今の日本バスケ界をサッカーに例えるなら「カズとラモスと中田と本田と大迫と久保建英」がほぼ同じタイミングで出現したような感じかも知れません。
とにかく「えっ?これから奇跡が起こるのかな?」っていう、とんでもない予感がプンプンしております。
これは見逃すわけにはいかんでしょう!Check it out!
今の日本バスケ界を野球に例えるなら「野茂とイチローと松井秀喜とダルビッシュとマー君と大谷」が同じタイミングで出現し、侍JAPANに招集されたような感じですよ
これ、どんだけヤバいことが起こっているのか、お分かりいただけるでしょうか。
バスケットボールは5人でプレーするスポーツですが、そのうちの3名が「救世主」的な存在で、ほぼ同時期に日本代表(通称・AKATSUKI FIVE)に招集されるっていう大事件。
(4連勝時点のデータ)
日本代表はワールドカップ予選でいきなり4連敗。
早々に「次、1試合でも負けたらほぼ終わり」っていうどん底に突き落とされました。
これは終わったな、死んだなと、大半の人が思ったはずです。
しかも、次の試合はよりによってアジア最強のオーストラリアです。こんなもん、勝てるわけがねぇ…誰もがそう思ったはず。
確か当時のオーストラリアは世界ランク10位くらいでしたかね、もう完全に絶望的な状況です。「日本オワタ」。
んが。
しかし。
そこから3人の救世主が日本代表に合流。
日本代表は息を吹き返し、結果的には奇跡の8連勝で予選突破ですよ。
マンガかな?って思いましたよ。
【バスケ日本代表】密着ドキュメンタリー #1 生還 【DAZN】
これ、奇跡のオーストラリア戦です。日本が勝った試合です。
はじめて、大学生の八村塁選手と、帰化選手のニック・ファジーカス選手が代表に合流し、日本を勝利に導いた試合です。
たしかオーストラリアにはNBAプレーヤーもいたはずです。めっちゃ強いです。しかしそんなチームに、日本が勝った試合です。ほぼマンガです。
時間がある方は、観てほしいな~
Japan v Australia - Full Game - 3rd Window - FIBA Basketball World Cup 2019 - Asian Qualifiers
途中、「もしかしたら勝てるんじゃね?奇跡起こるんじゃね?」って思っちゃいましたけど、終わってみれば79-78の1点差ゲームだもんね…。おそろしいわ。
冷静になってみると、全然ギリですよ。紙一重よ。
ホント、よく勝ったよねぇ…。
そんでまぁ、あのアジア最強のオーストラリアに勝っちゃうわけだから、当然、他のアジアのチームなんて余裕っすよね。
全然、負ける気がしない。
ここから先は連戦連勝。
八村&ファジーカスとか、八村&渡邊とか、ファジーカスだけとか、その時々で招集できたりできなかったりだけど、何はともあれ日本代表が、完全に別のチームになっちゃった。
すげー強いチームになっちゃった。
なんだったら、八村、渡邊、ファジーカス、3人ともコート上にいない局面でさえ、すげー強くなっちゃった。
激変ですよ。
私は、弱い者が強い者を倒す、「ジャイアント・キリング」が大好きなんです。だから私にとって、今の日本バスケは最高のエンタメなのです
「下剋上」というか「番狂わせ」というか、私は昔から、弱い者が強い者を倒す、っていうシチュエーションが大好きなんすよね。
おそらく自分自身が「弱者」として生きてる場面が多いからなのかも知れませんが、どうしても、弱い方を応援しちゃうんですよね。
弱いチームが強いチームを倒すのを見たいんです。
そして、今まで弱小チームだったバスケ日本代表が、この先、強敵を次々と撃破していくのを、めちゃめちゃ観たいんです!
弱いチームが強くなっていく、その瞬間を、そのドラマを、その一部始終を、我々はリアルタイムで視聴できちゃうわけですよ、奥さん!
いや~いい時代に生まれたもんだ。
ラッキーだ。
日本人がバスケで世界と戦うなんて、正直、諦めてましたよ。
自分が生きてる間に、日本人NBAプレーヤーなんて、誕生しないだろうなと思ってましたよ。
それがさぁ…一気に。
渡邊雄太が2WAY契約でプレーして。
八村塁がドラフト9位で指名されて。
馬場や比江島がアメリカのサマーリーグに参加して。
アメリカの大学でプレーする若手がどんどん現れて。
何この、未来の明るさ。
完全に「バスケ元年」ですよ。
新時代の幕開けですよ。
・・・・・・
いや~、感慨深いね…。
今この瞬間の日本バスケは、アジアの強豪国へと進化している真っ最中です!
今が一番、面白い時です!
野球ファンも、サッカーファンも、ラグビーファンも、テニスファンも、卓球ファンも、バドミントンファンも、アニメファンも、日本バスケを応援しようぜ!
最後に。「これから日本バスケに注目してみようかな?」という方へオススメしたい注目の選手たちを紹介
本当はね、魅力的な選手、いっぱいいるんですけど、まずは「これからバスケ」っていう方へ。
バスケのこと、よく分からなくても観てて楽しい、華のある選手を紹介!
Bリーグ最初の日本人1億円プレーヤー、富樫勇樹選手!
身長がなんと167センチ!夢がある!華がある!
(今ちょっと怪我で代表から外れてますけど…)
日本バスケを司るスピードスター!富樫勇樹のベストプレーランキング
ちなみに、富樫選手が、YouTuberのともやんと1on1をやるとこんな感じ。
ともやんも、1on1に関して言えば、限りなくプロに近いセミプロと言っていいくらい、かなり実力のあるプレーヤーなんですけどね…。やっぱ富樫すげぇわ。
【バスケ神回】ともやんvs元NBA契約選手富樫勇樹のガチ1on1!!basketball
そして注目の若手、テーブス海(てーぶす かい)と田中力(たなか ちから)。
近い将来、A代表でプレーする可能性が高いです。
【男子日本代表】日本の未来を背負う若手が集結!代表第1次強化合宿
最後の最後に「今、バスケ、キテんなぁ~!盛り上がってんなぁ!」っていう、ノリの良いBリーグ公式動画をどうぞ!
B LEAGUE 2018-19 SEASON REPORT
日本バスケ、これからドエライことになりますよ!
キミも歴史の目撃者となれ!
括目せよ!日本バスケの未来を!