PV稼ぎ最優先なら最後は「私設ウィキペディア」になってしまう
広告
ブログの中の人が、PV(ページビュー)とかアクセス数とか、そういうのを追い求めちゃうとね、最終的には「私設ウィキペディア」になっちゃうと思うんですよね~。
それ…すごく不本意じゃね?
なんだかんだ言って、検索からの流入は膨大。規模が違う。はてな民と検索民、どっちが多いと思う?
身も蓋もないことを言ってしまえばね、
はてな村界隈でスマッシュヒットをかっとばしても、検索からの流入と比較すれば、たかが知れてるわけですよ。数字的には。
検索民、何人いると思ってんの。
はてな民の何倍、何十倍、何百倍、何千倍、何万倍、だからね。
(ってか、検索民って何なんだ、って話ですけど)
検索でヒットするかしないかで、サイトに訪問してくれる人々の数は、桁違いに変わってきます。
ということはですよ、
たくさんの人にブログを読まれたい、って思うなら、検索でヒットするように書けばいいワケでさ。
こんなこと、わざわざ今さら言う話でもないんだけど。
「別に私は、多くの人に読まれなくてもOK」
って、ハッキリ割り切ってるなら、それはそれで全然いいんだけどさ。
そうじゃなくて、
本当は、たくさんの人に読んでもらいたい、とか、PV稼ぎたい、とか思ってるのに、「いや、そんなの求めてねぇし…」みたいに、スカした態度とってさ、実際は、めっちゃPV稼いでるブログに嫉妬してるとか、そういうクソめんどくさい人もいそうだな、って気がするんですけど、どうでしょうか。
そういうのさ、ダサいじゃん。
カッコつけて、斜に構えてる時点で、もうダセェのよ。
イソップ物語の「酸っぱい葡萄」みたいなもんだよね。
お腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。
食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。
何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから
「どうせこんな葡萄は酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」
と負け惜しみの言葉を吐き捨てるように残して去っていった。
自分がPV稼げないからって、PV稼いでる人を逆恨みするとか、完全にお門違いも甚だしいし、「PVなんて意味ないよ」って負け惜しみを言うのも超絶ダサい。
とはいえ、PVに魂を売り渡して、単なるPV製造マシーンに成り下がるってのは抵抗あるな~って気持ちも分かる。
じゃあ、どうするか。
我々は、混迷の時代を、どう生き抜けばよいのか。
今日は専門家の方をお呼びいたしました。
先生、どうぞお入りください。
すいません、画像間違えましたね。
コレジャナイ。
あらためまして、先生、どうぞお入りください。
ニャニャ―!
これ、あれだ。
なんでもリアルに3次元に変換してしまうジェネレーターで、猫のイラストを変換したやつだ。
なんか怖いな…。
悪ふざけもたいがいにした方がいいですね。
今度こそ、本当に、専門家の先生の登場です。
小盛匹 にいたろう先生、どうぞ。
「オッス!オラ、にいたろう!久しぶりの登場で、オラ、わくわくすっぞ!」
しばらく干されてる間に、自分のキャラを見失ってしまったようですね、先生、今日はどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
ニート&ひきこもりのサルベージ作戦にかけてはこの分野のパイオニア、にいたろう先生が導き出す、心震える「本当のブログ」の書き方とは!?
にいたろうが貴方に授ける珠玉の名言の数々…。
今宵、貴方は本物のブログ執筆術を目の当たりにする…!
レッスン1 PCを立ち上げる。
えっ?そういうのはもう知ってるって?
そうですか。
(しょんぼり)
レッスン2 メリハリ、ふり幅を意識する。
実はね、簡単な話ですよ。
自分の中でくすぶっている熱き魂を叩きつけるようにして記事を書いた次の日には、淡々と、検索からの流入を意識したのっぺりとした記事を書けばいいのです。
交互交互に、「PV狙い」と「自己表現」を繰り返せばいいのです。
ようは、ふり幅です。
メリハリです。
ずっとPVを狙っていても面白く無い。
ずっと全力疾走していれば心身ともに長くはもたない。
じゃあ、どうするか。
どちらも適度に混ぜ込めばよいのです。
これで、PVも稼げますし、思う存分、自分が言いたいこと、書きたいことも表現できます。
肝心なのはね、「自分らしさの檻」に閉じ込められてしまわぬように、柔軟に、軽やかにブロって行くことです。
自分はこういうスタイルなんだ、などと、自分で勝手に決めつけて、勝手に身動きが取れなくなってる人、いませんか?
てめぇ自身で、てめぇの外側に殻つくってどうすんだよ!
君は伝説の名著『炎のブロガー・バズル』を知っているか? - 自由ネコ
鉄拳制裁じゃ!
完全にパワハラで訴えられますね…。
今、問題になってますね、え~と、名前が…塚原だったか、パワ原だったか、体操のね、夫妻が。
まぁいいや、そんなことは。
私はね、「トリックスター(trickster)」的な立ち位置で行きたいと思ってんだよね~。
善なのか、悪なのか。
頭が良いのか、バカなのか。
正義の味方なのか悪の手先なのか。
天使のようでもあり悪魔のようでもある。
そういうポジションでやらせてもらおうと考えているわけですよ。
いわゆる「トリックスター(trickster)」というやつですね。
トリックスター (英: trickster) とは、神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を展開する者である。往々にしていたずら好きとして描かれる。善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、異なる二面性を持つのが特徴である。
トリックスターは、時に悪意や瞋恚(しんい、しんに)を持って行動したり、盗みやいたずらを行うが、最終的には良い結果になるというパターンが多い。抜け目ないキャラクターとして描かれることもあれば、乱暴者や愚か者として描かれる場合もあり、両方の性格を併せ持つ者もある。文化的に重要な役割を果たしているとき(例えば、火を盗むなど)や神聖な役割のときでさえ、おどけてみせたりもする。文化英雄であると同時に既存概念や社会規範の破壊者であり、あるいは賢者であるが悪しき要素を持つなど、一面的な定型に納まらない存在である。
このね、とらえどころのないキャラクターが登場することによって、物語に深みが出てくるわけですよ。
たとえば「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する、ねずみ男とかね。
鬼太郎を陥れるような罠を仕掛けたかと思えば、今度は逆に、絶体絶命のピンチに颯爽と現れて鬼太郎を救ったり。
敵なんだか、味方なんだか、よく分からない存在。
おそらく当の本人は、正義でも悪でもなく、ただ自分の心のおもむくままに、自由奔放に振る舞っているだけなんだろうけど、そういうキャラの存在こそが、思いがけないドラマをもたらすわけですよね。
ルパン三世に登場する「峰不二子」も、トリックスターと言えるでしょう。
いつでも自分に正直に行動し、その結果、時にはルパンの敵にもなるし、そうかと思えば、ルパンを助けることもある。
一見、第三者から見れば、とらえどころのない存在のように思えるが、峰不二子本人は、いつでもちゃんと自分の中では一本筋が通った生き方をしている。
これですよ。こういうことですよ。
ブログを書く時にもね、この「トリックスター」の立ち位置を意識すると、のびのびと振る舞えるんじゃないかと思いますね。
いつでも自分に正直に。
あっちへ行ったり、こっちへ来たり。自由自在。
真面目なことを書いたかと思えば、今度はバカなことを書いたり。
社会問題を取り上げたかと思えば、今度は自分の半径数メートル以内の出来事に言及する。
善人のようでもあり悪人のようでもある。
正しいようでいて間違えているようでもある。
役に立つことも書くし、まったく役に立たないことも書く。
PV稼ぎもするけど、PVガン無視の記事も書く。
自分で決めてしまわないことですね。
「私のブログはこうなんだ」と、見切りをつけてしまわないことです。
自由奔放に。自由自在に。
たかがブログ。されどブログ、なのであーる。