映画『スポットライト 世紀のスクープ』を観てきました。ネタバレなし
広告
映画『SPOTLIGHT(スポットライト) 世紀のスクープ』を映画館で観てきました。
先に申し上げておきましょう。
まだ4月ですが個人的には2016年上映のMYベスト映画になりそうな気がします。
今回もまた、私の相方「大福」のチョイスだったので、どんな映画を観るのかは映画が始まらないと分からないという状況で鑑賞しました。
これを我々は「ミステリートレイン方式」と呼んでいます。
私は映画スタートとほぼ同時に眠りに落ちました。
地味~な映画でしたので。
しかし、隣に座っている大福の強烈なエルボーによって息を吹き返した私は、徐々に映画に引き込まれていきました。
派手な爆破も、ミラクルなCGも一切ありません。
そこにあるのは、ただひたすらに骨太な、実話を基にした社会派のストーリー。
内容については、あまり多くを語りたくはありません。
何故なら、
私の命が危なくなるからです。
一歩間違えば、このブログ自体がドエライことになってしまいます。
最悪の場合、みなさんとは、さようならです。
新しいアカウントで一から出直さなければならなくなります。
そのくらい、
アンタッチャブルな内容なのです。
安易に触れてはならない要素を含んでいるのです。
この映画は、まさにそういう実話をもとにしています。
誰もが見て見ぬふりをするアンタッチャブルな問題に、勇気をもって踏み込んでいく新聞記者たちの物語です。
私は今回に関しては「ネタバレなし」どころか「レビュー(感想)なし」とさえしたいと思います。
書いているうちにエキサイトして、過激な表現をしてしまう可能性があるからです。
そのくらい、ザックリと心に何かが刺さりました。
平常心で淡々と感想を綴ることが難しいです。
『スポットライト 世紀のスクープ』は アカデミー賞の脚本賞&作品賞をW受賞しています。
落ち着いて…
— 映画『スポットライト 世紀のスクープ』 (@spotlight_scoop) 2016年2月29日
皆様!!アカデミー賞作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』が受賞いたしました!!!!なんと脚本賞&作品賞、W受賞です!!
公開は4月15日(金)、期待してお待ちくださいませ!!! pic.twitter.com/5KWuqGaQaS
映画『スポットライト 世紀のスクープ』が2016年4月15日(金)より、全国公開ロードショー。
第88回アカデミー賞では作品賞、脚本賞を受賞しており、これまで122もの映画賞を受賞している。
ボストン・グローブ紙の記者たちが、カトリック教会の一大スキャンダルに立ち向かった実話をもとにした本作。
彼らは、“SPOTLIGHT”と名のついた一面記事に、神父による性的虐待と、その事実を看過し続けたカトリック教会の共犯ともいえる関係を取り上げた。
さらに、教会で長く隠蔽されてきた衝撃的な歴史をつまびらかにし、社会でもっとも権力をふるう人物たちを失脚に追い込むことになる。
それは記者生命を懸けた闘いだった……。
もしも「時間」と「お金」に余裕があり、なおかつ「社会問題」及び「宗教」について興味がある方には、ぜひともオススメしたい映画です。
私は今年、現時点で話題作を6~7本程度、映画館で観てますが、評価としては「スポットライト」がダントツの一位です。
オマケコーナー
物語の中心となるのは、巨悪を暴くために奔走する5人の新聞記者たち。
ボストン・グローブ紙の「スポットライト」を担当する取材チームのメンバーです。
そしてチームをまとめるリーダー役が、マイケル・キートンでした。
マイケル・キートンと言えば、先日、私がこのブログで絶賛した映画
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で主役を務めていました。
(この映画のマイケル・キートンの熱演は、大きな話題になりました)
自由ネコ大絶賛の映画
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
「バードマン」には、映画「ファイトクラブ」と共通する部分が非常に多く、私のような人間には、たまらない映画でした。
思いっきりネタバレになってしまうので言いませんが、
「ファイトクラブへのオマージュ」と思われるシーンが随所にちりばめられています。
映画、DVDに関する記事の一覧です。