【アフロが炎上】稲垣えみ子・図書館事件!ミニマリストでも本は買うべきか!?

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見損なったぞ!稲垣えみ子!

オレのギガと「リスペクト」を返せ!

 

ミニマリスト的生活者たちのカリスマ的存在、稲垣えみ子さんによる図書館事件…。

まことに残念!

 

今まで、稲垣えみ子さんのことをそれなりにリスペクトしていたので、超~~ガッカリだよ!

いや~…ホント、ガッカリ。

思ってたよりも全然、薄っぺらかったな…。

 

なんで私がこんなにモヤッとしているかというとですね、勝手に私が、稲垣さんのことをリスペクトしてたからなんですよね~…。

 

最初から、胡散臭い人だと思っていれば、まぁこんなにモヤッとすることは無かったんでしょうけど。

(正直に言うと「お金のかからない生活」を徹底して実践して、毎月の電気代が200円なのにアフロヘアの維持費が毎月2万円以上って話を聞いた時に、このいびつとも言える「自己顕示欲的な何か」は何だ…?ってのは思ってたけどさ…)

 

私も、何と言いましょうか、いわゆるミニマリスト的生活というか、モノを持たない生活(増やさない生活)を心がけておりますので、稲垣さんの言ってることには、非常~に共感する部分が多かったわけです。

それで過去には、こんな記事も書いたわけです。

「稲垣えみ子、超~リスペクト!」って…黒歴史になっちゃったな。

gattolibero.hatenablog.com

稲垣えみ子さんを絶賛!

この過去記事を読んでいただければ、今回、私がめっちゃモヤッと来てることがお分かりいただけると思います。

 

もちろん、今でも稲垣さんのことをリスペクトはしていますが、まぁ何というか…思ってたよりもショボい人だったな…ってのが本音です。

まぁ、私の方が全然ショボいんで、人のことをどうこう言える立場じゃありませんし、人はみんな不完全で、素敵な面もショボい面も持ち合わせていて当然、って思ってますけどね…。

 

そろそろ本題に入りましょうかね。

 

 

今回の「稲垣えみ子・図書館事件」。ネタ元はコチラ。「AERA」で連載中の「アフロ画報」。

これですよ、これ。

 

絶賛炎上中!

dot.asahi.com

 

読んだ時にさ、ホントにもうね…

 

ちょっと

待てーい!

 

ってなったからね。

 

話の内容をザックリまとめると、大体こんな感じ。

 

(^o^)/(^o^)/(^o^)/(^o^)/

 

稲垣えみ子さんが、とある講演で、担当スタッフから挨拶をされた。

スタッフの手には稲垣えみ子さんの著書。

稲垣さんは「読んでくれてありがとう!」とお礼を言おうと思ったが、よく見るとその本は図書館で借りた本だった。

稲垣、大ショック!

「いや、こっちは苦労して本を書いたんだから、タダで読むんじゃねぇよ!」

…的な。

 

(^o^)/(^o^)/(^o^)/(^o^)/

 

ミニマリスト的生活とでも言いましょうか、不要なモノは極力買わない生活を実践している稲垣さんですから、ご自身も、書籍のたぐいは極力購入しないと思うんですが…。

「アタイが書いた本に限っては、図書館で借りずに買えよ!」

って事のようですねぇ…。

 

ふ~~む……。

 

 

以下、モヤモヤポイントを随時、抜粋&引用させてもらいましょう。

 

 

稲垣さんいわく。

こんなことは初めてで、予期せぬ光景に私、思いもよらぬほど動揺してしまいました。顔を殴られたような感じがしたのです。

 

「初めて」!?「予期せぬ光景」!?「思いもよらぬ」!?

挙句の果てには「顔を殴られたような」だと…!?

 

えっ?ちょっと待って?

自分の本を図書館で借りている人間が存在するだろうなっていうのは、想像できてたよね?

だって、あなた自身、本を買わないでしょ?

詳しくは知らないけど、あなた過去に、

「本は買わずにブックカフェで済ます」

 的な発言してませんでしたか?

そんな話をどこかで見かけたんですが…。

(本当に稲垣さんが言ったかどうか、わざわざ確認するほどの興味もモチベーションも無いので、興味を持たれた方は自力で調べてみて下さいね)

 

そもそも、稲垣さんは、図書館利用しますよね?

しないの?

するよね?

「お金のかからない生活」の実践者だもんね?

カリスマだもんね?

 

当然、自分の書いた本を、買わずに図書館で借りる人がいてOKじゃないんですかね?

むしろ、図書館の利用を推奨する立場じゃないんですかね?

基本、図書館OKだけど、

自分が書いた本だけは、買ってくれないとイヤなんですかね?

 

それとも「予期せぬ光景」っていうのは、

「まさか、自分の目の前に現れる人間は、気を利かして、空気を読んで、借り物ではなく自腹で購入した本を持っているはずだと今まで思いこんでいた」

ということなんでしょうか?

 

 

カリスマ稲垣さんいわく。

あなたが懸命に作ったものを当然のようにタダで持っていく人がいたらどう思いますか。

自分にはそんなにも価値がないのかと傷つきませんか。

 

「懸命に作ったものを当然のようにタダで持っていく人」 !?

図書館で本を借りただけの人に対して、まるで泥棒を咎めるような言い方!

 

図書館利用者を泥棒に例えちゃダメだよ…。

 

これはダメ。ホントに。

 

 印象を操作して「図書館で借りた本を持ってきた人」を「悪人」として仕立て上げようとしているかのようなニュアンス。

 

「本音」と「建て前」の間で揺れ動く稲垣えみ子さん(元カリスマ)

いや借りたっていいんです。読んでいただいたことに感謝いたします。しかしやはり……。

あきらかに、本心では感謝してないっぽいし、やはり、自分の本が図書館で借りられるのは許せない様子。

カリスマも人の子。

稲垣えみ子さんの人間味あふれる微笑ましいひとコマ。

 

あとさ、めっっっちゃ深読みすると、

その担当スタッフが、稲垣えみ子さんに喜ばれるかと思って、あえて「ミニマリスト・アピール」のために本を買わなかった、って可能性も無くは無いんだよね。

 

「稲垣えみ子さんを崇拝しております、リスペクトしております」

の表現として、あえての図書館。

 

私は書籍を買わないマンです!をアピールすれば、

稲垣えみ子さんに

「おっ!ちゃんと私の教えを守っておるな!よし!合格じゃ!」

って褒めてもらえると思って、あえてやった可能性ね。

(これで謎の大量付箋アピールの説明がつく)

 

でも実際には、えみ子に大激怒されるという展開(笑)

 

はい、話を戻しまーす。

 

 

途中からコラムの論調が一変します。何かに気づいた稲垣えみ子さん。

ふと気づけば私とてマッタク偉そうなことは言えません。

おっ?

どうした急に?

稲垣さんのトーンが変わりました。

 

 

送料無料の本を買ってお得だと思っているのは私です。配達してくれる人への敬意はどこに?

宅配便を届ける人がいなくなっているのはきっと多忙のせいだけじゃない。

私のような人間から投げつけられる「敬意のなさ」のつぶては人の心を静かに殺していくのだと思います。

一見、良いこと言ってそうな気もするが、何かがおかしい。

 

「送料が有料」ではなく「送料が無料」のサービスを利用することは、果たして「敬意がない」行為なのだろうか?

そう言い切れるだろうか?

 

そして今まで、稲垣えみ子さんは、送料無料の方を選んだ来たわけですよね?

今までの選択を間違いだったと言い切るおつもりなんでしょうか?

 

今まで自分が信じていたライフスタイルは「敬意のなさ」のつぶてを投げつけるような生き方だったと。

本当にそう思うのですか?

 

今までの生き方が間違えだったと、本当にそう思うのですか?

深い考えも無しに、その場その場で、良さげな言葉を吐いているだけではなくて、本当に、今までの自分が貫いてきたライフスタイルが間違いだったと思ったのでしょうか?

 

 

得をした自分の反対側には確実に損をしている人がいる。

そして気づけば自分がいつの間にかその損をする側に回っていた。

これを因果応報という。

ここから抜け出すにはまず自分のお金の使い方を考えねばなりません。

因果応報?

自分で蒔いた種ってこと?

 

自分が今まで、あらゆるものを切り詰めて、お金を使わないようにして質素に生きてきた結果が、悪い形となって表面に現れたと考えているのですか?

今までの悪事(物をできるだけ買わない所有しない)?の「しっぺ返し」として「自分の本が購入されずに図書館で借りられてしまう」というブーメランとなって自分の元に跳ね返ってきた…そう考えるのですか…!?

 

いや~~……。

違うな…。違うと思うな…。

 

ちーがーうーだーろー!

この、

アフローーー!

 

おい、アフロよ、

そういうことじゃないんだよ。

 

ってかさ、これ「AERA」に載ってるんだよな?

ちゃんと、原稿にチェック入ってるんでしょ?

OKが出たから、活字になるんだよね?

これ読んでさ、ちょっとおかしいなって思わなかったのかね。

AERAの中の人。

わざとか?炎上狙いか?

 

 

稲垣えみ子さんを反面教師として。もしも自分だったら…きっとこう思うはず。

私は20代の極貧時代、めちゃめちゃ図書館に通っていました。

昔は、今みたいにコンピューターで管理してなくてさ。

それぞれの図書館ごとに、貸出券を作らないとダメだったんだよね。

財布の中に5枚くらいかな、アチコチの図書館の貸出券が入ってました。

今日は◯◯図書館にいこう。

明日は△△図書館にいこう。

みたいな生活。

 

図書館通いが高じて(?)本の整理のバイトをしたこともある。

仕事を頑張る前にまずは「自分の適性を知ること」に全力を注ごう - 自由ネコ

 

とにかく、カネがなかったからさ。

図書館はホント、ありがたかった。

gattolibero.hatenablog.com

宗教、哲学、心理学、精神医学、自己啓発本とかね、とにかく、人生をより良く生きるためのヒントが載ってそうな本を片っ端から読むわけです。

 

それで、本をコピーするお金もなかったから、大事だなって思った部分をノートにメモしてさ。

ああでもない、こうでもない、っていろいろ考えるワケ。

そんなことをしているうちに20代の大半が過ぎてしまいました。

青春もクソもなかったね。

 

 

んでね、そんな、図書館肯定派の私ですからね、今回の稲垣えみ子さんの言ってることに対して、圧倒的に違和感しか感じないんですよ。

 

私はこのブログで過去に何度か、本の紹介をしたことがありますが、収益を上げるためのアマゾンなどの広告を貼っていません。(今後はどんどん貼るよw!)

むしろ「買わずに図書館で借りてください。それで充分」って書いたこともあったはず。(うろおぼえ)

 

お金がある人は買えばいいし、お金のない人は図書館で借りればいいんですよ。

それと、

ものをたくさん所有したくない人も、図書館で済ませばいいと思います。

 

実際の話、大抵の本なんて、人生で3回読まないでしょ。

所有する必要がない本が大多数なんですよ。

 

ぶっちゃけ、図書館で借りて読んでみて

「うわっ、なんだこれ。最後まで読むに値しないな…」

って感じる小説なんて、けっこう多いはずですよ。

 

私的には、途中まで読んでリタイヤしてしまう場合もあります。

「面白くない…最後まで読むのが苦痛すぎる…」みたいなケース。

だから、当たりかハズレかも分からないのにわざわざ本を買って読むのはリスクが大きすぎるんですよね。

「貧乏人」兼「モノを持たない主義」の人間にとっては。

 

図書館で借りて読んでみたら、めっちゃ面白くて、この本は手元に置いておきたいと思った場合は買いますけどね。

 

 

もしも私が本を出版したら…ってのは、正直、考えたことがあります(笑)

本なんて書けないし、頑張ってまで書きたくもないけどさ。

(そういえば数か月前に「フリーの編集者」を名乗る人から「本を出してみませんか?」みたいな連絡来たんだけどさ、まぁその時の話もいずれ面白くブログに書く予定です)

でね、

当然、その時にちょっと頭の片隅で想像しましたよ。

「私のブログを読んでくれている貧乏な人は、図書館で借りてくれりゃいいな」って。

 

 

「自由ネコさんの本、図書館で借りて読みました!」

って言われたとしても、別に

「えー!買えよ!」

とは思いませんよ。

私自身が図書館を散々、死ぬほど利用してきた人間だから。

 

多分、口では言うけどね。

「買わんのか――いww!」

って。

 

稲垣えみ子さんみたいに

予期せぬ光景に私、思いもよらぬほど動揺してしまいました。

顔を殴られたような感じがしたのです。

みたいなことにはならんよね(笑) 

 

予期してるから。

動揺もしないし、顔を殴られたようなダメージもないでしょうね。

 

 

結局さ、何がモヤるのかと言えば、稲垣えみ子さんが、今までの自分の生き方を否定するかのような言い方をしてるからなんだよなぁ…。

 

「私のような人間から投げつけられる「敬意のなさ」のつぶては人の心を静かに殺していく」

とかさ。

 

「得をした自分の反対側には確実に損をしている人がいる。そして気づけば自分がいつの間にかその損をする側に回っていた。」

とか。

 

「因果応報」

とか。

 

「ここから抜け出すにはまず自分のお金の使い方を考えねばなりません。」

とか。

 

 

今まで散々、メディアで絶賛されていた「稲垣えみ子的ライフスタイル」が、実はどうやら間違えていたようです。

みたいな結論の出し方してるんだよなぁ。

 

これはさ、稲垣信者たちは動揺するよね。

えみ子っぽく言うと、

思いもよらぬほど動揺して、顔を殴られたような感じがするよねぇ…。

 

 

どういうことなんだろう…?

今の「稲垣えみ子像」ってのは、メディアが創り出した虚像ってことなのかな?

そして、えみ子自身がその虚像を演じることに疲れ果ててしまったってこと?

もう、カリスマでい続けるのはしんどいから、普通の人間に戻りたいってこと?

 

これねぇ、

もしそうなんだとするとですよ。

私はね、これはこれでOKだと思っておりますよ。

 

「お金のかからない生活」はもう辞めます!

「誠意のなさ」というつぶてを投げるのはもう辞めます!

今までの私の考え方が間違えていました!

って、

ある種の白旗宣言をするのであれば、それはそれで、私は高く評価したいと思っています。

 

だってさ、

今までの自分の生き方を「間違えていた」って言い切るのって、相当の覚悟と勇気が必要なんですよ。

でもそれを、稲垣えみ子さんはやろうとしてるんだとしたら…?

これねぇ、メチャメチャいさぎよいし、素晴らしいことだと思うんだよね。

なかなかできることじゃない。

 

もしもそっち側ならば、

やっぱ、稲垣えみ子、カッケー!って言っていいと思うんですよね。

正しいとか間違えてるということじゃなくて、その勇気と覚悟は評価されていいと私は考えているんだけどさ。

 

 

結局、今までの生き方を貫くのであれば、図書館で本を借りる人を咎めるような事を言ったのは間違いだったし、

これからは別の生き方を選ぶって言うのであれば、今までえみ子が提唱していた生き方が間違えていた、ってことになっちゃうワケですよ。

どっちにしても、モヤモヤが残っちゃうのは間違いないよね。

 

…と、いうことはですよ。

 

これねぇ…次回の「アフロ画報」からは目が離せない、ってことなんだよなぁ…。

 

稲垣えみ子さんがAERAで連載中の「アフロ画報」、その次回で、えみ子さんの今後の身の振り方が明らかとなる、ってことだと思うんですよね。

 

今後は送料無料のサービスは使わないのか。

電気代の節約なども辞めるのか。

タダで物をもらわないのか。

 

もう一回、稲垣えみ子さんの言葉を引用しますよ。

送料無料の本を買ってお得だと思っているのは私です。

配達してくれる人への敬意はどこに?

 

私のような人間から投げつけられる「敬意のなさ」のつぶては人の心を静かに殺していくのだと思います。

 

果たして、この言葉の真意とは…!?

 

次回のアフロ画報で、稲垣えみ子さんの真価が問われる…!心して待つべし!

 

結局、最後は「AERA」の宣伝になってしまいました(笑)