【WBC準決勝】侍ジャパン善戦するもアメリカに惜敗&ひとり反省会
広告
先ほど、試合が終わりました。
WBCの準決勝、日本VSアメリカ。
侍ジャパンも投手陣がよく踏ん張り、善戦しましたが…結果は2-1でアメリカの勝利。
日本は4安打ですか…いや~打てませんでしたね。
それでは「ひとり反省会」開催と行きましょう。
試合前の予想。雨が日本に見方するかな…?と思ったんですが、実際どうだったんでしょうかね。
かなり雨が降ってましたね。
雨天延期?みたいなことがあるのかも知れないな…って心配になるくらい、テレビの画面を通してでも分かるくらいの雨でした。
こんな状況で野球をするのって、アメリカでは割と珍しいことらしくて。
(メジャーリーグのシーズン中は時期的に雨があんまり降らないらしい)
日本の先発、菅野投手は雨をまったく苦にしない(むしろ得意?)という裏話を原さんが暴露してましたし、
そもそも、日本の投手がアメリカで投げる際に苦しむのは、空気が乾燥してることでボールが滑ることなのでね、
偶然とはいえ、日本戦で雨が降るっていうのは何かこう…「神風」的なアドバンテージになるのではないか?
と深読みしながら観ていたんですが…。
実際はどうだったんでしょうかね。
やっぱり投げやすかったのかな。
ちょっと、雰囲気にのまれた部分はあったんじゃないでしょうかね…?
あくまでも、ごくごく個人的なイメージなんですがね、日本式の「スモール・ベースボール」って、もっと、ねちっこく、相手チームが嫌がることをしつこくやっていくスタイルなんじゃないかな?っていう気がしています。
ところが、
対戦相手のアメリカの各バッターは、割とサクサクと初球からバットを振ってくるし、そのおかげで試合のテンポが早くて、スタジアムに詰めかけた観客たちも、それが当たり前、っていう空気になっていたと思うんですよね。
まぁ、勝手な憶測なんですけど。
例えばですよ。
私のイメージする、ねちっこい野球。
初めて対戦する投手の場合、安易に初球打ちをせず、球筋や球種を見極めるために、球数を投げさせる。
結果的にその打席ではアウトになったとしても、持ち球の球筋を一通り見ておくことで次の打席に活かせる。
あわよくばフォアボールで出塁するくらいの気持ちでファールで粘る。
相手投手や守っている野手陣の集中力を削ぐ。
守備の時間が長くなれば、野手も集中力が切れたりしてエラーで出塁できるかもしれない。
仮に自分がアウトになったとしても、次のバッターが打ちやすくなる状況をおぜん立てする意識を持ってプレーする。
ボディーブローのように、相手投手にじわじわと揺さぶりをかけ続ける。
そういう、ネチネチした、相手が嫌だな~って思うことを各バッターがしつこく繰り返すような野球をしたら面白いんじゃないかな?って思ったんですけどね。
アメリカでそういう野球をやったらブーイングが酷そうだけど。
「自由ネコJAPAN」が目指す極小スモールベースボールはコチラ。
1人目のバッターから粘って粘ってフォアボールで出塁。
↓
ヒットエンドランや盗塁、送りバントなどをにおわせて、バッテリーが打者のみに集中できないように揺さぶる。
↓
けん制悪送球とか、ワイルドピッチ、パスボールなど、何らかのミスを誘い、2塁へ進塁。(あるいは盗塁とか)
↓
送りバントでランナーを3塁へ。
↓
犠牲フライでランナー生還。
↓
ノーヒットで1点GET!!
…みたいな、高校野球的な、ある意味えげつない戦い方をしたら痛快だなって思ってたわけなんですが…。
実際には、なんというかな、日本ラウンドよりも、侍ジャパンの各バッターが淡泊だったような気がしますね。
アメリカのサバサバした空気に影響された部分もあったんじゃないかな…?
松田だっけ?初球を打ってサードゴロ、ゲッツーとか、淡泊すぎ。
日本ラウンドではこんな戦い方、してなかったと思うんだけど。
まぁしょうがないか。
アメリカンな「チカラ対チカラ」的な戦い方で勝たないとアメリカ人が許してくれないよね、きっと。
とはいえ、アメリカよりも日本のミスが目立ってるようでは、勝ち目はないか…。
アメリカラウンドの前、セカンド菊池の守備力に注目してる人の声が多く聞かれたわけですが…。
う~~ん…。
私も期待していたんですが、非常に残念な結果となってしまいましたね…。
おそらく、一番悔しがっているのは菊池本人であることは間違いないでしょう。
今晩、悪夢にうなされるかも知れませんね…。
この試合、菊池の印象的なプレーを挙げるとすれば、
- ダブルプレーを焦ってベースから足が離れてしまい、ビデオ判定の結果セーフになってしまったこと。
- イレギュラーしたとはいえ、菊池ならほぼ正面でキャッチできそうなゴロを後ろに逸らしてしまったこと。
- 守備のミスを帳消しにする、意地と根性と気合で打ったホームラン。
このへんでしょうか。
う~~む…。
悔しいでしょうねぇ…菊池。
松田もサードゴロでボールが手につかず、バックホームできなかったために、得点を許してしまいましたし…。
大事な場面でこういうミスをするチームが勝つのは難しい…。
アメリカが、昨日のオランダみたいな大味な、雑なプレーをしてくれたら、そこにつけこむ隙があったと思うんですけど、今日の試合はむしろ日本の方が丁寧さを欠いていたかもしれません。
う~~む…残念!!
総評。とはいえほぼメジャーリーガー抜きでここまで戦えたことは特筆に値すると思います。
侍ジャパンはよくやりましたよ、ホントに。
メジャーリーガーほぼ抜きですからね。
将棋で言ったら、日本は飛車と角を抜いて戦ってるようなもんですから。
しかも相手チームは飛車も角も使っててさ。
ん!?
ちょっと待てよ?
日本人メジャーリーガー、ほぼほぼ投手ばかりだな…。
ということは全員が侍ジャパンに参加したとしても
「打力」に関してはあんまり上積みはないじゃん!!
これは問題だ…!!
日本の投手陣はそんなに悪くなかったわけだからねぇ…。
今の侍ジャパンが、喉から手が出るほど欲しいのは「凄いバッター」ですよ。
メジャー級のピッチャーを打ち崩せるような、本格派の打者の育成が急務だっ!
・・・・・・・・・
さぁ、気持ちを切り替えて次!次のWBCへ向けた展望!(はやい)
次回のWBCがいつなのかは知りませんが、ワクワクしますね~。
おそらくね、今回の侍ジャパンの選手の何人かは、数年後にはメジャーでプレーしてるはずなんですよ。
悔しさをバネにして飛躍する選手が間違いなく出てくるはず。
山田と筒香には、更なる飛躍を期待!!
次回はメジャーリーガーとして侍ジャパンに参戦してほしい!
あとは大谷ですかね。
なにはともあれ、侍ジャパンのみなさん、お疲れ様でした!
本当によくやってくれました!
面白かった!ワクワクした!
感謝!ありがとう!