ノムさん、死んじゃったじゃないですか。
野球の。サッチーと瓜二つの。あのノムさんね。
んで、ノムさんと言えば「野村再生工場」じゃないですか。
他球団でお払い箱になった選手をかき集めて、もう一度輝かせる、っていう。
あれ、オレもやろうかなって。
パッとしない自分をもう一度、輝かせるっていう企画。
「もったいないなあと思うんや。いいものを持っとるのに、と。生きる道はちゃんとあるんやから」by 野村克也
大怪我をした選手とか、絶不調に陥った選手とか、ピークを過ぎたベテランとか、「もう使えないな、お払い箱だな」ってレッテルを張られたような選手たちを自分のチームに招き入れて、もう一度、復活させる。活躍させる。
野村克也監督は、そういうイリュージョンを何度も実現させてきました。
くすぶっていた選手が野村監督の下でよみがえる。人は「野村再生工場」と呼んだ。
略
「もったいないなあと思うんや。いいものを持っとるのに、と。生きる道はちゃんとあるんやから」。そんな話をよくしていた。
能力があるのに生かし切れていない、生かす場がない…。だから選手の能力を見極め、活躍する場を見いだす。野村氏はそこに無類の力を発揮していた。
適材適所ってことですよね。
使う場所を間違えちゃうと、本来だと輝けるものでさえ、輝けなくなってしまう。
こういった「適性」の話は、私もこのブログの過去記事や、ツイッターで何度も言及してきました。
自分の適性を見抜くことができなければ、輝くことはかなり難しくなります。
羽生善治は短距離走ではボルトに勝てないが、ボルトは将棋では羽生に勝てない。
— ネコ師匠 (@nekomasterTW) 2016年5月6日
戦うなら、自分が勝負できるフィールドを見極めないと、努力が全然報われない事になりかねない。
無暗やたらに頑張るのもいいが、それと同じくらい、自分の長所、特性、ストロングポイントを知ることが大事。
長距離走でパッとしなかった選手が「超・長距離走」で輝く話。感動の実話。
3年前の自分がめちゃくちゃイイこと言っててビビる。
いま気づいた。こういう話をするつもりではなかった。めちゃくちゃ脱線してる。
故・ノムさんにあやかって立ち上げた新企画『自分再生工場』。
とにかくね、もう一回、自分自身を輝かせようじゃないかと。
なんかこの言い方だと「過去に一回輝いたことあります」みたいになっちゃってますけど。
まぁいい。こまけぇこたぁいいんだよ。
んでさ。
かなり前に
「人間の悩みごと、関心ごとって、大きく分けると、ぶっちゃけ3つに分類されると思う」
みたいなこと、書いたと思うんだけどさ。
それに関する話題ねぇ、それっきりになってたと思うんよね。
ず~~っと放置してきた。
私が思うに。
にんげんが抱えている3大テーマとは何か?っていうと
「健康の問題」
「人間関係の問題」
「お金の問題」
だと思うんすよね。
もっと徹底的に突き詰めると、最終的には「生死の問題」に集約されると思うんだけど、そこまでいっちゃうと、行きすぎなんで、今回は置いときます。
一般ピープルにとっては「生き死に」以上に重大な関心ごとって、基本的には存在しないと思うんでね。
ということで。
今回の企画で取り上げていこうと考えているのは
私が考える3大テーマ「健康、人間、お金」についてです。
どう向き合うのか、どう関わるのか、みたいな。
カネも名誉も権力もない、職歴も学歴も資格もない、何もないしょぼくれた、無職&ひきこもりの2足のわらじでやらせてもらっている自分が、もう一度、再生(社会復帰)するためには「健康、人間、お金」とどう向き合っていけばよいのか?
みたいな。
・・・・・・・・・
なんかオレ、壮大なこと言ってない?
大丈夫?
初回でめっちゃ大風呂敷ひろげちゃったけど、これ回収できんのかな。
ノムさんの死去が、バタフライ・エフェクトにより、私にこんなエントリーを書かせたわけですね。
ノムさん、偉大ですね。
まぁいい。
失敗を恐れて何もできないよりは、失敗した方が全然マシなんでね。
失敗とはすなわち、チャレンジしたことの証し。
今の日本の文化とか学校教育とかは「失敗しちゃダメ」ってスタンスだけど、そのおかげで今の日本って、クッソクソになっちゃったじゃないですか。
変えていこう変えていこう。
なんか私が聞いた話だと、アメリカなんかでは、
「何も発言しないヤツよりも、メチャクチャでもいいから自分の意見を言えるヤツの方が、高く評価される」
みたいな感じらしいですからね。
「当たって砕けろ」ですよ。
いや、砕けちゃイカンのか。
ようするにですよ。
失敗を咎めるよりも、挑戦自体を評価する、そういう方向でやっていきたいじゃないですか。
できるかどうか分からんけど、それが諦める理由になっちゃ面白くない。
・・・・・・・・・
なんか、このエントリーの冒頭で書いた「適性」の話とは、真逆な方向へと向かっているような気がしないでもないですね…。
でもまぁ、適正かあるのかどうか知るためには「とりあえずやってみる」というのが一番、手っ取り早いんでね、あながち、矛盾してはいないんじゃないかなと。
さて次回は、私が考える、人間の3大テーマ「けんこう、にんげん、おかね」について、もうちょっと詳しく突っ込んでみたいと思います。