだと思うし、「もう田臥選手にはB1リーグにポジションはないよ」っていうくらい、若手がどんどん伸びてくれないとダメなんだってのは分かってるんだけどさ…。
なかなか大変そうな田臥を見て、ちょっとセンチメンタル?な気分になりました。
とはいえ、今後もきっと、田臥選手は「精神的支柱」として存在感を発揮するでしょう。
なにはともあれ、千葉ジェッツの富樫勇樹選手が、めちゃくちゃスゴい選手になってる!
もう、やりたい放題、暴れまくってましたね。
この大事な試合で、21得点ですか。
なんだろうね、これ。
栃木だって散々「富樫対策」は練ってきてるんでしょうが。
それでも全然、富樫を止められない。
ノンストップ富樫。
富樫ノンストップ。
身長167センチしかないのよ、富樫選手。
身長のハンデもさることながら、「てのひらの大きさ」というハンデも抱えてるわけよ。
手が小さい選手って、外からのシュートをコントロールするの大変なはずなのよ。
言ってみれば、2メートルの選手よりも、一回り大きなボールを投げてるようなもんだからさ。相対的に見れば。
普通の選手と同じくらいの努力じゃ、全然通用しないはずなんよね。
あと、富樫選手のメンタルの強さと勝負強さね。これがもう、ヤバい。
なんでもない普通の試合だと決まるシュートが、土壇場のギリギリの場面では決まらないわけよ、普通は。
このシュートが決まれば逆転勝ち、みたいな場面とか、
残り2秒、体制が崩れてるけど打つしかない!みたいな場面とか。
胃が痛くなるような、責任重大な場面とかで、富樫、打つ打つ。
決めれば勝ち、外せば負け、みたいな場面で、全責任を背負って平然とシュート打てる選手って、なかなかいないんですよ。ほぼいない。
仮に、責任を背負ってシュートを打つことはできたとしても、その結果、外しまくりじゃ意味がないし。決めなきゃ、次は無いんですよ。
そんな状況で、富樫は何度も何度も決めてきた。
日本代表でも、そういう役割を担ってきた。
完全に攻めあぐねて、みんなが「シュート打ちたくないな…」って思っちゃうような場面で、富樫はシュートを打ってきた。
もう全然「心臓」が違うね。
肝の座り方が違う。
富樫は何故、ストレスで胃潰瘍になりそうな場面で、どうしてあんな高確率でシュートを決めることができるんだろうか。
ホント、マジでスゲー選手になりつつある。
アルバルク東京の馬場選手なんかも、将来の日本バスケを背負って立つ逸材だと思うけど、まだまだですよね。試合を決定づける場面でサクッと外したり。
先日も、新潟戦だっけ、のこり数秒でダンク失敗して、あやうく延長戦にもつれ込みそうになってた。
最近は田中の負傷とかもあって「オレが次世代のエースなんだ」っていう自覚も芽生えつつあるように見えるけど、それでも全然、まだまだですね~。(期待してるんで辛口)
千葉ジェッツは、富樫だけじゃない。他の選手もみんな「戦える選手」ばかりだ
なんか、私が富樫富樫って言ってるから、富樫のワンマンチームなのかな?って勘違いする人もいるかも知れないんで、一応、言っておきますけど、千葉はもうね、みんなすごいのよね、他の選手も。
西村とか、他のチームに行けば、即スタメンでしょ。
富樫が下がって西村が出てくるとか、相手チームとしてはスゲーいやだろうな。
ジョシュ・ダンカン、田口、西村、原、このへんがベンチだから。層が厚い。
そしてみんな、よく走るし、ディフェンスでも手を抜かない。
このレベルじゃないと、試合に出してもらえない、ってことなんでしょうね。
チーム全体のレベルが高い、クオリティが高い。
それと、助っ人外国人選手とか、帰化選手とか、みなし日本人(外国籍だけど日本で義務教育を受けてる)選手とか、めちゃくちゃ理想的なチーム編成ができてる。
ルールの使い方と人材集めがBリーグで一番うまいんじゃないだろうか。
たとえば栃木の場合、助っ人外国人は、ギブスとロシターがメインだけど、ギブスは背が低いし、ロシターはフリースローが下手だったり、バランスという意味では、ちょっと良くない感じがすんのよね。
何が悩ましいかっていったら、ギブスもロシターもすごくイイ選手だから、解雇も出来ないっていう。
あと、もう一回、富樫のこと。
富樫は自分でシュートも打てるけど、アシストも出来るから、自由にやらせちゃうと、ホントにもう、手が付けられなくなっちゃうんよね。
富樫は、周りを活かすことができる。
などなど。千葉ジェッツは強いですよ、完成度が高い。
しばらくは千葉ジェッツ時代が続くのではないか?という気さえします。
ファン(ブースター)も熱狂的だしね。理想的でしょ。
千葉にはこのまま、Bリーグをどんどん引っ張っていってもらいたいですね。
(栃木、東京、琉球も頑張れ。Bリーグを引っ張っていってくれ!)
今の状態なら千葉ジェッツ、監督交代とか、富樫の移籍(海外?)とかが無い限りは、常勝軍団的なポジションに君臨し続けそうですね。
(多分、監督の手腕もかなり大きいよね)
ちなみに、昨日の試合のダイジェスト動画のコメント、ほぼ千葉バッシング。
確かに、鵤選手の足首ねんざとか、比江島選手の顔面打撲?とか、いろいろありましたからね~。
「千葉の外国人選手たち、もし仮に故意じゃないにしても、相手に怪我させたんなら、ちゃんと謝罪しろよ」みたいなコメント多数。
【CS準決勝】05/05 千葉 vs 栃木 GAME2 (18-19 ポストシーズン)
さて。チャンピオンシップ決勝、千葉ジェッツの相手は、琉球ゴールデンキングスか、アルバルク東京か。
5月7日が琉球VS東京のCS準決勝GAME3ですか。
勝った方が決勝進出と。
う~~む、どっちが勝つかな~?
東京の2連勝かと思ったら、琉球、ホームの意地を見せて1勝1敗に戻しましたからね。
個人的には、琉球も東京も好きなチームなんで、どちらも応援したいところなんですけどね…。
ここはやはり、地力に勝る東京かな…?
そして決勝は5月11日と。
千葉ジェッツと富樫選手の活躍に注目!
5年ほど前、千葉ジェッツは倒産寸前だったというから驚きだ。
経営者が替われば、チームはここまで変われる。ある意味、奇跡。
非常に興味深い。
千葉ジェッツの奇跡 Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密 (角川ebook nf) (角川ebook nf)
5年半前、経営不振のクラブ立て直しのため社長に就任したのが、コンサルタントの立場でかかわっていた島田慎二。つぶすか、つぶさないかという瀬戸際を、これまでの会社経営のノウハウを活かし切り抜ける。そして、社長に就任するとすぐに経営強化のための再建計画を策定し、稼げる体制づくりに取り組む。スポンサー探しに奔走し、経営基盤を確かなものにしたあと、ブースター(ファン)をさらに獲得するため、地域密着型のクラブづくりに着手。イベントやお祭りなどに選手やスタッフが参加し、年間150~200回もの地域貢献活動で固定ファンを増やしていった。そして、実力も人気も高い富樫勇樹選手や外国人選手を戦略的に補強し、2017年1月の天皇杯で初優勝を飾る。卓越した手腕で経営を刷新し、人気・実力ともにBリーグトップチームに押し上げた島田流マネジメント術と、千葉ジェッツの変革の軌跡がギュッと詰まった1冊。