【バスケ日本代表】世界5位のアルゼンチンに善戦するも最後に力負け

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第3クォーター終了までは、かなり良い試合をしてました(77 - 83)…が、最後は地力に勝るアルゼンチンにじわじわと突き放されて、終わってみれば93 - 108と15点差での敗北と。

しかしね、途中で逆転する場面もあったりして、ちょっと夢見させてもらいましたよ。

良い試合でした。

 

開始早々、八村の豪快なダンクが炸裂! 

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日本代表 AkatsukiFive、どんどん強くなってますよ~!絶対バスケブーム来るっつーの!

スターティングメンバ―はこちら。

篠山

馬場

渡邊

八村

ファジーカス

と。

 

まずは、ダイジェストの動画をどうぞ。


【ハイライト】バスケ男子日本代表・国際試合 日本 vs アルゼンチン(2019.8.22)

 

いよいよ馬場がブレイクしつつありますね。

「サブの一番手」みたいな立ち位置から「不動のスタメン」へと評価を上げつつあります。

 

比江島でもなく、田中大貴でもなく、馬場がスタメンと。

 

渡邊、八村、ファジーカスの、助っ人3人衆は別格として。

次に来るのは馬場ですよ。

世界基準に近い選手。

 

一応、世界と戦えそうな選手が4人揃いました。

できればあと3人くらいほしいな~。

(贅沢を言う)

 

さて、そうなってくると、余計に篠山のところが「穴」に見えてきて心配なんですが…。

なかなかポイントガード、人材不足でね~、難しい問題です。

 

結局、篠山が休んでいる時間帯は田中ですからね。

本職PGのベンドラメではなく。

ようするにこれ、

「世界を相手に戦うには、今のベンドラメではちょっとまだ通用しないかな」

っていうコーチの判断です。

 

この試合のベンチメンバーは

比江島、

田中、

竹内、

安藤周人、

ベンドラメ、

太田、

シェーファー、

の7名ですが、赤字の3名は今日のアルゼンチン戦では、プレータイムを与えてもらえてないですよね。

厳しい言い方をすると、このレベルの強敵相手だと、そもそも戦力として計算できるかどうか、ぎりぎりのライン。

 

本来であれば、親善試合なんでね、たとえ数分でも試合に出して「試す」こと、「慣らす」ことも、重要な意味があるはずなんですが。

そんな余裕さえない状況。

厳しぃ~~💦

 

とはいえ、今までは世界と戦える選手が、ほぼほぼ、いなかったわけですから。

ず~~っと日本男子バスケは暗黒時代が続いていたわけですから。

そのことを考えると、世界5位のアルゼンチンと、第3Qが終わるまで、けっこう競り合うなんて、こりゃあねぇ、とんでもないことなんですよ。

 

日本、めちゃくちゃ強くなってるよ!

 

 

はい、試合の感想、行きます。試合開始直後、ちょっとファジーカスがアルゼンチンをリスペクトしすぎていた感じ

「相手が、あの、アルゼンチン…!」

ってことでね、ファジーカスはちょっとナーバスになっていた部分があったのかもしれません。

「ラクにシュートを打たせてはくれないだろう」って考え過ぎたのかどうなのか。

かなりシュートがブレブレでしたね。

実際にアルゼンチンのプレッシャーが強かったのかもしれません。

(とはいえさすがファジーカス、後半は落ち着いて普段通りにシュート決めてました) 

 

あと、ディフェンスの時の負担が大きかったのかもしれない。

機動力の無いファジーカスが外に引っ張り出される場面が多かったんでね、これはしんどかったんじゃないかな。

特に、先日のニュージーランド戦も、そういう感じでやられてましたし。

 

これさぁ、ファジーカスとマッチアップするはずの相手のセンターが外のシュート上手い場合、どうしてもやられちゃうんだよね。

フリーで打たれちゃう。

 

これ、なんとかならんもんですかね。

個人的には、絶対にファジーカスは、外まで深追いしない方がいいと思うんよね。

 

ファジーカスが引っ張り出されちゃうと、今度はゴール下のリバウンドが弱くなっちゃうからさ。泥沼状態ですよ。

 

結局、人に付くんじゃなくて、ゾーンディフェンスでやりくりするしかないんじゃないでしょうかね。

ファジーカスはゴール下、ペイントエリアだけ守ってくれればOK。

リバウンドを頑張ってくれればOK。

 

外のシュートは多少打たれても、ファジーカスが出てる時間帯は、ゾーンで守った方がいいよね。

ってか、そうする以外に方法ないんじゃないかと。

 

実際、ゾーンディフェンスの時間帯の方が上手くやれていましたよね。

 

それにしても、アルゼンチン、みんなシュート上手かったね。

これが世界かよ、って思いましたよ。

フリーなら打って当たり前、入って当たり前。

 

残念ながら、日本はこの域に達している選手はいないかなぁ。

 

今日の安藤周人、フリーでも打たなかったし。

3ポイントシューターとして呼ばれてるのに、それでも打たない。打てない。

シュート職人でもこんな感じだから、まだ世界との差は激しいですね、外のシュート力に関しては。

 

 

とりあえず、今日の主役は馬場雄大選手でしょう。馬場の存在が世界に知られるきっかけになったかも

全国放送?っていうか、全世界放送、みたいな感じで、海外の人も観れたのかな?

アルゼンチン人とか。

 

「ワオ!BABAッテヤツ、スゲージャン!」

って、世界が驚いたことでしょう。

 

スピードだけで振り切れちゃうからなぁ~。

馬場がドリブルでボール運んでる時に、一回スピードを緩めて、相手の足を止めさせておいて、そこからまた一気に加速してブチ抜いた場面があったんだけど、あんなの、普通、できひんやん。

変な小細工しなくても、一気に加速するだけで相手ディフェンスを置き去りにするとか。

スピードと跳躍力で、ゴールまで持って行けちゃう。

こんな日本人、いた?

 

あと、身体能力が高いから、守備力も高い。これ非常に大事。

やっぱ、守れないと。

ディフェンスできない選手は世界とは戦えない。

 

「器用さ」ではなく「身体能力」で外国人相手に互角以上ってのは、なんなんでしょうね、この突然変異感。

 

 

 

とにかく、今日の試合は馬場、馬場につきる!

 

 

最後に。それ以外の選手で、印象に残ったところにサクッと言及。

PG(ポイントガード、司令塔的なポジション)に挑戦中の田中大貴選手ね。

パスカットされたり、微妙な部分もあったけど、少しずつ慣れてきているようですね。

 

本職PGの篠山でさえ、四苦八苦してるわけですから、田中は大したもんですよ。

いずれ近いうちにPGの序列で篠山を超えるでしょう。

 

あとは~…

全体的に、ミスが多かったですね。

意思の疎通ができていない部分もあったりして。

まだ手探り状態なのかな。

まぁアルゼンチンが上手いから、ってのもあるんだけどね。

 

それと、せっかく、スリーポイントシューター枠で安藤周人をチームに呼んでるんだから、チームで安藤に打たせるオフェンスのパターンも、用意しておいてほしいわ。

安藤を投入するんなら、ちゃんとデザインして、お膳立てして、彼にシュートを打たせてやってください。

あと、安藤も安藤で、フリーなら躊躇せずに打たなきゃダメよ。

そのために呼ばれてるんだから。

 

ん~~あとはなんだろうな。

あ、シェーファーだな。

次の試合では、シェーファーも試合で使ってほしいね。

ラマスさん、チャンスを上げてやってください。

 

まぁこんなところでしょうか。

次は2日後、8月24日のドイツ戦ですか。

今のAkatsukiFiveなら、次もいい試合してくれそうですよ!

観るしかない!

 

 

先日のニュージーランド戦。(2試合目)

gattolibero.hatenablog.com

 

こちらは1試合目のニュージーランド戦。

gattolibero.hatenablog.com

 

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