信じるかどうかは別として。
たまにこんな話、聞きますよね。
善い行いをすれば、来世は人間に生まれ変われるけれど、悪い行いをすれば、来世はなんかショボいもの(虫とか?)に生まれ変わることになる、っていう話。
まぁ、私はそういうの信じてないんですけど、それを言っちゃうと話がそこで終わっちゃいますから、来世がある「テイ」で話を続けます。
でね。
じゃあ、善い行いってなんなのよ?
悪い行いって何なのよ?
って話ですよね。
腸内細菌の「善玉菌」は、おそらく、めちゃめちゃ善い行いをしまくってるような気がするんですよね。
そもそも名前が善玉菌ですからね。
こいつが実は悪いヤツだったら、私は人間不信に陥りますよ。
人間っつ~か、
細菌ですけどね。
細菌不信に陥ります。
放火魔を捕まえたら、実は消防隊員だった…
みたいな話じゃないですか。
空き巣を捕まえたら、警察官だった…とか。
校長先生が女生徒の体操着を…
まぁいいや、例え話はこのへんで。
とにかくね。
善玉菌は、日々、善行を積んでると思うんですよ。
たぶん、生きてるだけで、善行になっちゃってるでしょうね。
よく知りませんけど。
存在そのものが「善い」という評価。
反対に腸内の「悪玉菌」は、来世、生まれ変わったら地獄でしょうね。
細菌の立場から、さらにワンランクダウン。
もしかすると、スリーランクくらい、ダウンするかもしれません。
毎日毎日、悪いことばっかりやってる訳でしょう?
悪玉菌。
どのくらい悪いことしてるんでしょうかね。
母親の財布からちょくちょく、千円札を抜き取ったりしてるんでしょうか。
シンナー吸ったり。
ゲーセン(ゲームセンター)に、たむろしたりしてるんでしょうかね。
中学生が来たらカツアゲしたりして。
悪玉菌。
「腸内」細菌なだけに、
「町内」でもうわさの、札付きのワル。
落語家みたいになってますけどね。
そもそも、善とは何か?悪とは何か?
おそらくね、善玉菌だって本当は「善意」があって、善い行いをしてるわけじゃないんですよね。
ただなんとなく、あるいは、精一杯、生きているだけですよ。
それを 勝手に「人間たち」から、
「おっ、キミ、いいね~!良い働きするね~!」
って、言われちゃっただけなんですよね。
善玉菌的には、「知らんがな」って話だと思うんです。
何が善なんだ?って話ですよ。
人間にとって都合がいいことをしてくれる存在は「善」としましょう。
ってだけのことで。
偉そうで傲慢な、人間様の都合ですよ。
本当は、善玉菌も、悪玉菌も、精一杯、必死に生きてるだけでね。
そこには、善意も悪意もありませんよ。
人間みたいに裏表もありません。
他の細菌を騙して、おとしいれたりすることもないし、
自分よりも立派な腸内細菌に嫉妬することも無い。
知らんけど。
ぶっちゃけた話、
「来世がある事にしましょう」とか、「無い事にしましょう」とか、そういうことだって、全部、人間様の都合次第なんですよね。
そういえばこんな歌がありましたね。
一応、貼っておきましょう。
日食なつこ「ヒューマン 〜ピアノ弾き語りver.〜」
ちょっとネタバレになっちゃいますけど、歌詞の中にこんな感じのフレーズがあります。
神様は悩みぬいた結果
「こいつなら人間として生まれても、生き抜いてくれるだろう」
と信じて、僕らを選んだ
そういう視点から見れば、ある意味なかなかの罰ゲームですね、「にんげん」として生きるって。
結局、何が言いたいかと言うと、特に言いたいことはありません。
ただなんとなくね、こんな事を思ったよ、って話。
今後はとりあえず、記事の文字数は気にしない事にしました。
つ~ことで短めだけど、今日はこのへんで。