SmartNews(スマートニュース)に、昨日書いたエントリーが載っていました。
ありがたい話です。スマートさんありがとうございます。
エイプリルフールかと思いましたね(笑)
ということで、スマートニュースにピックアップしてもらうためのコツや方法、あるいは裏技なんかがあるんじゃないか?と思いましてちょっと調べてみる事にしました。
そもそも、スマートニュース(SmartNews)って何?
まず、私のようにスマホを持っていないという、ガラパゴス人向けに軽く説明しておきましょう。
それでは、ウィキペディア先生、よろしくお願いします。
スマートニュースは、全国紙をはじめとするニュースメディアと連携し、インターネット上で話題になったニュースを配信、アプリ上で読めるようになっているスマートフォン向けのアプリケーション。
アプリは世界各国で配信されており、特に日本とアメリカでは合わせて1000万ダウンロードを記録し、月間400万人の利用者がいるとされる。
なるほど。
めちゃめちゃニュースが読めるアプリで、多くの方々が使っているわけですね。
・・・・・・
ということはですよ、もし仮に、自分のブログの記事がスマートニュースに載っちゃったら、そこを経由したアクセスの流入が、大爆発するって事なんじゃないですか…!?
だったら、そんなもん、載って載って載りまくるしかねぇ!
どうして載ったのか、たたき上げの刑事みたいに調査してみた。
そもそも、私はスマホ持ってないんでね、訳が分からんとです。(ヒロシ風)
まず、最初に気付いたきっかけは、アクセス解析です。
私は「QLOOKアクセス解析」っつ~のを使ってるわけですが、これがもう、シンプルで超~分かり易い。
無料かつ超高性能なアクセス解析「GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)」を使いこなせなかった私でもQLOOKは簡単に直感的に操作できました。
ちなみに今後「QLOOK」は「アクセス解析研究所」という新サービスへ移行するので、私もそのうち切り替えようと考えています。
で、QLOOKアクセス解析で「リンク元」ってところをワンクリックするだけで、自分のブログにどこ経由でアクセスがあったのかが一発で分かるわけです。
まぁ、一番多いのはこれ
https://www.google.co.jp/ Google(グーグル)検索からですね。
あとは、
http://search.yahoo.co.jp/ Yahoo!(ヤフー)検索とか
https://t.co/○○○○○○○○○○ twitter(ツイッター)経由とか
http://b.hatena.ne.jp/○○○○○○○○○○ はてなブックマークだったりとか。
まぁ大体そんな感じなんですけど、ある時、見たこともないサイト名が表示されていたわけです。
http://www.smartnews.com/
もう、完全に松田優作ですよね。
「なんじゃこりゃあ~!!」
で、逆探知みたいに出来るんで、クリックしてみたんですが、私はスマホ持ってませんからね「アプリをダウンロードしてね」的なページに飛ぶだけ。
そうすると、やっぱり、どんな風に自分が書いたエントリーが載ってるのか、知りたくなるわけじゃないですか。非常に気になる。
ということで、相方がどこかから3000円で買い取ってきたポンコツスマホをWi-Fiでつないで、スマートニュースのアプリをダウンロードしてみました。
よし!これでスマートニュースを見れるずら!
ところが、膨大なニュースに埋もれて、自分の記事がどこにあるのかが全然分からない。
全~然、分からない(`・ω・´)キリッ
はい、そんな時にはこちらの記事を。
超~分かり易い。感謝★
超簡単に言うと、スマートニュースの画面上部に表示されているカラフルなタブを全部左に滑らせていくと一番右側にグレーの【+(プラス)】のタブがあります。
そこを押して「はてな」というチャンネル(あるいはタブっていうのかな)を追加すればOK。
チャンネル(タブ)っていうのは「エンタメ」とか「スポーツ」とか「グルメ」とか、なんつ~かな、いわゆる大きなくくりのカテゴリーみたいな感じかな。
そこに「はてな」っていうチャンネルを追加すると、今後は一発で自分のエントリーを発見しやすくなるってワケ。
もう一回画像貼っておくかな。
追加した「はてな」のタブを分かり易いように「トップ」と「エンタメ」の間に設置。
これで「はてなブログ」からスマートニュースに選出されたエントリーは、楽々と読めちゃう。
さて、どうして載ったのか、いよいよ核心に迫りますよ。
まず、スマートニュースに大抜擢されるためには「はてな」の中の代表選手にならないとダメって事だなってのは、何となく分かった。
(そうしないと「はてな」のチャンネルには載らないと思う)
という事で、捜査は振り出しに。
お~。なんかホントに刑事みたいになってきた。
今度はもう一回QLOOKアクセス解析で
「はてなサービス内のどのページに自分のエントリーが載ってるのか」
しらみつぶしに逆探知してみる。
もうね、靴底がすり減るほど、歩き回りましたよ。
定年を控えた老刑事が、最後に直面した山場みたいなもんです。
気分は完全に映画『セブン』のモーガン・フリーマンです。
それで発見したのがコチラ。
あった!発見。
【特集】それぞれのシネマ ってページのトップに載ってますわ!
※今見たら、すでに陥落しておりましたが、スマートニュースにはまだ掲載中。
私の場合は「エンタメ」内の「それぞれのシネマ」を代表してピックアップされた形、だと思うんですよね、多分。
「エンタメ」であろうが「暮らし」であろうが「学び」「テクノロジー」まぁどのカテゴリーでもいいんですが、その中のさらに小さなカテゴリー内で一番上に載っていれば、
スマートニュースに拾ってもらえる、もしくはその可能性が高くなる、という事だと推測できます。
ただし!
これはあんまり言いたくないけど、TOPの座は常に変動してると思うんですよ。
肝心なのは、スマートニュースが巡回してきたタイミングで先頭に載っているかどうか?だと思われます。
じゃあ、何時頃に「はてなブックマーク」ページ内の先頭に掲載されていればスマートニュースに拾ってもらえるのか?
というのが分かれば、カテゴリーによっては「決め打ち」みたいな事が出来るかもしれません。
まぁ分かりませんけど。希望的観測としてね。
ちなみに、ブックマーク数はあまり関係ないかも知れません。
スマートニュースに掲載された方々の証言は様々です。
「ブログ開始3つ目のエントリーがはてなブックマークを40個集めたら、スマートニュースに掲載された」
という方もいれば、
「自分の場合はtwitter(ツイッター)による拡散の度合いが評価されたようだ」
という方もいますし。
中にはこんな人も。
「ホットエントリーにも入ってないし、SNSで拡散されてないけど載った」
なんて人も。
……!?
これ、意外と狭き門って感じじゃないかも!
スマートニュースに掲載される方法を考察しているサイトをいくつか。
次のようなアルゴリズムでコンピュータが自動的に判断しています。順に説明します。
- SmartNewsで対象となる情報は、インターネット上で固有のURLについてユーザーが何らかのアクションを起こしているものです。
- その情報の内容がどの言語で記述されているかを判断します。
- その情報がどのカテゴリに属するか、カテゴリ分類します。
- その情報の類似判定をします。これは、多様性のある情報を届けるためで、同じような内容が重複しないようします。また、情報が重複している場合は、情報の早さや人によく見られているといったさまざまな要素を総合的に判断して一番良いと判断されるものを選定しています。
- さらに、そのなかで注目度判定を行います。注目度判定にもいろいろな指標がありますが、たとえば以下があります。
- ソーシャル上でどのくらい反応があるか
- SmartNewsで実際に配信したときのユーザーの反応
たとえば、SmartNewsで配信したときのユーザーの反応は、情報をタップしたのか、タップしたがすぐ戻ったのか、スクロールしてじっくり読んだのか、といったユーザー行動のフィードバックを受けて判断し、その集合知を話題のニュースとして抽出して配信しています。
考察した結果ですが、やはり一番のウェイトは、Twitterでしょうね。
後は、SmartNews自身が言う、「スコア」が気になりますが、ここはやはり「質」でしょうか。SmartNewsアルゴリズム考える「質」とはなんぞや?
googleと同様なのでしょうか。だとすると、googleアルゴリズムの考える質とはなんぞや?アルゴリズムが判断する「質」とはなんぞや?ロボットが考える事は難しいですね。ですが、そのロボットを作っているのは人間です。案外簡単な事かもしれません。
スマートニュースの記事の選定方法はズバリ下記の通りです。
⚫︎SmartNewsはアルゴリズムで記事を選び、全自動で記事配信をおこなっている
⚫︎手動による配信は一切やっていない(ただし広告審査はのぞく)
また、配信までの流れは下記の通りです。
①1日に約1,000万件の記事をクロールする
↓
②重複チェックやスコア計算、カテゴリ分けなどをおこなう
↓
③その中から1日に約1,000記事を選び、スマートニュース内に掲載する
どうやら、twitter(ツイッター)やfacebook(フェイスブック)でどれだけ拡散されているのかがカギを握っている可能性が高いようですね。
うわ~フェイスブックやるべきかなぁ~…。面倒だなぁ(笑)
あとは、全て全自動で記事が選ばれていて、手動は一切ないとの事。
記事を選定するアルゴリズムを見極めるのは至難の業なので、結局は王道、すなわちよく読まれる記事を書く、SNSで拡散したいと思わせるような記事を書く、という事のようですなぁ。
ちなみに、SmartNews(スマートニュース)に載った結果、そこからどれだけの流入、どれだけのPVがあったかと言うと…
さて、スマートニュースで取り上げてもらったこちらの記事
なかなか、しょっぱい結果となりました。
多分、今日一日頑張ってもスマートニュース自体からのアクセスは200pvとか、その程度でしょうかねぇ。
ただ、相乗効果というか、エントリー自体のグーグルからの評価が上がったのか、よく分かりませんが、『箱入り息子の恋』へのアクセスはスマートニュース以外からの流入の方が多くなりました(笑)
それまでは、ほとんどアクセスが無かった記事だったんで、息を吹き返してくれてよかったです。
あと「エンタメキュレーションアプリKOLA」とかいうアプリでも『箱入り息子の恋』をピックアップしてくれたみたいです。
スマートニュース自体からの恩恵はそれほどでもないかも知れませんが、2次的にいろいろと美味しい可能性がありますね。
スマートニュースからのpvが伸びなかった理由は…
おそらく、直接「エンタメ」のチャンネルに拾ってもらえれば、とんでもない流入を見込めるんだと思いますが、今回載ったのは「はてな」チャンネルですからね、デフォルト(初期設定)では装備されていないチャンネルです。
スマートニュースのユーザーが自分自身で「はてなチャンネル」を追加しないと観れないんですよね。
当然「はてなチャンネル」の利用者は、はてなブログを書いてる人か、はてなブックマークの愛用者がメインだと思いますので、必然的に閲覧者の数は限定されてしまいます。
まぁ、今回の件は非常に良い経験になりました。
こういう事が頻繁にあれば、モチベーションも上がりますしね。
今後もいろいろと調査を続けていこうと思います。