今回は、ゴリゴリに生きるのが辛い人、しんどい人向けのエントリーです。
過去にもそういう「翼の折れたエンジェル」向けの記事は何十回も書いてきましたが、今日は久々にガッッッツリ書こうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
【インフォメーション】
「家族もいるし、友だちもいるし、それなりに仕事して、それなりにカネ持ってる。なんだかんだ言って、それなりに人生を楽しんで生きてますよ」という方は、恐縮ですが、どうぞここで、お引き取りください。
それなりにちゃんと生きていける方々にとって有益なことなど、この先、何も書いておりませんので、いわゆる「そっとじ」でお願いいたします。
ここから先は「生きるって地獄だな!」と日々痛感している方々専用の特設会場となっております。
「生き地獄」という名のチケットをお持ちでない方は、入場できませんのでご了承ください。
(なお、チケットをお持ちの方は社会復帰後の再入場も可能です)
はじめに。まずはあらためて、軽く自己紹介しておきましょうかね。このブログ「自由ネコ」の中の人。
ようこそ、愛と夢のないワンダーランドへ。支配人のオレです。
リピーターの方々はある程度、ご存知かも知れませんが、今回初めてご来場の方に向けて、ザックリ自己紹介を。
え~~と。
私は、とりあえず、何も、持っておりません。
いわゆる「KKO」、キモくて、金のない、おっさん、です。
地位も名誉も学歴もカネも、何もありません。
生まれてこのかた「本当の友達」と呼べる人もいないです。
幼少期から家族とも仲が悪く、今ではゴリゴリに疎遠です。
いわゆる「コミュ障」ってやつですね、人と関係を築くことができません。
協調性とか、順応性とか、コミュニケーション能力とか、空気を読む力とか、そういうものが、致命的に欠けているわけです。
唯一、ひとりだけ「良き理解者」的な方(通称・大福さん)がおりまして、その人を介して、ギリギリ、実社会と接点を保っている、という感じです。
基本的には、限りなくニートというか、ひきこもりというか、世捨て人というか、社会不適合者というか、まぁ、ほぼほぼそんな感じの立ち位置です。
一時はベランダにも出られないほど酷い状態の時もありましたが、今は玄関から出られます。
忍耐力も、根性も、気力も、体力も、何もないので、仕事も続きません。
今までに30~40回くらいは、職場を転々としてきました。
正直な話、ちゃんとカウントしてなかったので、正確な数字は分かりません。
最近はずっと、ほぼ無職というポジションでやらせてもらっております。
極貧です。
もうね、正直、詰んじゃってるんですよね。
ここから先の大逆転なんてあり得ないわけですよ。
お先真っ暗ですよ。終わりですよ、OWARI。
んで。
じゃあ、人生に絶望してるのか?っていうと、そうでもなくて。
過去に何回も、何十回も、何百回も、絶望自体は散々してますけど、なんかもうね、「無限・起き上がり小法師(おきあがりこぼし)」みたいになってんのかも知れません。
絶望して当たり前、そこがデフォルトのスタート地点、みたいになってるというか。
そんなこんなで、なんつーかな、どこかでリミッターがぶっ壊れたんでしょうかね、「こりゃダメだ」の向こう側まで行ってしまったのかどうか分かりませんが、悲観を通り過ぎて、むしろ人生を楽観視しているかも知れません。
(いや…悲観も楽観もしていないかも……達観?)
もう、あまりにも限界を超えてダメ過ぎると、人は開き直るしかないんでしょうね。
他に選択肢が一切ない、開き直る以外、道は無い、ってなったら、グダグダ言ってないで開き直るしかないんすよね。
ああだこうだ能書きたれても、どうにもならない状況ってのがあって、そこまで追い込まれると、笑うしかないっていうか。
んでね、今、私はこうして、ブログを書いてるわけですが…。
ブログってね、非常~~に便利というか、使えるツールなんすよね~。
というのもね、
めっちゃ嬉しいこともネタになるし、
めっちゃ悲しいこともネタになるし、
楽しかったこと、つらかったこと、絶望も、希望も、とにかく、人生の全てのエピソードが、ブログのネタになるんですよね。
もう二度と振り返りたくないような過去でさえも、それをブログに書くことで、光に変えることができる!
なんか、スゲー話が長くなっちゃったね。サクッと自己紹介するだけのつもりだったのに。
そろそろ本題に入りましょうか。
自分とは全く違う属性の超人をお手本にしても、何も得られないどころかギャップに苦しんで潰れるだけだよ
な~んかさ~、時々、見かけるわけですよ。
二ートとか、ひきこもりとかがさ、ホリエモンの本とか読んで、「よっしゃ!分かった!」みたいに、人生の何かを分かったようなつもりになっちゃってるケースね。
自分で何かをつかみ取ったかのような錯覚を起こして、勘違いしちゃってるケース。
イタい。非常~に痛い。
いや、お前は、何もやってないぞ?
何かが分かったようなこと言ってるけど、お前、去年も一昨年も、ホリエモンの本読んで、同じようにドヤってたぞ?
ホリエモンの本を読むということは、言ってみれば、ホリエモンの脳内をチラ見させてもらってるようなもんであって、決して、決して、お前自身がお前の頭を使って何か考えたわけでもないし、何か「お前なりの答え」を導き出したわけでもないぞ?
分かってんのか?
お前は、何も、考えていないし、お前の脳みそは、一滴の汗もかいていない。
お前は、コタツでゴロゴロしながら、ホリエモンの本を読んでいただけだ。
その証拠に、お前は、去年も、一昨年も、同じことを繰り返してる。
何も分かっちゃいないんだ。
いい加減にそろそろ気づけよ、バカ野郎。
・・・・・・・・・
そんなふうに思うわけですよね。
そもそもね、ホリエモンがどんな人間か?っていったらさ、
一般人よりも圧倒的に、行動力があって、度胸があって、根性があって、メンタルが強くて、体力もあって、自頭が良くて、コミュニケーション能力に秀でていて…まぁ、マイナス面もいろいろあると思うけど、
とにかくさ、「いろんなものを持っている人間」なわけよ、ホリエモンは。
ということはですよ、
ホリエモンは、われわれのような「何も持っていない者」とは、完全に真逆の属性の人間なワケですよ。
そんなもん、冷静に考えてみれば分かるけどさ、まったく生き方としてお手本にならんわけですよね。
コミュ障で、根性なしで、忍耐力もなくて、頭の悪いオレたちが「自分もいつの日かホリエモンみたいになれる!」って勘違いしちゃったら、それこそ、悲劇しか待ち受けてないでしょ。
違うんだよね。
そうじゃないんだよな。
誰でもお手本にすりゃいいってもんじゃないんだよ。
特殊技能を持ってる人をお手本にするなら、自分自身も特殊技能を持ってないと、同じようには真似できないんよ。
たぶん、そのことに気づくか気づかないかで、人生の難易度とか、生きづらさは、劇的に変化すると思うね。
実は、自分がこの先、歩いていくであろう道の、少し先を歩いている人を、人生の参考にすればいいんだよね。
鳥が魚を参考にしたり、魚が鳥を参考にすれば、ギャップに苦しむのは必然でしかない。
鳥なら鳥の飛び方を、魚なら魚の泳ぎ方を、参考にすればいい。その方がずっと生きやすくなる。
当たり前と言えば当たり前だが、「生きづらさを抱えている人」の中には、これに気づいてない人が多いと思うんだよな。
周りが見えていないのか、自分が見えていないのか、それとも、ちゃんと自分の頭でしっかり考えていないのか。
いずれにせよ、自分がイメージしている道と、実際に歩いていくことが可能な道の間に、大きなギャップを抱えているから、生きづらいわけじゃん?
そこのところを、
自分の適性を考慮せずに、無理矢理、理想と現実の間のギャップを精神論とかでねじ伏せようとするから、メンタルに負荷がかかり過ぎて、自爆するんですよ。
限界を超えて負荷をかけるから体調を崩したり精神を病むんですよ。
どこかで何かを見誤っているんよね。
見積もりを間違えている。
「みんなができてるから、オレにもできるはず」みたいな、根拠のない幻想をさっさと捨てろ。
ちゃんと自分と向き合え。
醜い自分と、無力な自分と、目を逸らさずに対峙しろ。
自分の人生から目を逸らすな!
・・・・・・
なんつってな。
「もう無理…人生つらすぎる…」って人は、私の生き方を参考にすればいいんじゃないかと思うんだが、どうだろうか。
私なりに辿り着いた「何も持っていない者のための人生のノウハウ」的なことに興味を持たれた方は、ぜひ、過去記事をいろいろ読んでおくれやす。
けっこう、いっぱい書いてるんで、発掘するような気持ちで、過去記事をガンガン漁ってみてネ。
他にもいろいろ書いてるよ!
【おまけコーナー】私自身が、ヒントをもらったり、お手本や参考にしたりした、偉人たちを紹介。
私は、ある時、思ったわけです。
自分と同じような、どうしようもない人間で、それでいて、歴史に名を残しているような偉人たちを参考にすれば、ギャップに苦しまずに済むのではないか?と。
不器用にしか生きられなかった偉人の生き方には、参考になる部分って結構あるんじゃないか?
って思うんですよね。
例えば、良寛さんとか。
種田山頭火とか。尾崎放哉とか。
ヘンリー・ダーガーとか。
スナフキンとか。
他にも、山下清とか、アンリ・ルソーとか、ゴッホとか、ゴーギャンとか、たくさんいますね。
う~~む…。
今気づいたけど、ほとんどアーティストですね。表現者だ。
芸術に救われた人々って、大勢いるんでしょうね。
そういえば過去に「お前ら何か作品つくれ」的な記事を書いてました。
ということで。
このブログは、言ってみれば私の作品でもあるんですよね。
これが私なりの自己表現。魂の発露。
これからも、KKO(キモくて金のないおっさん)の私が、KKOのまま、時に激しく、時にチャーミングに、生き様を晒していきます!
己の背中で語っていきますんで、よろしくお願いします!
生きづらさを抱えたみなさんには、ぜひ、私の生き様から、哀愁漂う私の後ろ姿から、「生きるヒント」的な何かをGETしていただければ幸いです。
生きることに関しては、こちらのカテゴリー【ライフ・人生・生き方】で書いております。
括目せよ!的な。