オレは、ドナルド・トランプが大統領にふさわしいと思えてきた。
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アメリカ大統領選の共和党候補者指名争いで快進撃を続けているドナルド・トランプ。
アメリカ国内の状況が分からない人間なら「なんであんな奴を支持するんだ?」って思う人も多いだろう。
オレも最初は「アメリカ人は頭おかしいんじゃないか?」って信じられなかった。
しかし、なんとなくテレビのニュースやワイドショーなんかで、他の候補者の素性をチラ見した限りでは、なんかもうホントに、トランプに負けず劣らず、みんな狂ってんだよな。
トランプと同じくらい異常な連中ばっかり。
どっちに転んでも、異常者が当選するシステムだ。
「進化論は信じない、人間は絶っっっ対にサルから進化したのではない」とか言ってるヤツとか。
こんなやつに権力握らせたら「地球は丸い」って主張しただけで火あぶりになる時代に逆戻りだぜ?
全米ライフル協会の全面バックアップを取り付けているから、銃大好き♪を猛烈にアピールしてる熱心なキリスト教徒とかな。
「うひょ~~!射撃ってマジ楽しい~~!」みたいな動画をアップしてんのな。
こんな狂ったやつらしか立候補できないし、たとえまともな人間が立候補しても票を集める事が出来ない、それがアメリカのシステムだ。
ヒラリーくりきんとんがどのくらい異常なのかは知らんけど、今テレビ観てたら、アメリカ国内の街頭インタビューの映像が流れててさ「トランプは最悪だ。でもヒラリーよりはマシかな」って答えてる人とかいるんだよ。
なんかもう、バカの見本市。
立候補者、全員バカ。
バカに投票しちゃうアメリカ人もバカってことなのか。
まぁ、日本も同じようなもんだけどな。
「他人を支配したい」っていう強烈な欲求があるやつしか政治家なんて続けられないんだろう。
カネと名誉と権力を貪欲に求める奴らが最後まで生き残れる仕組みなんだろう。
善良な人間のほとんどは政治家になんてなりたいと思わないだろうしな。
モラルのある政治家は、モラルの無い政治家に勝てない事になってるんだろう。
犯罪すれすれのところで、裏工作を繰り返して、のし上がってきた「知性のあるワル」が、幅を利かせるようになっている。
なぜならその仕組みを作ったのが「知性のあるワル」自身だからだ。
誰かが「泥棒に刑法を作らせてるようなもんだ」って言ってたけど、まぁそういう事なんだろう。
なんて素晴らしい世界なんだ。
オレは、トランプの野郎は絶対にズラかぶってると思う。
トランプは絶対にズラだろ、あれ。
トランプのズラ疑惑ってのはアメリカでも非常に一般的な話題になっている。
ゴミ出しに行った時に近所の奥さんと鉢合わせた場合に、挨拶の後に続く話題は「天気」か「トランプのズラ」だからな。(ウソ)
トランプは、ヅラ疑惑を必死に振り払おうとして、躍起になってるけどな。
ヅラでは無い事を証明するためにアイス・バケツ・チャレンジを決行するトランプ。
過去にも、ことあるごとに「ヅラじゃないアピール」を繰り返してきたトランプ。
しかしね、そんなこといくらやったって、無駄ってもんだぜ。
てめぇ、超高性能植毛に1億円つぎ込むことだって可能なんだろ?
あんたがどれだけ「ほら!地毛でしょ?」って言ったところで、それはただ単に「植毛、育毛、カツラ」の技術がどれだけ向上したのかを証明することにしかならねぇんだよ。
茶番だよ、茶番。
最高にドラマティックな結末はきっとこうだろう。
アメリカ人が好みそうな最高の筋書きを考えてみた。
まず、トランプを大統領にしちゃうんだ。
そしてお楽しみはここからだよ。
アメリカ人はみんな、
「フゥ~~!!」とか
「イェ~~!!」とか
熱狂したいんだろ?
善も悪もねぇよな。
いつだって戦争は勝った方が「善」なんだろ。
まぁどうだっていいよ、そんなこと。
人生において大切なことはただ一つ、思いっきりエンジョイする事、なんでしょ?
いいじゃない。
トランプを大統領にしちゃおうぜ。
で、世界征服でも企めや。
トランプは日本にも軍隊を持たせたがってるらしいな。
お前の身はお前が守れや。ってさ。
まぁ、正論といえば正論。
トランプは
「日本は自分が襲われたらアメリカに助けてもらおうと考えてるくせに、アメリカが襲われた時には助ける気が無いんだろ?日本クソだな」って言ってる。
まぁ、トランプの言ってることは正しいっちゃ正しい。
トランプ大統領のもとでは、アメリカの世論もそっちへ傾くだろうな。
アメリカ「いぇ~~い!!」
アメリカのヒスパニック系の人々の中には、トランプが大統領になったら、いまよりも少しは良くなるはずだと信じて支持してる連中がいるらしいけど、残念でした。
今よりも、もっと悪くなりまぁ~す。
スタップ細胞もありまぁ~す。
ヒスパニックの立場は今よりも、もっともっと悪くなりまぁ~す。
とにかくだ、一番ドラマティックな結末はさ、トランプ大統領がパレード中にオズワルド的な人に全米ライフル協会公認の高性能ライフルで「バーン!」ってやられるっていうオチだと思うね。
なんだかんだ言って、オレが言いたいのは「トランプ、オレにカネくれ」って事。
今、どれだけ偉そうにトランプを批判してる奴でもさ、それじゃあドナルド・トランプ本人を目の前にした時に、何か一言でも文句言えんのか?って話だよな。
考えてみ?
想像してみ?
今、自分の目の前に、本物のドナルド・トランプがいるとしよう。
トランプは眼光鋭くこちらをにらんでいる。
マスコミ向けの気さくな姿はそこにはいない。
トランプの全身から漂う「威圧感」は君が過去に経験したことのないものだ。
彼は今にも「てめぇ殺すぞ」と発しそうに見える。
トランプの周りには彼が雇った屈強なSPが4人スタンバイしている。
体重100キロはありそうな黒人マッチョが4人だ。
SP達は君を取り囲むようにして少しずつ、にじり寄ってくる。
君が少しでも変な動きを見せれば一瞬で殺す準備はすでに十分すぎるほど整っている。
ヒザがガクガクふるえていて一歩も動けない君の様子を察したトランプは少しだけ、さげすむ様な笑いを浮かべた後に、自ら近づいてくる。
「おい、ジャップの小僧…。私に何か言いたいことがあるそうじゃないか」
彼の声は静かではあるが明らかに殺気が漲っている。
君はもう、この時点で、すでにションベンをちびっている。
お弁当の中に入っている魚の形の醤油入れでは賄えないほどのションベンの量がすでに君のズボンを濡らし、太ももから膝へと伝っている。
その時だ。トランプはおもむろに左胸の内ポケットへと手を伸ばす。
ただ葉巻を取ろうとしただけなのだが、君にはどう考えてもそれが「拳銃」だとしかイメージできなくなっている。
「オレ殺される…」
さぁ、この状況で、何か一言でも、トランプに文句言えんのか?
え?
そんな度胸のあるやつ、いんのか??
トランプに文句言えんのはプーチンくらいしかいねぇだろ。
トランプ氏のパフォーマンスは選挙用であり、当選後は別人になる可能性もあるのではないか。
昔、東京都知事やってた人で、青島 幸男(あおしま ゆきお)って人がいたんだ。
直木賞作家、作詞家、俳優、放送作家、映画監督、いろんな顔を持っていた。
知性も鋭い洞察力もあり、非常にユニークで面白い人だったらしい。
実写版「いじわるばあさん」で、主役のクソババアを演じた人だと言えば、うっすら分かる人もいるかな。
ところがだ、青島さんは都知事になったとたん、クソ面白くもないただのちゃんとした模範的な一般人になっちゃったんだって。
ぶっ飛んでた青島さんを知ってる文化人仲間は、青島都知事を見て、すっかりクソになっちゃったな…って思ったんだってさ。
ちゃんとした人になるってのは、死ぬのと一緒だよ。
誰からも信頼される政治家になるってのは、死ぬのと一緒。
みんなのお手本になるってのは、死ぬのと一緒。
誰からもディスられないブログ書くってのは、死ぬのと一緒。
とにかくだ、オレはね、もしかしたらトランプ氏も豹変するんじゃないか?って思ってるよ。
「君子は豹変す」って言葉があるように、ガチで利口な人は、変わる時には激変するんだよな。
それは、表面上だけで何かを変えてつじつまを合わせるのではなく、根本から、自分の信念や哲学の根っこから勇気をもって変えていくから、他者から見れば「豹変」することになるんだ。
トランプ氏は、当選後にはキャラクターの方向転換を示唆するような発言をしているな。
最後に、トランプ氏の名言をいくつか載せておこう。
めちゃくちゃいいこと言ってんなぁ。
どうせ考えるなら大きく考えろ。どうせ生きるなら大きく生きろ。
経験と実績がないなら、エネルギーと情熱を売り込め。
人生で大きな興奮が味わえるかどうかは君次第なんだ。
儲けることを考えるより、好きな仕事を死ぬ気でやれ。
選挙直前の11月5日に書いたエントリーはこちら。