うわー！夢みたいな話です！日本人エースの八村塁選手が大会を通して大活躍！
決勝は、あの強敵デューク大学を撃破し、見事マウイ・インビテーショナル優勝！
そして八村選手がMVP獲得！やったー！
八村塁選手率いるゴンザガ大学が、強豪を次々と撃破し決勝でデューク大学と激突！
なんかもう、何から書いていけばいいのか、よく分からなくなっております。
これ、とんでもないことですよ。
え～とね、先日、渡邊雄太選手が、日本人としては１４年ぶりに、アメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAでデビューしてニュースになりましたけど、多分、それ以上の快挙です。
八村選手は「マウイ招待（マウイ・インビテーショナル）の優勝チームの一員になれた」という話ではなく、彼はゴリゴリにチームの主力なのです。
ランキング３位の超強豪大学のエースなのです。
これ、どういうことかといいますと、NBA入り間違いなし、ドラフト上位での指名間違いなし、ということなのです。
ドラフト外から、ギリ入団、みたいなレベルでさえも、日本人にとってはとてつもなく高い壁だったんですけど、八村選手の場合、そういう次元じゃないんです。
ちょっとね、こういう選手が日本から出てくるとは、なかなか考えられないような話なんですよね。
超強豪校の控えだったとしてもすごいのに、エースですよ。ゴリゴリの主力ですよ。
バスケットボールの世界で。日本人が。
いや～、ウソみたい。
ちなみに、アメリカの大学バスケは、ヘタするとプロよりも盛り上がるらしいです。
日本で言うと、高校野球みたいなもんですね。
めっちゃくちゃ盛り上がるわけです。
そんでもって、今回のこの大会、「マウイ招待（マウイ・インビテーショナル）」ってのが、全米屈指の強豪校が集う、えげつないトーナメントなワケです。
全米トップクラスの大学を次々と撃破し、決勝進出とか、とんでもない話なわけです。
そして、決勝の相手が、あのデューク大学。
NBAプレーヤーを多数輩出している名門中の名門ですね。
青色の悪魔？のマークでお馴染みの、あのデューク大学です。
そんでもって、今年のデューク大、とんでもないことになってるんすよね。
将来、NBAで活躍するのは間違いなし、と言われているような、いわば「怪物」級の一年生が、３人もデューク大に新加入！
これ、ヤバいでしょ。
怪物１年生３人を擁するタレント集団デューク大
VS
日本人エース八村率いるゴンザガ大
なにこれ。
漫画じゃん！
しかも結果は、８９－８７という、超接戦を制してゴンザガ大が優勝、しかも八村がMVPとか…。
マンガかよ…マンガすぎる…。
チームのエースということは、相手から徹底マークされるということ。そんな中で、八村が奮闘！すごい！すごすぎる！
いや～、ホント、スゲーわ…八村…。
エースともなると、相手チームから執拗にマークされるわけですよ。
相手チームの中で、一番ディフェンス能力の高い奴がマッチアップしてきたりして。
相手が「八村対策」を練ってくる中、それでもなお、得点を決める。活躍する。
止めようと思っても止められない。
これでこそ、本当のエース。
決勝のデューク戦でも、ゴンザガの最初の得点は八村のスリーポイントシュートですからね。
名刺代わりの一発。
試合開始直後なんて、みんな緊張してカチコチだと思うんだけど、八村いきなり、スリーだもんなぁ…。
別に、八村はスリーポイントシューターじゃないんだけど、まだみんなが緊張している場面で、サクッと打っちゃう。しかも入っちゃう。
このへんがもうね、肝が据わってるというか。
「まずはオレが打つ。オレが点を取る」
っていうね、完全にエースのメンタリティー。
「チームの明暗は、自分が握っているのだ」という自覚。
こりゃスゲェよ…。
ゴンザガ大の１年生の時は、英語が話せずに、ほとんど試合にも出ていなかった八村。
それがたった２年後にはチームの中心選手、ゴリゴリのエースですからね。
なんなんだ、これは。
こんな日本人、今後現れるだろうか？
あと、忘れちゃいけないのが、八村のチームメイトたちもみんな、とんでもないレベル！
忘れちゃいけないのが、ゴンザガ大学は、八村頼みの弱小チームなんかじゃなく、ゴリゴリの強豪校だってことね。
八村以外の選手たちも、メチャクチャすごいんよね。メチャクチャすごいんよ。
そんな中でも、八村がエースとして、チームを引っ張っていってる、ってのがもうね、なんか夢みたいなんよね…。
こんな凄い選手たちの中に入って、日本人選手が一番のポイントゲッターなのか…っていう。
信じられん。夢のようだ…。
デューク大VSゴンザガ大の試合の動画を貼っておきます。
削除される可能性がある動画なのか不明ですが…。
(1) Duke vs (3) Gonzaga Full Game HD | 2018 Maui Invitational Final | NCAAM 11.21.2018
試合後半は、さすがの八村も疲労困憊か。しかしそれでも、ボールはまわってくる。何故なら、エースだからだ！
それにしても、八村、ほぼ出ずっぱりなんじゃないでしょうかね、休んでる暇がない。
さすがに疲れてきたのか、集中力が切れかかったのか、後半途中、フリースロー含めて、４本くらい、立て続けにシュートを外す場面が見られましたね。
オフェンスだけでなく、ディフェンスもメチャクチャ頑張ってましたし、かなりきつかったんじゃないかと思います。
一回ベンチに戻して休ませるとか、八村以外の攻撃パターンでやりくりするとか、八村の回復を待つ、という手もあったのかも知れませんが、実際チームはそんな余裕なかったのかも知れませんね。ホント、ギリギリの戦い。
八村はタフでした。精神的にも肉体的にも。
大事な場面では、やはり八村にボールが集まります。責任重大です。
結果的には８９－８７で勝利しましたが、８９点目も八村ですし。
八村に始まり、八村に終わる。
そして八村MVP獲得。
完全に八村のための大会になりましたね。
全米のNBAスカウトたちが注目する中、日本人選手「八村 塁（はちむら るい）」の名は、大いに轟いたことでしょう。
これねぇ、日本バスケ界の夜明けですよ。
２０１８年は、新生日本バスケット元年といって、いいかもしれません。
Bリーグ最強助っ人ファジーカスの帰化、
日本人としては14年ぶり、渡邊雄太選手のNBA出場、
そして、
ゴンザガ大、八村塁選手の圧倒的覚醒。
ちなみに今日は、渡邊雄太選手も、所属するGリーグのメンフィス・ハッスルで大活躍した模様。
32得点、5リバウンドだそうで。
スリーポイントシュートが10分の6だったかな？
これ、ヤバいことになりますよ。
今までのバスケ日本代表とは、全く別物のチームになります。
今後がめっちゃ楽しみです。
なにはともあれ、八村選手、優勝おめでとうございます！
そして、大会MVP、おめでとうございます！
今後の活躍も期待しております！
