スウェーデンのコロナ対策は経済の面でも失敗だったのか?

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「命よりも経済優先」的な方向で新型コロナ対策を進めてきたスウェーデンでしたが…。

結局のところ「スウェーデンは命も経済も救えなかった」という意見がチラホラと聞こえてきつつある今日この頃です。

…んで。

そんな中、ある興味深い意見を見かけましたので、ちょっと言及します。

 

スウェーデンのやり方は、本当に「失敗」に終わったのだろうか?「おれたちの闘いは今始まったばかりだ!」的なことはないのか?

本題に入る前に、サクッと予備知識的な何かを少し。

 

それにしても、各記事のタイトルの痛烈なこと…。

 

スウェーデンの新型コロナウイルス対策が「完全なる失敗」に終わったと言える理由 | WIRED.jp

スウェーデンは新型コロナウイルス対策としてのロックダウン(都市封鎖)を実施しなかったことで、当初は一部の賞賛を集めていた。ところが結果として、人口100万人当たりの死者数が世界的にも高い水準になってしまった。

文化的に近く医療システムも似ている北欧諸国と比較すると、大きな違いが浮かび上がってくる。スウェーデンの死者数は、ノルウェー、フィンランド、デンマークの3カ国の合計の4倍に達しているのだ。

いったい何が問題だったのだろう。ロックダウン懐疑論者の“希望の星”だったスウェーデンは、いかに欧州でも最悪の感染国のひとつになってしまったのか。

 

 

命も経済も救えなかったことが明らかに…ロックダウンしないスウェーデンの戦略 | Business Insider Japan

スウェーデンが行った特異な新型コロナウイルス戦略は、経済的な成果に結び付かなかったことが、データによって示された。その上、隣接する北欧諸国よりも致命的な大流行を引き起こすことになった。

ワシントンDCに拠点を置くピーターソン研究所の上級研究員、ジェイコブ・キルケゴール(Jacob Kirkegaard)は、7月7日のニューヨーク・タイムズで、スウェーデンの経済活動は、ほぼ平常通りに続けられたにもかかわらず、そのことで利益はほとんど生じなかったと語った。

「文字通り、収益はゼロだった」とキルケゴールは述べた。

「これはスウェーデン政府が自ら招いたことだ」

 

 

スウェーデンの悪夢はパンデミック以前から始まっていた | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

スウェーデンは、福祉国家の模範だった。1000万人の住民が、手厚い社会保障のおかげで豊かな生活と平等、社会正義を謳歌していると世界から称賛されてきた。

だがこの数カ月で、そのイメージに疑問符が付いた。

ストックホルムでは老人ホームのスタッフの40%が短期・時給契約の未熟練労働者、23%が臨時雇用だ。彼らは若く、複数の仕事を掛け持ちし、他人との接触が多く感染のリスクが高い。

高齢者ケアは介護放棄と監督不行き届きの構図と切り離せない。2017年の保健福祉庁のデータによれば、人手不足や訓練不足なども原因で、ケアを受けている高齢者の15.6%に当たる4万人が栄養不足に陥っていた。

6月27日時点でスウェーデンの新型コロナによる死者は5280人、人口100万人当たり523人だ(ノルウェー46人、デンマーク104人、フィンランド59人)。周辺国にできたことがなぜスウェーデンにはできなかったのか。

 

これ、なかなか強烈ですね。

人手不足や訓練不足なども原因で、ケアを受けている高齢者の15.6%に当たる4万人が栄養不足に陥っていた。

 

ケアを受けている高齢者の15%が栄養不足!?

これダメじゃん。

全然、回ってないじゃん。

 

まぁ、ぶっちゃけて言うと、機能してないっつーか、破綻してるっつーか…。

 

すでにそういう状態だったんですねぇ…。

スウェーデンの実情。

 

んで、いよいよ本題に入ります。

 

なかなかショッキングな意見です。閲覧注意。

 

 

【閲覧注意】私がtwitterでチラ見した「とあるつぶやき」について。ある意味ショッキングな内容です。自己責任でお願いします

ここから先は、人によってはダメージを食らうような可能性があります。

あらかじめ、ご注意ください。

「この先は読まない」、という選択肢もなくはないと思います。

勇気ある撤退ということで。

 

はい、いよいよ本題に入ります。

 

日本でもさ、最近、「命の選別」がどうのこうのって話、あったじゃないですか。

命の重さ(価値)にも優劣があるよ、みたいな話とかさ。

 

んでね、これ、スウェーデンなんかも、公には言わなくても、本音としては「生きててもあんまり価値のない老人の命なら、早めに終わらせるのアリだよね」的な考えがあったんじゃないか?と。

経済を犠牲にしてまで、生産性のない老人を生かす意味はない」的な思想。

もちろん、モチのロン、まともな人間なら絶対に、口が裂けても公言するはずはない思想なんだけどさ。

表向き、こんな発言する奴はいないと思うんだけど、でも、実際には、裏では、こういう思想に基づいて、コロナ対策を打ち出していた可能性もあったんじゃねぇか?と。

 

事実、先ほどの引用の部分にもあったように、現実問題、老人が増えすぎて、老人ホームとかのスタッフが足りてないわけじゃん。

すでに数年前から、そういう状況が続いていたと。

現実に、言うなれば、システムが破綻しているような状態だったと。

高齢者ケアに従事する人材が慢性的に不足している。

仮にいたとしても短期のバイトとか臨時雇用とか。

しかも、やっと確保したスタッフたちには安い給料しか支払えない。

・・・・・・・・・

これ、もはや、先がない状態ですよ。

完全に袋小路。

もう今の時点で、キッツキツ。パンパン。

余裕が全然ない。

どうすんのこれ。

 

これはもう、老人が一気に激減するような大事件でも起きない限り、起死回生の大逆転なんてありえな…い?

 

というタイミングでの「新型コロナ」の大流行ですよ。

非常に悪意のある言い方ですけど「老人を一気に減らせる大チャンス」だと考えた人々も、少なからずいたと思います。(もしかするとスウェーデン国内にも…)

 

んでね、ここで一気に、ある種の「負債」ともいえる「カネのかかる高齢者」を根こそぎ一掃できれば、今後は若者たちにとって、税制とか、賃金とか、なんだかんだで明るい未来が見えてくるんじゃないか?っていう。

まさに「THE・命の選別」っていう話になってくるわけです。

 

そういった意味では「スウェーデンのコロナ対策は失敗だったと決めつけるのはまだ早いんじゃないか?」と。

今後、スウェーデンの経済は良い方向にむかう可能性を秘めているんじゃないか?と。

 

「スウェーデンの経済はここからが本番ですよ」的な。

そういった意見をね、チラ見したわけです。

 

んで、目からウロコじゃないですけど、なるほど、そういう考え方もあるのか…と。

 

スウェーデンのコロナ対策に評価を下すのはまだ早い、とか。

ひょっとしてひょっとすると、多くの高齢者が亡くなるであろうことを踏まえたうえで、あえて、こういった対策を選択したのではないか?とか。

 

 

最後に。個人的には、東京オリンピック、来年も開催できないんじゃないかなと思っています。

なんかちょっと脱線気味ですけど、コロナに対して何かひとことだけ書こうと思ったら、東京オリンピックの話になってしまいました。

 

また今度、気が向いたら東京オリンピックの件で書こうと思っているので、今日はちょびっとだけ。

 

え~~とね、日本がどれだけ万全の体制だったとしても東京オリンピックは無理だと思います。

強引にやろうと思えばできるのかもしれないけど、やらない方がイイような気がしています。

個人的にはめちゃくちゃ楽しみにしていたんですけどね…。

 

現実的に考えて、東京だけとか日本だけとか、そういう規模の話じゃ無いからね。

世界全体だから。地球全体の話だから。

 

もしも来年、日本国内のコロナ問題が収束したとしても、世界全体で見れば、まだまだ収まってないだろうなぁと。

たとえば…アメリカが不参加。アフリカ諸国も不参加。南米諸国も不参加。

みたいなことになった場合、そんな中でオリンピックを開催しても、どうにもならんような気がします。

莫大な放映権料の絡みとかね、いろいろありますし。

 

はやく、新コロの特効薬ができるとイイですね。

私もいろいろ病気持ってますんで、重篤化は免れない側の人間です。

ホント、ガチで他人事じゃないです。

ところで。

今、睡魔に襲われまくりで意識もうろうとしております。

なんか変な感じですが、今日はこのへんで。おやすみなさい。