これはちょっと別格というか、ガチっぽい心霊現象の体験談を見つけました。
創作にしては妙に描写が細かいし、何よりも、怖い話にありがちな、いわゆるテンプレみたいな形にハマってないんすよね。そのへんに転がっている「怖い話」とは、ちょっと違う。いや、全然違う。
ノンラビさんのYouTubeチャンネルで紹介されていた、くぅさんの「心霊旅館」の話。これ、ちょっと違うわ。
私ねぇ、実はここ半年くらいかな、ほぼほぼ毎日、不思議な話とか、怖い話とか、チェックしてるんすよね。漁ってるんです。
そうするとさ、なんとなくね、よくありがちなパターンっていうかさ、いわゆるテンプレ(テンプレート)みたいなのが、うっすらと、見えてくるんすよね~。
だいたい、似たり寄ったりなんすよ、作り話っぽいのは。
たとえばさ、めちゃくちゃ分かりやすいところで言ったら、
出てきた霊?が、だいたい「白いワンピース?」とか「黒髪ロン毛」とか。
まぁ、だからと言って「創作だろ!」とは言い切れませんが、まぁ、そういうことなんすよ。
毎日、怖い話とか聞いてると、なんかこう、ありがちなパターンに、うっすら気づいちゃうっていうかね。
なんだろうね、セオリーみたいなのがあんのかね。この業界にも。いや、知らんけどな。
でね、今回紹介する「心霊旅館」の話っていうのが、なんかね~、違うんすよ。
少なくとも「怪談好きな若い女子が適当に作った創作話」っていう感じは全然しないんすよね。
むしろ「この人は普段、怪談とか聞かないんだろうな(だから基本パターンを知らないんだろうな)」っていう感じがするんです。
これはちょっと、実際に体験してないと書けないような描写かなぁ…っていう場面がけっこうあるんすよね。
ということで、動画の本編をどうぞ。
【歴代最恐】保護者会にもなったある村で起きた怪奇現象が歴代最強にヤバい。【第20回】 - YouTube
結局これねぇ、メチャクチャかいつまんで話すと、
押し入れの扉?(引き戸?)が勝手に開いたり閉まったりを繰り返す現象が何分も続いた、
っていう、それだけの話なんすよね。
これ、逆にリアリティありませんか?
だってさ、
もし仮にこれが創作だったとしたら、
絶対に、
もっと話を盛るでしょ?
「黒い人影」とか、登場させたくなるでしょ?
エピソードとしては、弱すぎるんすよ。
「押入れが勝手に開いたり閉まったりしました、以上です」
だったら、作り話としては、下手すぎるんですよ。
でも逆に、本当に体験したことだけを書いてるんだとしたら、こういう話もあり得るんですよね。
別にドラマティックでも何でもない、オバケの姿もみない、誰かが死ぬわけでもない、これといった衝撃的なオチもない、そういう話になるのは、全然、あり得るんすよね、正直に実体験だけを語っているんだとすれば。
あと、非常~~に興味深い点を挙げるとすれば、部屋に泊まった女子生徒たちだけが、その怪奇現象を目撃したのではなく、引率の先生たちも目撃してる、っていう点ですよね。
ふつう、「わ~!やべー!」ってなって、先生たちを呼びに行ってさ、
先生「こんな夜中になんだ!?」
生徒「いいから先生、早く来てください!!」
ってなってさ、
先生がかけつけると、怪奇現象はピタッとおさまっていて、
先生「なんだ?何も起こってないじゃないか!夢でも見たんじゃないのか?」
って感じになるパターンじゃないですか。
でも、この話の場合、先生たちの前でも、怪奇現象がず~~っと何分も続いていた、っていう点ですよね~。
リアリティっていうか、ガチっぽいのは。
結局これ、都合7人の先生が、駆け付けたんですかね。
(最初に女性の先生3人、次に男性の先生3人と、学年主任?)
それでも、押し入れは開いたり閉まったりを繰り返していたと。
(さらに先生が宿の人も呼びに行ったので、目撃者はもっと多かった可能性は高いね)
「当時子どもだった私だけが目撃した話」ではなくて、同じ部屋に宿泊した生徒9人と、引率の先生6~7人、これだけの人数が、がっつり目撃してるっていうのが、非常にリアルです。
そして極めつけはこちら。
一人の男性教員が、力ずくで、腕力で、扉を閉めようとして、霊的な何かと力比べ状態になった、というくだりね。まさかの展開。
この感じ、普通の怪談では、あんまり見かけませんよ?
一人の先生が、顔が真っ赤になるくらい必死に強い力で、つっかえ棒で扉を抑えようとしたけど、霊的な何かも、対抗するように、つっかえ棒を外そうとしてくる・・・っていう。
なにこれ。
どういう展開?
創作にしたら、オリジナリティ、豊富すぎませんか。
このエピソードを盛り込んだ結果、怖さ、半減しちゃってるじゃん?
「怖さ」という意味では、逆効果なんすよね。
この「人間と霊?の力比べ」のくだり、要らんかったんじゃね?っていう。
だからこそ、これ、創作じゃないっぽいんすよね。
創作なら、こんなエピソード、入れないから。
そしてダメ押しとして後日談ね。学校で保護者会が開かれたり、副校長に口止めされたり。リアルやね~
この怪奇現象を目の当たりにした生徒9人の親が、数日後に学校から呼び出されて、緊急保護者会が開かれたとかなんとか。
家に帰った生徒たちは、もちろん、怪奇現象のことを親に話しますよね。
そうすると、
その中に一人、モンペ(モンスターペアレンツ)気味の親がいたんでしょうかね、よく分かりませんけど。
それで一人の親が「これはいったいどういうことやねん!説明せい!」と学校に怒鳴り込んでいったのかどうかわかりませんが、結果、保護者会を開催と。
あと、生徒9人が副校長に呼び出されて「学校内でこの話はしないで」と口止めされた、っていう話も、リアルっすね~。
だって、ここで「副校長」って肩書、出る?
ここは普通に「校長」じゃね?
「校長室に呼ばれて・・・」っていうところじゃん?
でも、実際には「校長」ではなく「副校長」って。
これ、リアルだわ~。
とっさに出てこないよ「副校長」。
・・・・・・
ん?
副校長って・・・教頭先生のことか?
ん?
(どうでもいいところでモヤモヤ)
もう一回、動画を貼っておきましょう。
【歴代最恐】保護者会にもなったある村で起きた怪奇現象が歴代最強にヤバい。【第20回】 - YouTube
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