【同調圧力】異性より同性と会話する時の方が全然しんどい理由

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数日前、私の相方(通称・大福さん)からこんな質問が。

「〇〇〇、女より男と会話する時の方がしんどいって言ってたけど、あれって、なんでだっけ?」

(〇〇〇には私の名前が入ります)

・・・

この質問、たぶん3回目くらいだと思うんですが、毎回、説明する度に、

「あ~っ!そうだそうだ!超~納得!」

というリアクションの大福…。

 

私はオトコなわけですが、女性と会話する時の方が、全然、気を使わなくてラクなんですよね…。なんでか?っつ~と…

 思春期の頃とかは、当然、異性と会話する時に、変に意識してギクシャクしたりするわけですが。

それを通り過ぎちゃえば、やっぱね、同性と一緒にいる時の方が、しんどいし、気を遣うんですよね…。疲れます。

 

これ、なんでか?っつ~とさ。

 

「同じ男同士だから、分かり合えるよね!」

的な。

ある意味、同調圧力みたいなのが発生してる気がするからなんだよね。

 

そこはかとなく漂う

「オレたち、きっと分かり合える!」

的な空気が、めちゃくちゃ苦痛で。

 

「性別が同じ」っていう理由で共感しあえるとは、私には思えないんですよ。

 

そもそも私は、男性だろうが女性だろうが「自分のような人間」には会ったことがないし、基本的には誰とも共感しあえないまま、ずっと生きてきた…と感じています。

 

だったら、相手が女性の方が全然ラクなんですよね。

「所詮、どこまで行っても男と女。分かり合えなくても、それは当然

みたいな、

最初のスタートラインの位置関係、距離感の方が、全然助かるワケ。

 

もしも異性と話してて、

「あ~そういう意見なんだ。自分とは全然違うな」

ってお互いに感じてるような場合でも

それは

「男と女だしね。当然、違うよね」

くらいの軽いノリというか、薄~い感じの解釈で済んじゃうわけです。

割と簡単に納得できちゃうというか。 

 

でも、男同士、あるいは女同士だと、

「ねっ!そうだよね!分かる~!」ってなれよ!

みたいな空気、漂ってくるでしょ。

 

実際に分かり合えてるなら、それでもいいんだろうけど。

 

正直、個人的には全く共感できないケースが頻繁にあるわけです。

ってか、基本的に「共感できない」がデフォルトかも知れない。

 

本当は

「いやいや、全然、分かんねぇわ…」

って思ってても、それを言っちゃいけない空気…。

超~怖い。

 

 

「人はみんな違う。違って当たり前。」そこからスタートする関係の方が全然、快適なんですよ。

 おそらく、いろんな人種やいろんな宗教が、こってりと入り混じってる国なんかは、

「お前とオレは違って当然。別のモノを信じててOK」

っていうところから、コミュニケーションが始まるんだと思うんですよ。

スタートラインの設定がそもそも違うっていうか。

 

日常的に「違い」を実感してる人達は、そのうえで関係性を築こうとしますよね。

肌の色が違う。

国籍が違う。

言語が違う。

宗教が違う。

でも、それを全部認めたうえで、関係を構築していこう、っていうスタンス。

 

ところが日本は、なかなかね。

島国だっていうこととか、いろいろ要因はあるらしいけど、他の国よりも

「同調圧力」がキツいらしいね。

 

 

 

ちなみに昔、日本のとある田舎町で、出稼ぎに来ていた日系ブラジル人たちと一緒に働いたことがあるんだけどさ。

一緒にいて、めっちゃ楽でしたよ。

日本人と一緒にいるよりも5億倍くらい楽。

gattolibero.hatenablog.com

 

ブラジル人、と一言で言っても、様々でさ。

ポーランド系とか、イタリア系とか、スペイン系とか。

アジアっぽい顔つきの人もいるし、先住民族?の血が強い感じに見える人もいて。

みんなそれぞれ背景が違うのかも知れないけど、それを踏まえたうえで、割と仲良くやってた。

「ひとりひとりが違って当たり前」

そこからのスタートだった。

 

結局、私はその職場では、ブラジル人たちのコミュニティに拾ってもらう形になった。

「よそ者」の私は、その町から一歩も出たことが無い日本人たちと、全く1ミリも関係性を築くことは出来なかった。

 

休憩時間は変な感じだった。

広い休憩所にいる日本人は私一人だけで、あとはブラジル人たち。

 

先祖代々、数百年に渡ってその町で暮らしてきた地元民たちは、狭い喫煙所の中にギュウギュウ詰めになりながら、モクモクと煙草をふかし、町唯一の娯楽「パチンコ」の話で毎日盛り上がっていた。

 

おそらく、

「パチンコをやらない者は話題に入れませんよ。」

的な、変な空気に負けて、やりたくないけどパチンコしてた日本人もいたんじゃないだろうか。

タバコ吸わないのに、喫煙所内で休憩してる奴もいたからね。

 

おそるべし。農耕民族の同調圧力。

思い出しただけでも気持ちが悪い。

 

 

同調圧力的な何かは、一匹狼的な人々の集合体を許さないのか…?

話を戻しますけど、これさ、男同士、女同士、っていう

「性別が同じ」というくくりだけじゃなくて。

 

「同じ学校を卒業してる」とか、

「同郷出身」だとか、

いろんなところで発生してるでしょ。

 

「え~!〇〇高校だったの!?じゃあ先輩後輩だ!仲良くやろうぜ!よろしく!」

とか言う感じとかって、あるでしょ。

 

「マジっすか!オレも〇〇県の出身なんすよね!」

とか。

同じ県の生まれというだけで、何かが分かり合えるとは到底、思えない…。

 

なんか、仲良くしなきゃいけない空気になるんだけど、基本的に私はめちゃめちゃ

「スナフキン体質」なんですよね。

孤独を愛する一匹狼的な。

 

治したいとは思うんだけど、治らんw

 

人との距離感が、北欧系なんですよね~。

gattolibero.hatenablog.com

 

フィンランドのバス停www

めっちゃ気持ちが分かる!!!

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gattolibero/20160623/20160623094046.jpg

 

 

話があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりして、意味不明になってきたので、〆ます。

 

ちなみ冒頭で登場した、私の相方「大福」さんも、一般的な日本人とは、あんまり馴染めなくて。

外国人の友達の方が多いです。

(数少ない日本人の友人たちは皆、個性派の変わり者ばかりです)

 

大福さんもおそらく、日本人が相手の時には、何らかの同調圧力を感じて、気持ち悪くなってるんでしょうね。

んで、外国の人との付き合いでは、それがありませんから楽なんでしょうなぁ。

 

ということで私が、

「同性よりも異性と会話する時の方が全然ラクな理由」

を説明すると、

大福さんは「激しく同意&納得!」というリアクションをとるわけです。

 

ただ、その後しばらくすると、何故かまた、同じ質問をしてきます。

毎回新鮮でいいんですけどね。

 

 

追記~

ちなみに、インターネットを介するやりとりは、すでに一定以上の距離感が保たれているので、めっちゃ楽だなぁ~って実感しております(^^)/

インターネッツ、最高!