誤植?ケビン・スペイシー出演の映画が公開初日の売上126ドルだと!?

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オスカー俳優ケビン・スペイシーが出演する映画「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」が全米公開されましたが、初日の売り上げがなんと!たった126ドルというニュースが!

これ、誤植ではなく、ガチらしいです。

大爆死なんてもんじゃねぇ!前代未聞の超~大爆死だっ!

 

映画1回の上映で観客は1~2人!大惨事とか、そんな生易しいもんじゃない!ケビン・スペイシーオワタ!

こんなこと、あるんですね…。

だって、ケビン(ケヴィン)・スペイシーと言えば、アカデミー主演男優賞も獲得している、超メジャー級の実力を持つ大物俳優ですよ?

 

「ケヴィン・スペイシーファンクラブ」の会員だって、おそらく大勢、存在していたでしょう?

ファンのみんなにまでそっぽを向かれてしまった、ってことなんでしょうか。

ケビン・スペイシーのファンが全米で数人しかいない、なんてことはないと思うんですが…。

 

ケビン・スペイシーの話題の俳優陣との共演映画が大惨状 1回の上映観客1~2人(東スポWeb) - Yahoo!ニュース

 

うわ~、ヒドイことになってますね…。

やはり、初日の売り上げ126ドル(約1万3900円)っていうのは、誤植ではないようです。

週末の3日間の総売り上げでさえ、618ドル(約6万8200円)ですから。

完全に終わりましたね、ケビンの俳優人生、フィニッシュです。

 

いったい、何が起きたんでしょうか。

 

 

どうやら、ケビン・スペイシー、めっちゃくちゃ、セクハラしまくっていたようです。セクハラざんまい。

スペイシーは過去の性的暴行事件が発覚した際、人々の注目をそらすために、このタイミングでゲイだと告白したんですねぇ…。

 

スペイシーいわく

「ぶっちゃけ、自分は(性的暴行のことは)何も覚えていないんだ。酒に酔っての行動だったんだろう。

あ、そうそう、そんなことよりもね、私、ゲイなんだよね。

みたいな感じ。

 

ケビン・スペイシー氏、セクハラ被害を訴えられ「ゲイとして生きる」と宣言 ⇒ 非難殺到

 

この意味不明な言い訳によって、全ての人類から総スカンをくらったスペイシー。

老若男女、一般人、俳優仲間、LGBTQ、とにかく、この青い地球の生きとし生けるもの全てから、スペイシーは見限られてしまいました。

 

しかしその後も、出るわ出るわ、余罪に次ぐ余罪。

 

堕ちた名優ケヴィン・スペイシー ── 性的暴行事件発覚からの転落の経緯|カルチャー(セレブ・映画・海外ドラマ)|GQ JAPAN 

話はここで終わらなかった。スペイシーはセクハラ常習犯だったのである。彼は2003年から2015年にかけてロンドンのオールドヴィク劇場で芸術監督を務めていたが、当時複数の若い俳優たちに性的嫌がらせをしていたことをメキシコ出身の俳優ロベルト・カヴァゾスが暴露した。

さらにもっと最近の事件も明らかに。ドラマ「ハウス・オブ・カード」の撮影現場でも性的嫌がらせをしていたのである。元スタッフを含む8名のスタッフが「スペイシーは性的搾取者だ」とCNNに対して告白。ある男性アシスタントは「初期のシーズンで彼から性的暴行を受けた」と話している。

 

セクハラ常習犯だと!? 

 

おいおいおい、スペイシーさんよぉ…

セクシャル・ハラスメント・ナンバーワンじゃないですか!

(昔「セクシャルバイオレットNo.1」ってのがありましたけど)

 

完全に終了ですね。

社会的に抹殺された形です。

ここまで完全に終了することって、あるんですねぇ…。

 

なるほど、海の向こうのアメリカで、何があったのか知りませんでしたが、こういうことでしたか。

 

セクハラに次ぐセクハラ。

セクハラ三昧。

スペイシーによるスペイシーのためのセクハラ。

 

 

困ったのは、スペイシーが出演する作品に関わっていた人々ですね。途中まで作っちゃったけど、これ、どうすんの?って話です。

先ほどのGQ JAPAN の記事より。

次々と明らかになるスペイシーの行為に対して、一度は撮影中だったシーズン6の撮影を延期すると発表していたNetflixはさらに厳しい処分を決定。「シーズン6(ファイナルシーズン)はケヴィン・スペイシーを出さずに撮影する」と発表した。主人公のフランク・アンダーウッド大統領が登場しないままファイナルシーズンを終えるという決断を下した。Netflixは撮影を一時中断している間に「番組の展開を考える」としている。

 

このNetflixの作品は、スペイシーが主役だったんですかね?

主人公のアンダーウッド大統領が登場しない形で撮影を続行とか、なんかもう、無理矢理感がハンパないですね。

 

そして、今回、全米公開に踏み切った映画「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」でも、いざ蓋を開けてみると、散々な結果に。

1回の上映で客1人とか、映画「デビルマン」どころじゃないね…。

 

それにしても、アメリカ人って、すごく分かりやすいですね。

スペイシーは見たくないけど、映画自体は観たいとか、他の共演者のファンだから観に行くよ、って人、全然、いないんだ…。

監督とか、共演者とか、全員、スペイシーと共に沈没。

 

ちなみに、映画「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」は、2018年7月17日にビデオ・オン・デマンドで配信された作品らしいので、わざわざ映画館で観る必要もないだろう、と多くの人が判断したのかも知れません。

 

さらに余談ではありますが・・・

映画でスペイシーが演じるのは、ロン・レヴィンという、ビバリーヒルズの浪費家、兼、詐欺師の役だそうで。

しかも主人公たちに殺されちゃうっていう。

まぁなんというか、非常に分かりやすい「クソ野郎」のポジションかな。

 

う~~む…。

ある意味「セクハラ俳優スペイシー」の最後の表舞台を飾るにはふさわしい役だったのかも知れません。

ケビンよ、いや!ケヴィンよ!地獄で安らかに眠りたまえ!