【バスケW杯ニュージーランド戦】日本代表完全崩壊で大敗
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終わってみれば、81-111の圧倒的大敗。ニュージーランドは手加減してくれてたんですが、それでも余裕で100点オーバー。
こりゃ選手は恥ずかしいでしょう。
ヤジでも飛ばしてやろうと思ったんですが、むしろ気の毒に思えてきた…。
本当は、ファジーカスに密着マークを付けることもできたはずだが、NZLはあえてそうしなかった。
慈悲の心。
ファジーカスに対してゴリゴリにキツいディフェンスをすることもできたんでしょうけど、ニュージーランドは、そうしてこなかった。
優しさ。
おそらく、ニュージーランドの半分は優しさで出来ています。
(残りの半分はヒツジ)
もしも、ニュージーがファジーカスに対して徹底マークを付けて、執拗にファールで止めにきていたら、日本は完全に終わっていたと思いますね。
終わりです。
ヘタすりゃトリプルスコア以上のヤバいことになっていたと思います。
でも、ニュージーランドの人たちは優しいから、ファジーカスに対して、特別タイトなディフェンスはしてこなかったですね。
それでも十分、日本には勝てると判断したんでしょう。
まぁ実際、そうなっちゃったんですけどね。
結局、終わりです、終わり。
【FIBA W杯ハイライト】ニュージーランド vs 日本(Class 17-32 O:2019.9.7)
なんかもう、恥ずかしいわ。
渡邊雄太選手の言った「日本の恥」っていう言葉がもうね、オーディエンスの身にも染みてきます。
ニュージーランドに完敗、渡邊雄太の悲痛な思い「このままでは日本に帰れない」 - Basket Count/バスケット・カウント
良いところなく30点差の大敗「日本代表として恥」
試合後、ミックスゾーンに来た渡邊雄太の表情は暗かった。「相手も遊んでましたし、日本代表として恥だと思います」と、試合を振り返る。
責任感の強い渡邊は八村塁が欠場した穴を埋めようとしていたが、結果的にその思いは空回りすることになった。33分の出場でフィールドゴール7本中1本成功の9得点。「僕自身、役割を全うしないといけないと思いながら入ったんですけど、チームとして全然何もできていなかったですし、それ以前の問題なのかなって」
いやホント、チームとしての体を成してなかったですからね。
完全崩壊ですよ。
選手たち自身も、自分でも何やってんだか、分からなくなってたと思います。
これはもう、採点不能ですよ。
どうしようもない。
チームとしてバラバラ。
ちょっと情けないを通り過ぎて、可哀そう。
気の毒。
叱咤激励とかも出来ない雰囲気。
お通夜ですよ、お通夜。
悲惨な状況。
これってもしかすると、篠山キャプテンの不在が重くのしかかってきた格好なんですかね。
渡邊雄太も一応ダブルキャプテンということで任命されていたんですけど、チームを鼓舞するとか、まとめるとか、そういった仕事は一切できてませんでした。
まぁ精神的支柱になれ、っていうのも酷な話なんですけどね。
ただでさえ渡邊には「オフェンス、ディフェンス、フル回転で頑張れ」って感じですからね。
ユータ・ワタナーベにとっては、日本代表は完全にブラック企業ですよ。
どんだけ残業させるんだ?ってレベル。
渡邊は、言ってみれば被害者ですよ。
ニュージーランドと言えばオールブラックスが有名ですが、
ジャパンと言えばオールブラック企業ですから。
ロクでもない話です。
正直、渡邊雄太にキャプテンやらせるってのは、ちょっと負荷をかけ過ぎだったんじゃないかと思いますね。
結局、気負いすぎたのか何なのか、33分の出場でフィールドゴール7分の1だってさ。
こりゃダメだ。
チームを引っ張るもへったくれもないよ。
そもそも、怪我の影響もあって、渡邊は全然、チーム練習の時間が足りてないんよね。
ぶっちゃけ、フィットしてないのよ。
他の選手と全然かみ合ってない。
意思の疎通がうまくいってない。
どの試合だったか忘れたけど「アルバルク4人組+公輔」で回して、めっちゃ連携噛みあってた時、あったじゃん?
めっちゃスムーズにボールが回っててさ。
まぁ、公輔以外はアルバルク東京で毎日一緒に練習してるメンバーなんで、意志の疎通ができて当たり前なんだけどさ。
でも、そこに「個人技に長けた渡邊」を投入したとたん、いきなりぎくしゃくしてボールが回らなくなったりしてさ。
なんだろうな、相乗効果のプラス要素が全然ないのよ。
正直、エースの八村がいない状態でニュージーランドに勝てるわけがないとは思っていたけど、ちょっとさすがに…
まさかの111点。
大量失点にもほどがありませんか。
想像を絶する大敗。
試合になってない。
ニュージー、もっと空気読んでくれるかと思ったら、意外に厳しい部分もありましたね。
まぁ日本が勝手に自滅したってのもあるんだけどさ。
誰もリーダーシップを発揮できなかった。
チームをまとめることができなかった。
これ、恐ろしいよなぁ。
篠山がいないと、誰もチームを引っ張っていけないのか。
いや、そろそろ篠山に代わる新戦力が出てきてくれないと困るんだけど。
ダメか。篠山がいないとお前ら何もできないのか。
篠山が精神的支柱か。
精神的シチューか。
シチュー引き回しの刑か。
もうさ、「アドバイザリースタッフ」的な名目で、篠山は選手じゃなくて裏方としてチームに帯同してもらおうよ。
とにかく、全然ダメ過ぎて、試合の内容を振り返る気分にもならない。
正直、呆れてますよ。
ここまでか。これほどまでにダメか、って。
ってかね、やってる選手自身も呆れてる感じあるからね。
攻守ともに噛み合わず大敗、比江島慎は最終戦に向け「自分がより引っ張っていく」 - Basket Count/バスケット・カウント
比江島選手いわく。
「相手がやることは分かっていたにもかかわらずやられてしまった。もっと身体を張らなきゃいけなかったですし、第一はメンタル的なところで話にならなかったです」
ホントね、話にならんのよ。
完全崩壊だから。
なんでここまで何もできなかったのか。
ようするに。
途中で心が折れちゃった
ってことなんだろうね。
だから、技術的なこととか戦術的なことを分析して語るまでもないです。
そういうクソ試合でした。
「今日はメンタル的にみんな暗かったです。今さらではありますけど、そこは自分がより引っ張っていかないといけない。まずは戦う意志を見せること、何よりも運動量だったり気迫だったりで上回ることが大事。まずはそこからだと思います」
いや、ホントさ、日本の選手がほぼ全員、走ればチャンスになる場面でチンタラチンタラ歩いてたりしてさ、疲れてるのか、気持ちが切れたのか、攻守の切り替えも全然、遅くてさ。
技術うんぬんの前の話なんよなぁ。
あと「ニックがスリー打ったら、誰かリバウンド入れよ」とかさ、初歩の初歩の話じゃないですか。
こんなこと今さら言ってどうすんのよ。
レベル低すぎだろ。中学生か。
(もしかすると「オフェンスリバウンドは競りにいっても取れないから、諦めていい」っていう指示がラマスからあったのかもしれないが、だとすれば、そりゃもう白旗宣言に等しいよなぁ)
ニュージーなんてあれだけ高確率でスリー入れてるけど、ちゃんと毎回、シュートが落ちることを想定して1人か2人、オフェンスリバウンドに飛び込んでるからね。意識高いよ。
当たり前に、当たり前のことを継続してプレーできてる。
基本が身に染みついてる。
もうホント、大人と子供。
それくらい差があった。
何度も言うけど、情けない試合だったよ。
個人的には、良いプレーは絶賛し、悪いプレーは酷評するスタイルで行きたい。それが世界基準ですよ。
例えばね。
サッカー文化が生活に根付いている国なんかを見るとさ。
まさに、そういうことなのよ。
選手が良いプレーをすれば手放しで大絶賛する。
そして
悪いプレーをすれば厳しくバッシングする。
ブラジルでも、イングランドでも、スペインでも、どこでもそうですよ。
だって、当たり前のことだよね。
良いものは良い、悪いものは悪い、そう表現するのが当たり前ですよ。
ところが。
スポーツ文化が根付いていない日本は、
「絶賛したり酷評したり、てのひら返しかよwww」
とか揶揄する奴が現れたりしてさ。
良いプレーでも悪いプレーでも「いいよいいよ~」って応援するのが本当のファン、みたいな考え方の人も結構いると思うんよね。
「どんなプレーでも酷評してはいけない。それが真のファン」
みたいな発想。
個人的には、そういう環境の中では、チームも個人も、なかなか強くならないと思うんだけどね。
例えばさ。
「万年最下位のチームなのに、いつでもスタジアムは満員。活躍しなくても選手の年俸は他よりも多め」
みたいなチームがあったとして、強くなるか?っていうと、なかなか難しいと思うんよね。
甘やかすのが優しさなのか。
悪いプレーに対しても「いいよいいよ~ドンマイドンマイ♪」って声をかけるのが正解なんだろうか。
たしか、本田圭佑(ケイスケ・ホンダ)がこんなようなことを言ってましたよね。
「応援してくれた人ありがとう。バッシングしてくれた人ありがとう」
みたいな。
両方、力になるんですよ。
そういうことだと思うんよね。
だから私は、応援しているチームや個人が、ふがいないプレーをした時には、
「いいよいいよ~」
じゃなくて
「おい!何やってんだよ!」
って
声をかけるスタイルで行こうと思っております。
もちろん、ナイスプレーは惜しみなく絶賛するしね。
はい、今日はこんな感じです。
明日はいよいよモンテネグロとの最下位争い?になるのかな。
おそらく、日本代表の選手たちは意気消沈していることでしょう。
モチベーションもダダ下がりでしょう。
しかし、それはおそらくモンテネグロも同じこと。
言い訳は通用しませんよ。
よく分かりませんが、モンテネグロの方も、チームはボロボロかもしれませんので、良いゲームを期待しましょう!
頑張れ、アカツキファイブ!