今さらですが「天心 vs メイウェザー」のエキシビジョンマッチの動画をちょびっとだけ観てました。
んでね、改めて思ったのは「これ、体格に差がありすぎね?」って部分で。
実際のところ、何キロくらい差があったのか、確認してみました。
格闘技って基本的に、体重が重い方が勝つ競技なんで、細かく体重別にクラスが分かれているわけですよ
よほどのことが無い限り、軽い方の選手が勝つことって無いんですよね。
上の階級の選手に勝つには、圧倒的な実力差が無いと、ほぼほぼ無理。
以前、柔道の73キロ級金メダリスト大野将平選手が、世界を制覇した後、モチベーションを保つために国内の体重無差別の大会に出場した時も、サクッと負けてましたからね。
同じ階級だと敵なしの王者でも、上の階級の選手と戦えば、相手がそこそこの選手だったとしても負けてしまう。
ほぼ必ず、体重が重い方が勝っちゃうんで「じゃあクラス分けしましょう」って話になってるわけですよ、大抵の格闘技は。
んで、ボクシングですよ。
ボクシング素人の那須川天心と
ボクシングの元世界王者メイウェザーが、
ボクシングで対決。
しかも、天心が軽くて、メイウェザーが重い。
こんなの、無理やん。
改めて「那須川vsメイウェザー戦」観たけど、ヤバかったね。
天心のパンチがボディーに入ってんのよ。
でも、メイウェザー、ビクともしない。
微動だにしない。
まっっったく効いてない。
そしてメイウェザーのクリーンヒットじゃないパンチでも、天心、吹っ飛ぶ吹っ飛ぶ。
これは体重差、やべぇぞと。
実際、何キロくらい差があったのか気になったので調べてみました。
2018年11月5日のサンスポ。体重差12キロ以上と言及。
メイウェザー、那須川との体格差は12キロ以上 初めて日本のリング降臨/RIZIN - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)
Sウエルター級(リミット69・8キロ)のメイウェザーに対して、キックボクシングを主戦場とする那須川はSフェザー級(57・1キロ)で体格差は12キロ以上。現時点で、ルール、契約体重などは決まっていない。
12キロ!?
うわ。マジかよ…。
ダメだって、これは。
試合しちゃダメよ。
何階級違うんだよ…。
- ミニマム級 / 105ポンド(47.61キログラム)以下
- ライト・フライ級 / 108ポンド(48.97キログラム)以下
- フライ級 / 112ポンド(50.80キログラム)以下
- スーパー・フライ級 / 115 ポンド(52.16キログラム)以下
- バンタム級 / 118ポンド(53.52キログラム)以下
- スーパー・バンタム級 / 122ポンド(55.34キログラム)以下
- フェザー級 / 126ポンド(57.15キログラム)以下
- スーパー・フェザー級 / 130ポンド(58.97キログラム)以下
- ライト級 / 135ポンド(61.23キログラム)以下
- スーパー・ライト級 / 140ポンド(63.50 キログラム)以下
- ウェルター級 / 147ポンド(66.68キログラム)以下
- スーパー・ウェルター級 / 154ポンド(69.85キログラム)以下
- ミドル級 / 160ポンド(72.57キログラム)以下
- スーパー・ミドル級 / 168 ポンド(76.20キログラム)以下
- ライト・ヘビー級 / 175ポンド(79.38キログラム)以下
- クルーザー級 / 190ポンド(86.18キログラム)以下
- ヘビー級 / 190ポンド(86.18キログラム)超
4階級くらい上か。
駄目だろ、これは。
しかも、天心はボクシングの素人だよ。
競技種目が似ているようで、実は全然、違う。
こりゃ、無理だよ…。
ヘタしたら死人が出るレベルじゃん…。
一応、試合当日の記事も。スポニチで8キロ差と報道している。
メイウェザーVS那須川天心 体重差ハンデはグローブで埋めることで合意― スポニチ Sponichi Annex 格闘技
試合前日の公開計量をメイウェザーはリミットの66・7キロ、那須川は62・1キロでパスし、体重差は4・6キロ。58キロで戦うことの多い那須川に対し、減量をしてきたメイウェザーは試合では70キロ程度になるとみられ、8キロ近くの差となることが予想されていた。
略
「体重差を考慮してメイウェザー選手10オンス、天心選手8オンス、そこにハンディキャップを設ける。メイウェザー選手からも合意を得られました」
さすがに12キロ差はシャレにならんということなのか、一応8キロ程度の差になるんじゃないか?という予想。
計量にパスした後は、みんなガッツリ食って体重戻すからね。
戻した後の差は8キロくらいになるんじゃないか?って話だけど…。
う~~む……。
実際は、どうだったんだろうか。
10キロくらいは違ったんじゃないかな~。
ということを踏まえて、この動画をご覧ください。解説動画。
スロー再生で、一挙手一投足、解説が入ります。
天心ザコみたいな風潮があるからメイウェザー戦 試合分析してみた
やっぱ、身体の大きさが一回り違うんだよね…。
1:45あたりのメイウェザーのパンチ、そんなにキレイなパンチじゃないんだけど、天心的にはメッチャ効いてる気配。
このへん、天心も「うわ、体重差やべぇな…」って思ったに違いない。
普段、同じ階級の選手と戦ってて、食らったことが無い衝撃だったはず。
あとね、天心がメイウェザーのボディー狙っても、全然効いてる気配が無いんよね。
けっこうちゃんと入ってると思うんだけど、ビクともしない。
こういうことですよね、体重差、恐るべし。
結論。
おそらく、体重差は10キロ程度あったのではないか。
よくやったよ、天心。
あらためてお疲れ様でした。
メイウェザーに比べたら、同じ階級の選手なんて怖くない!
今後の快進撃、期待しています!