【バスケ日本代表NZ戦】87-104で敗戦。どこよりも早いかも知れないひとり反省会
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ニュージーランドとの2戦目、かなりやられちゃいましたね。
前半だけでも61点取られてますんで、これじゃ勝てません。
でも、収穫もいろいろあったように思いました。
さっそく感想を。
足首ねんざの渡邊雄太が満を持して出場。しかしかなりしょっぱい結果に…。
「いよいよビッグ3そろい踏み!」みたいな話だったんですけど、結果的にはイマイチ、フィットせず。
渡邊雄太がミスを連発した場面もあり、NZに流れを一気に持っていかれた感は否めなかったですね。
足首の状態を確かめながらの「お試し期間」だったのかもしれませんが、まぁねぇ、試合勘が鈍っていたのか、強烈な爪痕は残せませんでしたね。
結局、大事を取って10分程度の出場でお役御免と。
まぁ、しゃ~ないしゃ~ない。
怪我の影響で練習や試合から遠ざかっていたとすれば、こういうこともありますよね。
過去記事。
前半、出だしから日本はミス連発。自滅もいいところ。あと会場の雰囲気、なんなんですか
渡邊以外にもミスが続いて、前半のかなり早い段階で敗戦ムードが濃厚になっちゃった感じはありましたが…。
それ以外にもね、なんか会場の雰囲気がさ~。
微妙だったよね~。
会場を埋め尽くした観客、400人くらいだったんですかね?
少なくね?
何かチラッと聞いた話だと、ファンクラブの会員が招待されたのかな?
ごく一部のお得意様向けのファンサービス的なゲームだったんすかね?
詳しいことはよく分かりませんが。
ちょっとね、いろいろと大人の事情がありそうな。
そんな試合でしたので、選手もモチベーションを保つの、難しかったかも知れません。
良いプレーが飛び出しても、ぼんやりとした会場の盛り上がりだったりして。
選手的には、なかなかテンションを上げにくいムードはあったように思います。
まぁ、応援があんまり盛り上がらなかったんで、結果として、アウェーを想定したゲームを経験できてよかったかも知れませんね。
(前向きにとらえる)
スタッツはコチラ。
やっぱニュージーランドは強かったよ…。
さて…。
印象に残った選手を個別に評価していきましょうかね(完全に独断と偏見)
田中大貴選手は、ポイントガード的な仕事を意識しすぎて、普段の力も出せなかったか?
なんか、考え過ぎたんですかね~?
先日、ポイントガード(司令塔的なポジション)に挑戦することを表明した田中大貴選手ですが、なかなか不調でしたね。
「角を矯めて牛を殺す」みたいな。
いや、ことわざの使いかた間違ってますね。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」の方が近いのか。
ポイントガード的な仕事を意識しすぎた結果なのか、今まで普通にできていた得意なプレーでも精彩を欠いていたような。
今までの田中なら自分で打ってる場面でも、思い切りよく判断できずに、躊躇するとか。
両方、器用にこなせるんじゃないかと期待してたんですが、両方中途半端になった感じ。
これは、ちょっと予想外の展開でした。
PGをやるにしても「お手本のような正統派PG」を目指す必要はないと思うし、あんまり考え過ぎない方がいいような気がするんですけどね。
ワールドカップ予選の時に、富樫が捻挫で、篠山がファウルトラブルに陥っちゃって、急遽スクランブル的に田中がPGを任された場面がありましたけれども。
その時の田中は、「とにかくスピード重視、速く前に、速くシュートまで持って行く」みたいなスタイルで乗り切ったんだけど、基本的にはそういう感じでいいと思うんだよね…。
結局、今日の試合の田中は、ガードとしてもフォワードとしてもぼんやりした仕事しかできなかったように感じました。
ムードメーカーの篠山が本領を発揮。ハッスルプレーでチームと会場を盛り上げる
前半終わった時点で61点も取られてましたからね、会場は、かなりお通夜ムードに包まれていたんですけどね…。
やはり篠山。
さすが篠山。
盛り上げますね~。
リーダーシップとか、ムードメーカー的な仕事ができる篠山は貴重な存在でした。
これはやっぱり、替えがきかない。
技術どうこうとかの話じゃなくて、熱いかどうか?みたいな部分なんで。
チームにとって篠山は、たとえ試合に出られない場合でも、ベンチには置いておくべき選手なんでしょうね。
ある意味、精神的支柱。
劣勢の時に頑張れる存在。
安藤誓哉とシェーファーは、イイ仕事してました。これは滑り込みでワールドカップメンバー12名の中に残れるかも?
ニュージーランド相手に、劣勢の場面で投入されて、かなり盛り返しましたからね。
これはきっと、ラマスHCの中でも評価、上がりますよ。
当落線上の2人ですが、今日はチャンスをもらって、しっかり結果を出しましたね。
とくに、シェーファーですよ。
ブロックショット何本か決めてましたよね?
正直、もっとやられちゃうのかと思ってましたけど、かなり互角にやれてました。
ゴール下のディフェンス要員として欠かせないんじゃないでしょうか。
相手チームのビッグマンに自由にやらせない。
リバウンドを頑張る。
それだけで十分、日本代表の戦力になりますよ。
あと、安藤誓哉は普段、日本代表の主力組の3人(馬場、田中、竹内)とアルバルク東京で一緒にプレーしているわけですから、代表でも絶対に、お互いにやりやすいはずなんですよね。
プレーの特徴を熟知している。
どんなパスを出したいのか、どんなパスを貰いたいのか、お互いに理解しているはずなんで。
そこのアドバンテージはかなり効いているように思います。
全く一緒にプレーしたことが無い寄せ集めの選手同士だと、当然、確率的には連携のミスが増えちゃいますからね。
そういう意味では「安藤誓哉、田中、馬場、竹内、シェーファー」のごっそりアルバルク組のユニットも面白いんじゃないかと。ウケるww
(シェーファーは来季レンタルで滋賀に出されましたけど)
安藤誓哉にとっては、田中、馬場、竹内と一緒なら、自分がやるべきことは完全に分かってますからね。迷いなくプレーできるはずです。
そういう意味では、ベンドラメよりも有効な気がするんですけどね~、どうなんでしょう。
あ、そうそう、これ言い忘れてた。苦しい時の馬場頼み。馬場のファールを貰いに行く強引なドライブ!
八村とファジーカスのシュートが落ちる状況で、次に計算できる攻撃パターンは何か。
連携がイマイチかみ合わず手詰まりの時に、個の力で打開できるのは誰か。
馬場でしょう!
馬場の強引なドライブ!
最低限、ファールもらえますから。
相手がファールしてこなかったら、当然ダンク行きますから。
ただね、ファールされるって分かってて、それでも何度も突っ込んでいくには、相当メンタル強くないとダメだし、当然、身体的にも頑丈じゃないとできないんですけどね。
でも…馬場にはそれができる!
オレはそう信じているぞ!
あとはもう、馬場の勇気にかける!
馬場の肉体的&精神的なタフさにかける!
Bリーグだと、相手チームが諦めてる感じありますよね。
馬場がスピードに乗って突っ込んできた時は、ファールじゃないと止められない。
馬場雄大 プレー集|アルバルク東京(ALVARK TOKYO)
今日の試合では馬場、フリースローだけでも10得点ですよ。
それだけファールを貰っているということです。
それだけ勇敢に戦っているということです。
過去記事。馬場には期待しすぎて採点が辛くなってしまいます。
馬場選手と言えばコレ。
世界のスーパープレーランキングで1位に選ばれた豪快なダンク!
【TOP10 PLAYS】12/2-3 W杯予選 世界のスーパープレーランキング
なんか最近、バスケブログみたいになってきてますが、これはもう、致し方ない話です。
試合があるんでね、観ないと。書かないと。
日本バスケ、今が一番面白いタイミングなんで。
今後数年、めっちゃ面白いはずです。確実に。