みなさん、今まで本当にどうもありがとうございました。

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タイトルがいかにも終わる感じを醸し出してて恐縮です。

…まぁ終わらないんですけれども。

でもね、自分の中では、なんかもう完全に「オワタ」なんすよねぇ…。

何かが「終わった」感覚があります。

んで、この感じは何なんだろうな、ってちょっと考えてたんですけどね…

 

この1年くらいの間に、いろいろありましたよねぇ~…。心が折れるっつーか、考え方が激変するっつーか…。

もしかすると、自分で気づいてないだけで、コロナの影響も結構大きいのかもしれません。

コロナのせいで、散歩とか外出が億劫になっちゃったし、マスク付けるの煩わしいし。

そういうのも精神的には良くない影響があったのかもしれません。

 

んが。

コロナ抜きにしても、この1~2年、ホントにもう、激動というか。激変というか。

それで、最近はちょっといろいろ考えてたんですよね。

何が原因だったのかな…?って。

 

そしたら、ザックリ、3つくらい。

自分の中ではちょっとスルーできない、モヤモヤ案件が。

 

 

たとえば、一個目は「Google検索のアップデート」的なやつね。

事実上、Googleが「無名な一般人の個人ブログはクソ」という判断を下したことがねぇ~…。

いや、オブラートに包まなすぎでしたか。

 

Gは別に「個人ブログはクソ」とまでは言ってないか。

 

「権威性のないサイトはクソ」って感じですかね。

・・・・・・

あっ、クソとまでは言ってないのか。

 

でもなんかもう、実質、そんな感じっつーかね。

 

「どこの馬の骨とも分からん奴が書いたブログなんぞに価値は無い」

的な見解だったわけですよ。

「検索の上位に表示するだけの価値がない」ってのは、率直に言えば、そういうことになると思うんすよね。

 

これがね~、けっこう、精神的なダメージ食らったかもしれませんねぇ…。

 

結局、強いものが勝つ、大きいものが勝つ、みたいな話じゃないですか。

夢も希望もあったもんじゃねぇです。

 

となりの空き地にショッピングモールが建設された時の、弱小八百屋の気分ですよ。

 

 

はい、ふたつ目。アフガニスタンで中村哲医師が殺されちゃった事件ね。心折れた~

これはもう、全然、消化できないっつーか。

自分の中で、折り合いがつかないっつーか。

 

なんでこんなことになるんだろうな?っていう。

理不尽極まりない話ですよ。

 

gattolibero.hatenablog.com

現地アフガニスタンで、砂漠を緑化してさ、何万人、何十万人の人々を救って、感謝されて、リスペクトされてさ。

そういう人がですよ。

一方では、殺害されちゃうほど、目障りな存在だったと、思われていた、ってことじゃないですか。

 

中村さんは、何十万人もの人々に感謝されつつ、しかしごく一部の人間には「あいつは邪魔だ、排除しよう、殺してしまおう」って殺意を抱かれていた、ってことじゃないですか。

これねぇ~~……。

 

う~~~ん……。

 

人間って何なんだろうなぁ…と思いますよ、つくづく。

 

私の中では、中村医師は、最上級レベルでリスペクトに値する人間なんすよね。

 

もっとも人間として徳の高い人物の中の一人だと思うんです。

 

その、人類の中でも本当にトップクラスで立派な生き方をした人物がですよ、あろうことか、命を狙われちゃう、殺されちゃうって、いったいこの世界はどうなってるんだ?って。

めちゃくちゃ納得できなかったわけですよ。

 

人類70億人の中には、中村医師よりも、しょ~もない生き方してる人の方が、断然、多いわけじゃないですか、私も含めて。

なのにさ。

なんで、最高に素晴らしい生き方をした人間が、真っ先に殺されちゃってんのかな、って。

意味が分からない。

神も仏もあったもんじゃねぇ。

こんなバカげた話があってたまるか。

ふざけんじゃねぇぞ、このやろー。

 

 

あと、3つ目。都知事選ね。百合子の圧勝。これがダメ押しになったかもしれない。自分の中で「終了」。

都知事選の前に、自分の心の中で、勝手に決めてたんですよね。

「百合子が圧勝するようなら、その時はオレはもうダメだ」って。

 

O・ヘンリーの短編状態ですよ。

「あの最後の一枚の葉っぱが落ちたら、私は死ぬ…」的なやつ。

 

んで、

「百合子はきっと勝つだろう、しかし、他の候補者がどれだけ善戦するかな…?」

って、そこに、一縷の望みを託していたというか。

もうそこにしか希望がなかったというか。

しかし結果として、百合子の圧勝。圧勝というか爆勝。爆発的勝利。

この瞬間、

「あ~、そうですか、そういうことですか、分かりました。はい、分かりました」ってなりましたね。

gattolibero.hatenablog.com

 

ずっと社会的弱者の味方だった宇都宮さんが、全然、支持されてないのな。

すなわち、

「自分は弱者ではなく強者の側である」と考えている人が多いということだと思うんよね。

 

これで、何か分かったよね。

 

我々は、人類は、弱者を救済するつもりなんてサラサラない、ってことなんでしょう。

口先ではどう言おうと、本音としては「弱者は搾取されてもしょうがない」そう考えている人が多いってことなんでしょう。

 

権威ある者の声にこそ価値がある(だから大手のサイトを上位表示させる)と考えるGoogle検索とか。

干ばつで苦しんでいる人々のために水路を作り続けた中村医師が、何者かに殺されるとか。

ず~~っと弱者に寄り添う活動をしてきた宇都宮さんが票を伸ばせず、「弱者?知らんがな」的なスタンスの百合子が爆発的に支持されるとか。

 

これ、根底にあるのは、「弱者なんて救わなくて良くね?」っていう思想のような気がしないでもない。

 

なんかこの、不都合な真実とでも言いましょうか、「この世界は強い者が(自分に都合がいいように)創り上げたモノなのだ」という現実をですねぇ、まざまざと見せつけられた結果、なんかもうね、いろいろ自分の中で終わったな、と。

 

実は以前にも、同じようなこと書いてますが。

gattolibero.hatenablog.com

私は、この世界、現世とは、

「上級国民たちが長い時間をかけて、上級国民にとって都合のいいルールで作り上げた、上級国民のためのゲーム」だと思っています。

この視点から社会を眺めると、今まで理不尽だと思えてきた事件やニュースが、めちゃくちゃ腑に落ちるようになるんですよね。

 

もうね、いい意味での諦めの境地。

前向きな撤退。

勇気ある敗北。

 

最終的にはもう、この世界とはできるだけ距離を置いて、仙人とか世捨て人みたいにひっそり暮らすのが正解かもな~、っていう、どうしてもそっち方面の結論に引っ張られちゃう。

 

でもなんていうかな、「この世界のからくり」というか「世界の仕組み」に気づけたおかげで、自分の中で何かが終わったような気がするけど、でも、それと同時に今この瞬間が、第2章、新しい世界の始まりでもあるような…。

ちっぽけな自分は世界を変えることも救うこともできない存在だ。そして、それを嫌というほど思い知らされた今この瞬間、この場所から、自分には何ができるのか、どう生きるのか?

・・・・・・

そういうことを考えるフェーズに入ったのかな、って気がするんですよね~。

 

なに書いてるのか自分でも全然分からなくなってきたので、トイレ行ってきます。

 

・・・・・・

 

トイレ中

 

・・・・・・

 

分かった。トイレの中で何かひらめいたり気づいたりすることが非常に多い私です。

私の場合、トイレの便座に鎮座しつつ、若干、瞑想するかのようにホゲーっとしているときに、何かをひらめいたり、何かに気づいたりすることがメチャ多いです。

だから常に、メモ紙とペンをトイレの中に置きっぱなしにしてあります。

 

いま、トイレの中で気づきましたよ。

 

私の中の「何かが終わった感」の正体。

 

多分、

 

私は「この世界」を信じていたんだと思う。散々、ブーブー文句言ってたんだけど、なんだかんだ言って、心のどこかでは、信じていたんだと思うのよ。

んでさ。

もう見切りをつけたんだろうね。

多分、信じるのを辞めたんだ。

そんな気がする。

そういうことのような気がする。

 

いや、知らんけどな。

 

 

とりあえず、推敲もしないで昼寝します。

 

おやすみ~