ドラマ『嫌われる勇気』第二話感想。アドラーが言う目的論って?

広告

観ましたよ…。

ドラマ『嫌われる勇気』第二話も。

相方の反対を押し切ってね…。

こうなりゃ我慢比べだ!

 

率直に言おう。なんなの「目的論」って。アドラーの言ってる事の意味が全然ピンと来ないんですけど。

え~とね、一応、刑事ドラマなんですよ、これ。

とりあえず殺人事件が起こりますが、犯人の仕掛けたトリックがしょ~もないとか、推理がご都合主義とか、そういうことに関しては、基本的に言及しません。

それよりも私は、

ドラマの根幹にある「アドラー心理学」について、いろいろ考えていきたい。

 

第二話のテーマはアドラーの「目的論」だったと思う。

たぶん。自信はない。

なんなんだ?目的論って。

 

冒頭近く、

激怒する新米刑事役の加藤シゲアキに、アドラー研究者の椎名桔平がこんな感じの事を言うわけです。

 

なぜあなたは今、私に向かって怒ったか分かりますか?

あなたは大声を出すために怒ったのです。

その手段として怒りという感情をねつ造したんです。

無抵抗な私をより安直な手段で屈服させるために怒りという感情を使ったんですよ。

 

はい~!

もう全然、理解できない~~!!

 

いや~…これ、「なるほど!そうか!」

ってなる人、いるのかなぁ~…。

 

アドラーの考え方、まったくピンとこないわ~。

 

例えば…。

「ネットで自分の悪口を見つけてイラッとした」

みたいな怒りも「ねつ造」ということでよろしいか?

手段として「怒り」を用いたと?

では、

その目的はなんだ?

 

ディスプレイの向こう側にいる相手を威嚇することも、屈服させることもできないわけだが、「腹立つわ~!」という怒りの感情は湧いてくる。

ひとりでパソコンの画面を観て激怒しても何のメリットも無さそうだけど、それでもなお、怒りの感情はおさまらない。

・・・・・・

みたいな場合も、アドラー的に考えれば、

何らかの目的を達成するためのツールとして「怒りの感情」を用いている、

という解釈になるんでしょうか。

 

分かんねぇ~~~!

頭悪いから分かんねぇよ~~~!!

 

 

ただね、これをチンパンジーに置き換えてみると、なんとなく分かった。…ような気がした。

人間って複雑だからなぁ~…。

もうちょっと思考と行動のパターンがイメージしやすい存在って…

アメーバとか微生物…?

逆に分かりにくいな。

 

哺乳類、うん、チンパンジーあたりが、どういう場合にどう行動するか、一番想像しやすいかも知れない。

 

「チンパンジーA」と「チンパンジーB」がいるとする。 

 Aがバナナを一本持っている。

Bは何も持っていない。

 

BはAが油断した瞬間、バナナを強奪!

 

Aのバナナを持ってそそくさと逃げるB!

 

バナナを奪われたA、大激怒!!

 

イメージできたでしょうか。かなり緊迫した場面ですけど。

 

 この時の「チンパンジーAの怒り」が「手段」だ、っていうのは、なんとな~く分かります。

 そう言われればそうかなぁ…、っていう感じですけど。

 

 Aの「目的」はただ一つ。

「奪われたバナナを取り返す」こと。

 

バナナを取り返すために

「私はバナナを返してほしいんだよ」感をアピールするために「怒ってる自分」をBに見せてる、という感じかなぁ。

 

怒りという手段を用いてバナナGETという目的を達成しようとしてる。

 

・・・・・・こんな感じでよろしいんでしょうか。

解釈としては。

 

たしかに本来、人間の感情ってのは、どのように進化して生まれたのか?って考えると、アドラーの言ってることも分かるような気もするんだけど…。

う~~ん……。

 

原始人なのか類人猿なのか、ホモサピエンスなのか、パンツをはいたサルなのか、何なのかよく分からんけど、

「サル以上、人間未満」みたいな立ち位置の生物が、

自分自身が都合よく、円滑に生きられるように、

怒り的なものや

悲しみ的なものとか

笑いや喜び的なものを

生み出していった、ということなのだとしたら、

アドラーの言う

「感情とは、ある目的を達成するためのツールだ」

という考え方も、なんとな~~くではあるが、分かるような気もする。

 

バナナを取り返すために激怒する、

あるいは

今後バナナを奪われないための抑止力?として激怒しておく、

そういうことだよね?チンパンジーA。

 

いや、ちょっとよくわかんないよ?

解釈的に、これであってるのかどうか。

 

とにかく一つ言えることは、

アドラーの言ってること、

む~~ずかしい!!

 

 

アドラーに興味が湧いてきた。しかし、事前の予習はしない。香里奈主演のドラマで学ぶぜ!

アドラーって、ものすご~く引いた場所から、めっちゃ冷静&クール&冷めた視線で客観的に見てる感じだよね。

ドライ。

アドラースーパードライ

アドラー、友達いなかったと思う。

 

よく分かんないけど、アドラーは、大丈夫だったんだろうか?

アドラー本人は、ちゃんと元気にすくすくと育ち、なおかつ、それなりに人生をエンジョイできたんだろうか?

 

アドラー心理学を実践したアドラー本人は悲惨な人生を送りました」

みたいな感じだったらイヤだなぁ~~。

 

でもさぁ、アドラーに関する本のタイトルが「嫌われる勇気」とかさ…。

なんかもう、アドラー本人がめっちゃ嫌なヤツだった可能性、高くね?

 

言ってることは正しい。

でも、誰も納得しないよ?みたいな。

 

アドラーに関する情報はいろんなところに出回ってますが、私はあえて、勉強はしませんよ。予習はしない主義。

 

ここに宣言します!

私はアドラー心理学加藤シゲアキと共に、ドラマ「嫌われる勇気」を通じて学んでいきます!

 

ドラマの中の加藤シゲアキの役どころは、

アドラー心理学について何も知らない新米刑事役ですからね、毎回、ドラマの中でアドラーについて学んでいくという設定です。

ちょうど、我々、アドラーバージンの視聴者と同じ目線なんですよね。

 

わたしはもうね、加藤シゲアキと共に生きていくことに決めましたよ!

 

第三話が楽しみです!

待ってろよ~!香里奈~!!

 

 

追伸

結局、目的論の考え方をどう人生に生かせるのかは不明です。

 

 

第一話の感想。

あんまりオブラートに包んでいなくて恐縮です。

gattolibero.hatenablog.com