いやいやいや、「セミがうるさすぎる!」って村長に訴えてもさ…。
こんな無茶苦茶なクレーム、なかなか無いような気がします。
フランス南東部、いわゆるプロヴァンス地方といえば、のどかな村々が点在し、田舎特有の癒される風景が広がる「THE・風光明媚」な人気の観光地。
夏の休暇を利用して訪れる観光客も多いわけですが、中には「田舎慣れ」していない人もいるわけですねぇ。
「セミの声がうるさくてのんびり寝ていられない!」という苦情が、村長のもとに相次いで届いているようです。
村長に代わりまして、ワタクシからひとこと、申し上げたいと思います。
・・・・・・・・・
知らんがな。
「セミの声がうるさい」仏南東部で観光客が村長に苦情 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
一部の観光客が村長に対し、セミの声が朝寝の妨げになっていると苦情を申し入れている。セミの雄は雌への求愛を目的に「歌う」のだが、これを鎮めるため村の商店で殺虫剤を入手しようとする観光客まで現れた。
何これ…。こういうクレーム、アリなの?これがアリなら、何でもアリじゃね?
「セミがうるさい」って村長に訴えてもさ…。
じゃあ村長はどうすりゃいいんだ?って話じゃんね。
村長に何か落ち度でもあるのか?っていう。
村長は言います。
「わたしは、あれはプロバンスのBGMのようなもので、伝承されてきたものの一部だと説明しようとしたが、彼らは受け入れようとしなかった」
「セミの歌は彼らにとってうんざりするような騒音だ。南部の住民の耳には音楽のように聞こえていることを、彼らは理解できない」
これさぁ、もうね、村長も「だったら来るな!」って言いたくなってるよね。
さらにフェレロ村長は、セミ駆除に使う殺虫剤を地元の商店で買おうとした観光客の行き過ぎた行動に言及し、「全く正気の沙汰ではない。(殺虫剤を)木に散布した後、その下で食前酒を飲むかもしれないと考えてみてほしい」と強調した。
セミがうるさいから、殺虫剤で大量虐殺してやろうと考えた観光客までいたんですね…。
まさにクレイジー。どうかしてる。
村長になり代わって、ワタクシからひとこと。
え~~・・・・・・。
セミの命も
尊重しろ!
はい、村長が「尊重しろ!」と。
このように申し上げております。(勝手な推測)
未来予想図。2020年、外国人観光客が東京都知事に対してクレームを連発「東京が暑い!」
「セミがうるさい」というクレームがアリなら、「気温が高い」というクレームもアリなんじゃないかと。
サーファーが海水浴場にて「波が良くない!」と地元自治体に苦情を入れるとか。
もうさ、バカをのさばらせておくと、どんどん訳が分からないクレームを入れてきますからね。
「激辛担々麺を頼んだら、想像以上に辛かった!」
とかね、
こういう苦情を地方自治体に言ってきてもさ、ひとえに「知らんがな」じゃないですか。
「朝起きたら、眠かった!」
とか。
「昼ごはん、何食べたらいいですか(激怒)!?」
とか。
そんなん、知らんよ。
好きなもん食べろや!
そういえば、これと逆のパターン?みたいなの、目の当たりにしたことがある。
昔さ。バイト先で。
あるおっさんが、話しかけてきたわけよ。
「ちょっとちょっと、自由ネコさん(仮名)、聞いてくださいよ。この前、バイトのみんなでキャンプしに行ったんですよ。それで、めっちゃ盛り上がって。花火して。」
ん?
ちょっと待てよ、と。
バイトのみんなでキャンプ行ったの?
オレ、完全にスルーされてんですけどーーーーーーーーーー。
ま、まぁいい。まぁいいさ。
オ…オレなんか、一匹狼だから。
誘われてもどうせ行かなかったし…(謎の震え)
いや、
そんな話はどうでもいいのだ。
んでさ、そのおっさんが言うには、キャンプ場でめっちゃ盛り上がってたら、他のキャンパーに
「すいませんけど、静かにしてくれませんか?」
って言われたんだけど、それってあり得なく無いですか?
って話でさ。
「いやいやいや、騒ぐためにキャンプに来てんのに、静かにしてくれとか、あり得なくないすか?ねぇ、自由ネコさん(仮名)!」
って、こっちに同意を求めてきたわけよ。
んでさ。
まぁね、ぶっちゃけ、こっちは完全に、
「いや、夜中にキャンプ場で騒ぐんじゃねぇよ、ドアホ!人の迷惑考えろ!」
っていう意見だったからさ。
その時はノーコメントを貫いたと思うんだけどさ。(もう覚えていない)
これ、どうなんだろうね。
キャンプ場で夜中に騒ぐのって個人的にはダメだと思うんだけど。実際はどうなんだろう。
今、冷静に考えてみたら、アリなのか?って気もちょっとしてきた。
非日常を味わうためとか、日頃の抑圧から己の心身を解放するためにキャンプしに来た、って人もいそうだなぁと。
それとも、キャンプ場によって、「騒いでOK」なところと「夜は静かに」ってところがあるのかも知れないなぁとか思ったりして。
やっぱさ、家族連れとかはさ、子どもが超絶ハイテンションになって、
「ウキャキャキャwwwww」
って半狂乱になってるのとか、時々キャンプ場で見るしさ。
まぁ分かるよ、分かりますよね、めっちゃテンション上がるのも分かるよ。
そう考えると、やっぱ、キャンプ場でうるさいのはアリなんかなぁ…?
実を言うと私ね、割と今でもキャンプ行くんですよね。
相方の大福さんがちょっとハマってる感じなんで。
そういえば、去年だったかな、近くにテント張ってる奴らが、マイケル・ジャクソンの曲を爆音で流してて、めっちゃイラってなったわ。
なんで、自然あふれる緑の中で、こっちまでマイコーの「スリラー」とか「バッド」を聴かなきゃならんのじゃ。選曲間違ってるだろうが!
曲流すなら、
エンヤ流せや!
Enya - Only Time (Official Music Video)
エンヤは、自然豊かな森の中に住んで、森林浴したり、小鳥のさえずりを聴いたりしながら、そこで音楽を作ってるらしいです。
やっぱ、都会に住んじゃうと、こういう曲は作れないのかも知れないね~。
さて。
キャンプ場での大騒ぎ、アリかナシか?
みなさんはどう思いますか?(丸投げ)