こんなツイートを発見。もう令和なんですけどね。まだもめてんのかよ、っていう。
THE・男のカバン問題。
これはもう、人類にとって、避けては通れない課題なんでね、このへんで私が決着をつけてやろうじゃないですか。
ズバリ!結論を導き出す!
その名も「ボディ・バッグ」。海外では「body bag」って言ったら「死体袋」のことらしい。合掌&アーメン。
物議を醸しだしているのはコチラのツイート。
一周回って微笑ましい限りです。
仕事終わりのスーツ姿で何回かご飯行って、いざ休日デートしたときにこの類のバッグ身につけてくる人間、新手の詐欺だと思ってる pic.twitter.com/Hw2YAseT9L
— めー (@KUS0AMA) 2021年4月14日
完全に釣りというか、ネタというか、エンタメですね。
しかもよく見ると、日付が2021年4月14日。
完全に踊らされてますね。
このネタに食いつくこと自体、恥ずかしいわ。
一方、ここニューヨークでは・・・
So, what do you want to buy? (で、何買うの?)と聞くと、予想外の返事。
✕ I want a body bag. (遺体収納袋が欲しい)
おもわず噴き出してしまいました。するとタロウさん、少し語気を強めてBecause it’s dangerous in New York, right? (だって、ニューヨークって危険なんでしょ?)と筆者に詰め寄るので、いや待て待てと……。いくら何でも、I don’t think it’s that dangerous… (危険て、そこまでじゃないでしょう)。
ありえない意味になる「カタカナ英語」の罠 | 実践!伝わる英語トレーニング | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
「ボディバッグ(遺体収納袋)が欲しい。だって、ニューヨークって危険なんでしょ?」っていうのが、味わい深いですね。
まぁいいや、話を戻しましょう。
先ほどの「ボディバッグという名の詐欺」ツイートが炎上したみたいなんですが、まぁねぇ、他人のファッションにダメ出しする行為自体が、相当にダサいんでね、これはもう、ダサさのミルフィーユ状態とでも言いましょうか、幾重にも折り重なったダサさのハーモニーとでも申しましょうか。
ようするに、ネタなんでしょうけどね。
なんだかんだあって、既婚女性たちは「パパのボディバッグ、全然ありでしょ!」っていうマウンティングにも似たメッセージを次々に投下し、結果、ツイート主は白旗宣言的な。
はいはいはいはいはいわかりましたわかりました、彼氏が彼女にベタ惚れしているカップルが上手くいって長続きするんですねはいはいはいはいはいはいはいもういいですから、耳にタコできるほど聞きましたからもう誰も何も言うな
— めー (@KUS0AMA) 2021年12月1日
それに「いいね」が1.6万も付いてるってのがまた、微笑ましいですね。
全体的な流れはコチラとか。
まぁ、ネタですから。
本気で怒らんでも、っていう。
・・・・・・でだ。
ボディバッグがダサいのかダサくないのかで言ったら・・・正直、ダサいわな!(オレなりの見解)
確かに、ダサいっちゃダサいのよ、その、ボディバッグの例として上がってた画像の商品は。
なんでああいうデザインになっちゃうんかな、っていうのは確かに思う。
でも、ダサいからと言って、悪いわけではない。
本人が気に入っているのであれば、全然問題ないです。
問題があるとすれば、
他人のカバンを見て「ダセぇww」とか馬鹿にしたり、あざ笑ったりできちゃう人間がこの世に存在していることの方が問題ですよ。
マウンティング気味に「他人のファッションを笑ってもOK」という空気を生み出している日本社会の方に問題がある。
もっと言えば、人類全体に問題がある。
なんなんだ、このクソ・ホモサピエンスは。
行き場のない怒りが、とんでもない方向へと向いてしまいました。
収拾がつかないので、話を変えましょう。
いよいよ核心に迫ります。
おしゃれ難民のメンズたちよ、刮目せよ!
あくまでも、オレなりの見解です。オレは、1個だけ挙げるとすれば、このカバンがある意味、正解かなって思ってます。
実は私、若い頃は、ファッション大好きっ子でして。
わざわざ私服で通える学校に行くために受験勉強したりとか。
バイト代はほぼ全部、洋服に注ぎ込んじゃうというクレイジーな生活をしていた時期もありました。
んで。
紆余曲折ありーの。
ファッションとは何か?
美とは何か?
とか、めちゃくちゃ突きつめて突きつめて考えた結果、何周も回って回って、結果、こんな感じ。
んで、もろもろ踏まえまして、もしもカバンを1個だけ選ぶなら、こういう感じかな~って気がしております。
確か、かなり前に記事にしたはずなんだよなぁ・・・。
しばしお待ちを。
(ブログ内検索中)
あった。
6年も前の記事だ!!
もうちょっとぼかしてるかと思ったけど、がっつり商品名書いてあった。
今ちょっとAmazonとか調べてみたけど、私が過去記事で紹介した商品がちょっと見当たらない。
これが一番近いかな。見た感じほぼ一緒。
「なんだこれかよ!」
「こんなリュック、街でよく見るわ!!」
って、拍子抜けされた方もいらっしゃると思います。
いったい、どれだけオシャレなカバンを提示してくるのかと、期待された方もいたかもしれません。
しかしね、
まさに、こういうことなんですよ。
「こんなリュック、街でよく見かける」というところがポイントなんすよね。
今の私がカバンを選ぶときに重要視するポイントは、たとえば「大きさ(いっぱい入る)」や「心地よさ(背負いやすさ)」や「無難さ(街や人に溶け込むこと)」とか。
もうね~、なんだろうな、
「格好で、服装で、個性を発揮してやろう」
みたいなのは、完全に卒業してしまいました。
見た目でアピールする!
ルックスで違いを見せつける!
外見で相手の印象に残る!
爪痕を残す!
みたいなの、ホントもう、マジ勘弁っていうフェーズに入っちゃいましたね。
人はこれを「老いる」と言うのかもしれませんが。
なんかさ、
表面上だけで「奇をてらってる」とか、「ぶっ飛んだヘンテコな格好してる」とか、そういうのを「カッコイイ!」とは思えなくなっちゃったんだよな~。
それってただ単に「年を取った」ということなのかもしれませんけど。
昔、小津安二郎という人が
どうでもよいことは流行に従い、
重大なことは道徳に従い、
芸術のことは自分に従う。
って言ったらしいですけど、たとえばそんな感じかもしれません。
ホントね、ファッションなんて、極論を言ってしまえば「どうでもよいこと」のカテゴリーに入っちゃうわけですよ。
たとえば、砂漠でラクダに逃げられて、このままでは干からびて死ぬ!っていう時に、持ってるカバンのブランドとか色とか、そんなのクソどうでもいい話じゃないですか。
ちょっとたとえが間違ってるか。
んで、私としては「流行に流されない、翻弄されない」というスタンスで生きてますから、
どうでもよいファッションのことは、「変に目立たない、不自然に浮かない」っていう程度のことで全然いいんですよね。
もっとはっきり言っちゃうと、
個人を特定されなければOK
って話なんですよね。
ファッションから、持ってるカバンから、身元を特定されなければ、それでOKっていう。
何か犯罪に巻き込まれた時とかさ、不測の事態に遭遇した時にさ、
「犯人は唐草模様の風呂敷を背負っていました」
みたいな、目印としてカバンが目立つようだとダメなのよ。
インスタとか、なにかSNSとかでさ、後ろ向きの姿で、顔が映ってないのに、
「あっ!この珍しいリュック!絶対アイツじゃん!」
みたいに、身バレするようではダメなんですよ。
ということで、
サイズ的なことや、背負いやすさや丈夫さなどのスペック的なもろもろ、そして、無難であること、街でよく見かける商品であることなど、総合的に考慮した結果、「黒のノースフェイス(しかも大きめタイプ)」がある意味、最適解であろうと、そういう結論に至ったワケです。
あとこれねぇ~、ブランドも「THE NORTH FACE(ザ ノースフェイス)」っていうところが、絶妙な立ち位置なんすよね。可もなく不可もなく的な。
なんというか、ノーブランド以上に、街に溶け込めるというか。
あんまり高価すぎてもダメだし、珍しいブランドでもダメだし。
ファッションブランド崇拝者から見ても、まぁOKというか、多分アウトじゃない。
ブランドに詳しくない人でも、何か知ってる、見たことある、くらいな。
ちょうどいい匙加減なんすよね、ノースフェイスが。
とりあえず、大は小を兼ねるとも言いますし、ボディバッグ持ってなくてもいいじゃん。
悩めるファッション難民の方は、このタイプのザックを背負っといてください。多分、街に溶け込めます。身バレしにくいです。
どうですか、お客さん。
この鉄壁の理論。
まったく隙がありません。
私なりに行きついた「オシャレ論」。
集大成的なエントリー。おしゃれになりたい方はどうぞ。