前回の記事内で「もしかすると人間も、カタツムリみたいに寄生虫に操られているのかも知れませんね~」って話を冗談半分でしたんですが、調べてみると、ナショナルジオグラフィックのサイトに「思いっきりガチで操られている」という説が出ていました。
冗談で言ったつもりだったのに、ガチだった…。
ホントかどうか、にわかには信じがたい。人間の行動も寄生虫にコントロールされているってマジか…。
しかも、2013年の記事ですから、ずいぶん前から、そういう説はあったんですねぇ…。
こちらの記事です。ドン。
今になって脚光を浴びている模様。
記事自体は古いのに、はてなブックマークは昨日今日でもっこりと付いていますね。
早速、記事の中身を見てみましょう。
チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル(Jaroslav Flegr)氏は、大胆な主張によってここ1年ほどメディアの注目を集めている。トキソプラズマというありふれた寄生虫が、われわれの脳を“コントロール”しているというのだ。
まず、ビックリするのが、トキソプラズマという寄生虫自体は、全然珍しくない、ということね。
私も、今この記事を読んでいるあなたも、おそらく感染しております。
基本的に、この寄生虫はネコを宿主としていますから、ネコ好きな人は、ほぼほぼトキソプラズマに感染しちゃっていると考えていいようです。
一説には、人類の半数、すなわち2人に1人が感染しているという話もありますから、ネコ好きなら当然、120%の確率で感染していると言っても過言ではないかも知れない、的な。
極論を言っちゃうと
ネコ好きな人の行動は、ほぼほぼ寄生虫に操られている。
はい、万事休す~~。
岩合さんなんて、めっちゃコントロールされてんじゃねぇのか、って話ですよ。
あ、あとね、妊娠中の人、妊婦さんはネコに近づかない方がイイ、って話もあるらしいですね。この寄生虫トキソプラズマによって、なんか赤ちゃんに良くない影響が出るケースがあるらしいです。(気になる方はぜひ検索して調べてみてネ)
本来、この寄生虫はネコとネズミの体内を行ったり来たりして生活しているわけで、それが人間に感染すると・・・
トキソプラズマは通常はネコに寄生する。巧みな戦略をとることで知られ、ネコからネコへ感染するのにネズミを媒介とし、寄生したネズミの行動を変化させてネコに食べられやすくすることで新たな宿主に乗り移る。
前回の記事で、カタツムリに寄生したロイコクロリディウムは、鳥の体内に入り込むために、カタツムリを操り、鳥に食べられやすい場所まで誘導し、鳥に対して「食ってくれ」とアピールする、
というような話を書きましたが、
ネズミに寄生したトキソプラズマも、同じようにして、宿主の行動をコントロールするらしいんですよね。
ようするに、ネズミに寄生したトキソプラズマは、
「こ~んに~ちは。ボク、ネズミだよ。ネコさん、ボクを頭からガブリと食っちゃってください。チュー」
みたいにね、アピールするようになるわけですよ。
本来であれば、ネズミはネコから逃げるわけですが、トキソプラズマに感染したネズミは、あまり危機感や恐怖を感じないようになり、動きが緩慢になって、ネコにガブリと食われやすくなるとかなんとか。
え~~~。
ということはよ?
トキソプラズマに感染した人間も、ネコに頭からガブリと食われやすくなるような行動をしてしまうってこと (´・ω・`)?
しょこたん(中川翔子)なんかは、ネコを頭からガブリとやってるようなシーン、よく見るような気がするけど、それだと逆だな~。
寄生虫的には、ネコを食うんじゃなくて、ネコに食われたくなるのが正解らしいからなぁ。(しょこたんのケースは一種のバグか?)
グーグルで画像検索してみた。
あ~~、これ、完全に操られていますね…。
しょこたん、完全にトキソプラズマに感染しております。
だって、普通の人間はこんな風にならないもん。
全てのネコ好きに捧げるレクイエム。あなたの人生は寄生虫にコントロールされているよ♪
ネコに食べられやすくするため、トキソプラズマがネズミに引き起こす行動の変化は、反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなるというものだが、このような変化はトキソプラズマに寄生された人間にも現れることをフレグル氏は発見した。
トキソプラズマに感染すると、ネズミ同様、人間も、
反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなる。
あ~~、これ、完全にオレ、やられてるわ。
完全に、トキソにやられてる。
めっちゃ動き鈍くなったもん。
てっきり、老化現象かと思ってたけど、完全に寄生虫の仕業だったか。
しかも、がっつり、無気力だし。
全然やる気が起きない。
食事を作るにしても、そうめんをゆでるくらいのことしかできない。
これもてっきり、夏の暑さのせいだと思っていたけど、そうじゃなかったんだな。
全部、寄生虫トキソプラズマのせいだったんだ。
そしてさらに、危険を恐れなくなる。
これも心当たりありますよ。
だってさ、「はてなブログを利用する」ってのは、めっちゃリスキーなことですからね。
こんなデンジャラスなことないですよ。現代社会において。
ブックマークコメントでディスられるなんて日常茶飯事ですし、最悪の場合、刺されて絶命するという危険性さえ、無きにしも非ずです。
これ完全に、ネコに寄生虫、移されたな…。
1990年、フレグル氏はひょんなことから自身がトキソプラズマに感染していることを知った。同僚の研究者が新たな診断テストを開発し、それをフレグル氏に試したのだ。
(略)
「道を渡っていて、車にクラクションを鳴らされたのに飛びのかなかった」のだ。そこでフレグル氏は考えた。これはトキソプラズマが原因ではないだろうか?
マジで?トキソプラズマに感染すると、交通事故に対しても鈍感になっちゃうの?
なんか、感染者は、感染していない人よりも2倍、交通事故に遭いやすいって話もチラッとどこかで見かけたなぁ。
どこで見かけたのかは、覚えておりません。
何故なら!
オレは!
トキソプラズマに感染しているからさ!
THE・注意力散漫!
これ、日常生活の中でも結構使えるね。学校で。職場で。冠婚葬祭にもピッタリ。
宿題忘れた時なんか、先生に対してこう言えばいいわけです。
「ぼくは宿題をやろうと、思いました!でも、トキソプラズマの奴が…」
職場でミスした時でも
「トキソプラズマ手当、出してください!」
気の合う仲間が集まった立食パーティーでも
「あっ、そこのリッツとって。そう、そこにあるブルボンの。リッツ。沢口靖子の。」
もう、寄生虫、関係ネェじゃねぇかって?
やかましいわ!
わしゃ、トキソプラズマに感染しとるんじゃ!やぶれかぶれじゃ!自暴自棄じゃ!
怖いもの知らずの詠み人知らずじゃ!
世界中の偉人たちは皆、トキソプラズマのおかげで偉業を成し遂げたのではないだろうか。
適当なことばっかり言ってますけど。
今後とも、トキソプラズマともども、ヨロピク。
前回の問題作。全てはここから始まった…!