「女性」と「化粧」と「生きづらさ」の話
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以前このブログで「電車の車内で化粧するのはどうなの?アリなの?」みたいな話を取り上げたことがあります。
なんと、あるアンケート(しらべぇ)によると「化粧はダメ」と答えた人は、驚異の80%越え。
しかも男性よりも女性の方が、女性の化粧に厳しいという結果だったんですよね。
なんか、スゲー意外で。
んで、その時にいただいたコメントの中に、非常~に興味深いものがありました。
「電車で化粧、アリかナシか」。正直、NG派は、ごく一部の男性なのかな?って思ってたら違うみたいで。
以前言及したのはこちらの記事です。
2016年11月の記事ですが、確か当時、ちょっと話題になってたんですよね、電車での化粧とかマナー。
全体の8割以上が化粧反対派。
しかも、女性の方がより厳しい、という内容。
けっこう意外な感じがしました。
んで。
「電車内の化粧アリ、ナシ」に関しては、今回は置いといて。
ちょっとね、私の心の中に、ずーーっと引っかかってた案件がありまして。
この記事に寄せられた「はてなブックマークコメント」に、このようなコメントが。
すっぴんだと面倒な人引き寄せちゃうんだよね、現状。説教したがりとか宗教系とか勝手に純情キャラ(下手したら処女とか)と思い込む人とか。そういうの無くなるほど普通の事になってくれたら楽だよねえ。
な…んだと!?
「すっぴんだと、面倒な人を引き寄せちゃう」?
「説教したがるヤツ」
とか
「宗教系」
とか
「勝手に処女だと思い込む人」
とか…!?
うおぉぉ…
そうか…そういう側面があったんか…。
こりゃ一概に、「化粧?そんなの不要じゃん」とは言えなくなってきましたよ…と。
人が生きていくということは、いつの時代でも、実は「サバイバル」なのかも知れない。「化粧」は防御のための楯なのだ…!
いやいやいや…こりゃ面目ない。
おじさんだから、化粧による効果、効用に関しては、深く洞察したことが無かったよ。
化粧ってのは、
「自分自身を取り繕うためのツール」
あるいは
「等身大の自分よりもちょっとマシに見せるために盛る道具」
みたいな、
そんな簡単な、短絡的な話じゃないのです!
これ、男性に置き換えて考えてみると、一番近いのは「筋肉」かも知れないな~。
筋肉がモリモリだと、変な奴からケンカを吹っかけられること、まず無さそうだし。
大抵、イチャモンつけてくるような輩って、自分よりも弱そうな個体を狙いに行くからなぁ…。
「女性の化粧」≒「男性の筋肉」説。
あながち、的外れでもないかも知れません。
たとえ時代が移り変わったとしても、「生きるか死ぬかのサバイバル・ライフ」は形を変えながら、今でも続いているってことなんでしょうかね…。
などと考えたりしながら、日々を過ごしていると、こんなツイートを発見。
「髪の毛を金髪にするとイイぜ!」って話。これも一種のディフェンス的要素か。
フリーライター・姫野桂さんのこちらのツイート。(ぐわぐわ団の記事 『発達障害グレーゾーン』を読みました で知りました)
金髪にして変わったこと
— 姫野桂@新刊発売1ヶ月で4刷り📚 (@himeno_kei) January 3, 2019
・わざとぶつかってくる系のおじさんの被害にあわなくなった
・レジ待ちの列で後ろのおじさんから舌打ちされない
・満員電車でおじさんに蹴られない
・タチの悪いナンパにあわない
・初対面の人や久しぶりに会った人にはまず髪色を突っ込まれる pic.twitter.com/2lrvbBOuDt
おじさんがぶつかってこない
おじさんから舌打ちされない
おじさんに蹴られない
…and more!
なんと…!
「おじさん」ってロクでもねぇな!!!
おのれ~~、
おじさん、許すまじ!
・・・・・・・・・
ん!?
よく考えてみると、私もおじさんだった!
なんということであろう。
ごく一部の、心無いおじさんのせいで、おじさん全体が「熱い風評被害」をこうむっているのではないか…?
おじさんおじさんって十把一絡げに言われても、おじさん、困っちゃう!
クソ~、結局、おじさんの一番の敵はおじさんであったか…。
敵は本能寺ではなく、おじさんにあり!
これ…あれだね。
一部の過激なイスラム教徒のせいで、イスラム教全体のイメージが悪くなっちゃうっていう構図と近いんじゃないかな。
こんなこと言うと、イスラム教とおじさんを一緒にすんな!ってクレームが来るかも知れないな。怖いな。
なんか最近はもう、いたるところに「あげあしを取ってやろう」と待ち構えている人々がいるような気がして、疑心暗鬼に陥っております。
かなり脱線したので、話を元に戻しますか。
今のご時世、「女性が」とか「男性が」って話をするだけでめっちゃ怒られそうな気もしますが、
現実問題として「すっぴんの女性」は、ただ「すっぴん」だというだけで、変な輩(主におじさん)に狙われてしまうという事例が、多発しているわけですよね、おそらく。
これなぁ~、どうすればいいんですかね。
女性が、化粧をしても、化粧をしなくても、どっちでも、生きづらさを感じなくて済む社会を作るためには、女性だけではなく、男性(特におじさん)たちの意識改革から始めないとダメだ、って話のような気もしますよね。
おじさんたちの中に、すっぴん女性を下に見るとか、甘く見るとか、「この女ならマウンティング合戦で勝てそうだぞ」と思って近づいてくるとか、そういう連中がいる以上、女性たちは、安心してすっぴんで街を歩けないじゃないですか。
まず、「変なおじさん」側が変わらないと、いつまでたっても、女性が「化粧」という名の鎧を脱ぎ捨てるのは難しいんじゃないかと。
いや、もちろん「変なおじさん除け」という意味ではなく、別の理由で化粧をしてる、って方も大勢いるでしょうし、なんだったら、男性だって化粧してOKだしね、極論、おじさんが化粧してても問題ないわけなんですけどね。
なんか話が混沌としてきたな…。
そろそろ強引にまとめましょう。まとまるだろうか。
え~~と、結局、何の話だったかな…。
ん~~~と。
突き詰めて言うと、マウンティングの話か。
人を外見で判断して、すっぴん女性を見つけるとマウント取ろうとして近づいてくるおじさんたちが、ある一定以上の割合で存在している、と。
これ、どのくらいいるんでしょうかね?
もしかして、おじさんの約8割が「この手の輩」ってことは無いよね?
大丈夫かな。
でも、あれだな~、そういうダメなおじさん、今どんどん増えてるかも知れないね…。
「弱い者たちが夕暮れ さらに弱いものを叩く」
って歌があるけれどさ。
「ダメなおじさん」あるいは「KKO(キモくてカネのないおじさん)」ってのは、もはや完全に社会的弱者って立場で、
そんなおじさんたちは、防御力が低そうな個体を求めて、街を徘徊してるってことなのかも知れないね。
もはやゾンビ的な何かですよ。
おじさんゾンビ。
ゾンビおじさん。
う~~む…。
この流れだと、
「女性たちが安心して街をすっぴんで歩ける日などくるのだろうか…?」
とさえ思ってしまいますなぁ…。
どうしよう。
上手く着地できなかったwww
まとまらなかった💦
こういうことがあるから、恐ろしいね、
ブログって、筋書きのないドラマですね。
え~~と……。
みなさんは、どのように思いましたか?
(丸投げでフィニッシュ)
マウンティングと言えば先日の。
男性同士による「腕時計マウンティング」の話。