愛すべき読者の皆様へ…貴重なご意見ありがとうございました。

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先日、血迷ってこんなエントリーを書いてしまいました。

(まぁ、だいたい基本的に常日頃から血迷ってるんですがね…。)

 

gattolibero.hatenablog.com

 

とんでもない話ですね。

「書きたいことが無い!」って書いちゃった…。

 

書いた時点では、あんまり深く考えてなかったんですけど、皆さんからの、アグレッシブでソウルフルで、ポップでキュートなアドバイスをいろいろいただきましてね…。

いや~ホント、ありがたい話ですよ…。

ありがとうございます。

感謝感謝です。

 

んで。

 

いろいろ、ちゃんとね、考えてみました。

「この状態は何なんだ?己の内部で何が起きているのだろうか?」

 

 

ブログを更新できない理由を真面目に考えてみた。

寝る前に布団の中で、いろいろ真剣に考えてみました。

ホントです。

ウソじゃありません。

 

ただ、その時に思ったことを、ちゃんとメモしてなかったので、今はよく覚えておりません。

 

なんかヒドイ言い訳ですね。

「宿題はやりました。でもノートは持ってくるの忘れました」

のパターン。

 

あ。

一個思い出した。

 

ブログを書けない理由。

それは「もったいない精神」でした。

これはホント、ガチで。

 

ちょっといやらしい話になっちゃいますけど。

 

 

正直な話。このブログ「自由ネコ」が想像以上に成長しすぎた…。今の価値を維持しなきゃ、という気持ちが出てきて、ちょっとナーバスに。

いろいろぶっちゃけますよ。こうなったら。

正~~直な話ね、こんなに多くの人々に、自分のブログを読んでもらえるとは思ってなかったんスヨ。

それと、グーグルから、こんなに評価してもらえるとも思ってなかった。

 

もちろん「スーパー・ブロガー」みたいな人から比べたら、ゴミみたいなもんですよ、このブログは。

でもね、

自分の中では、最初に想像していたアクセス数の10倍は読まれてるかなぁ。

自分の中でイメージしていたハードルがめっちゃ低かった、って事もあるんだろうけど、それにしたって、まさかねぇ…。

こんな役にも立たないブログの読者なんて、せいぜい数人程度が適正かな?って思うでしょ、普通。

グーグルで検索して自分のブログが出てくるとか、夢にも思わないですよ、普通のおっさんなら。

 

例えば…。

今、検索してみます。

以前、小池栄子ちゃんに関する記事を書いたことがあるので、ちょっと小池栄子というワードで検索してみます。

おそらく、グーグル検索の1ページ目に来てると思うんですよね…。

 

どうかな…。

 

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・・・・・・・・・

ウィキペディアの次…(◎_◎;)。

実質トップ的な。

gattolibero.hatenablog.com

 

クレイジージャーニーのオープニングで、栄子ちゃん本人が「小池栄子最強説」に言及してくれないかなぁ…と密かに目論んでおりましたが、これはひょっとすると、私の書いたエントリーが、実際にガチで、栄子ちゃん本人の目に留まる可能性も無きにしもあらず、の展開になってきましたよ…。

(最終的には村上龍氏に怒られる可能性も出てきました)

 

とまぁ、こういう感じで。

 

自分が考えている以上に、グーグル検索の上位にくることが多いわけです。

グーグル大先生に高く評価してもらっている、という状況に、自分はどう振る舞えばいいのか分からなくなってきている感じはあります。

 

何か、ふざけて変な事を書いてしまったら、自分のブログの評価が下がって、検索の上位に表示されなくなるのではないか?

いや、ちょっと待てよ。

検索上位に表示されてる記事は、ふざけて書いた記事じゃんか。

……どういうこと?

 

とにかくね、「もったいない」っていう気持ちが出てきちゃってるんですよね。

せっかく、グーグル神から高い評価をもらえたのであれば、今後はゴミクズみたいなエントリーを書くのは控えよう…みたいな気持ちがちょっと発生してるわけです。

「今のポジションをキープしたい」「手に入れたものを失いたくない」という「もったいない精神」。

これはねぇ…守りに入ってしまってる、ということなんでしょうね…。

 

気負いが出てきちゃってる。

良いエントリーを書かなければ…と気負ってしまっている。

そういう面は否定できませんね~。

無意識にプレッシャーを感じてると思うんですよね。

それで、ブログを更新するのが億劫になってる可能性はあります、はい。

 

 

ちなみに最近、グーグル検索のサイトを評価するアルゴリズム的な何かが変更になって、アクセス数が激減したブロガーさんが結構いるという噂がありましたが…。

個人的には、特にそういうこともなく。

微増ですが先月のPVはこのブログ的には過去最高でしたし…。

 

みんなに読んでもらえないからモチベーションが下がった、という感じとはちょっと違ってると思うんですよね…。

 

 

もしかすると「承認欲求」が満たされてしまったことで意欲がなくなったのか?

先日の記事で

「もう書きたいことが無くなった」

って書いたんですが、これってもしかすると、いわゆる「承認欲求」が満たされて、満足しちゃった、ということなのかも知れません。

 

自分の事なのにちょっとよく分かりませんが。

 

おそらく、ブログに自分の意見を書き殴るのって、駅前の広場で

「みんな聞いてくれ!オレはこう思う!」

って叫んでいるようなもんだと思うんです。ある意味では。

 

みんなに聞いてほしい。

みんなに知ってほしい。

自分の意見を。

自分の存在を。

 

でね、一生懸命に大声で叫んでいるのに、誰一人、立ち止まってくれなかった場合、心が折れちゃいますよね?

みんなにスルーされちゃった場合、「もう叫ぶの辞めよう…」ってトボトボと家路をたどる羽目になる。

 

こういうブログの辞め方ってあると思うんですよ。

全然アクセス数が増えない、まったく反響もない。だから辞~めた、って感じ。

 

ところがね、その逆もあると思うわけです。

 

駅前の広場で

「みんな~!聞いてくれ~!オレはこう思うんだ!」

って大声で叫んでいたら、いつの間にか数万人の聴衆に囲まれていた…みたいな。

駅前大混雑。

逆にちょっと恐縮的な。

 

こうなってくるとさ、何か、満たされちゃうと思うんだよね。

ブログを書く人って多かれ少なかれ「承認欲求」に捕らわれていると思うんですよ。

わざわざ、ネット上で持論を展開するってことは、誰かに認められたい、という気持ちがあるんだと思うんです。

そして、その欲望が、ブログを更新する原動力になってる、という部分ってあると思うんですよね~。

 

ということはですよ?

その「承認欲求」が満たされてしまったどうなっちゃうんだろうか?

 

「認めてもらいたい!」という気持ちに突き動かされて頑張ってきた人が

「自分は十分に認めてもらえた」と実感してしまったら…もう頑張れないんじゃないのか?

なんか変な話だけど、そういう「終わり方」もあると思うんですよね…。

どうなんでしょうかね。

 

 

私は、先日の記事の中で、深い考えもなく

読者の皆さ~ん、何か面白いアイディアないでしょうか?ご意見、アドバイス、募集中です!

って感じで書いたんですが、

それってきっと、

「どうすれば自分の承認欲求を満たせるのか、そのアドバイスをくれ」という意味では無かったんじゃないかな…?

って、今になって、ちょっと思うんです。

記事を書いた時点では、自分でも分かってなかったんですが…。

 

 

私が知りたかったことは、いわば

「承認欲求の満たし方」

ではなく

「承認欲求を満たした後の身の振り方」

だったんじゃないか?

という気がしております。

今はね。

 

ともあれ、アドバイスを下さった皆さん、本当にありがとうございました。

皆さんのおかげで、真面目に自分と向き合う機会を得ようと決心がつきましたので、ガチで感謝です。

今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

 

 

ところで。今後もこのブログを継続していくうえで、ヒントをひとつ、見つけたような気がしています。自分が「受け取った感動」を次へ渡すという役割。

「ブログに何も書くことが無い!」と言ってしまった私ですが、ひとつ、気づいたことがありました。

気づいたというよりも、忘れていたものを思い出した、といった方が正しいかも知れません。

 

私ねぇ、先日、映画を観てきたんですよ。

それですご~~く感動したワケ。

となりを観てみたら、相方の大福さんが寝てましたけどね。

 

大福さんが「どうしても観たい!」っていうから一緒に観に行ったのに。

大福は睡魔と闘っておりました…。

 

 

『人生フルーツ』っていう映画。

老夫婦の日常を描いたドキュメンタリー映画です。

私は、こういう生き方、いいなぁ~って思うんです。

 

この予告編の動画は映画『人生フルーツ』の良さを十分の一も伝えていないから、非常に不満だなぁ…。

www.youtube.com

 

映画『人生フルーツ』公式サイト

 

でね、

「この映画の事をブログに書きたい!」って思ったんです。

 

自分が味わった感動をみんなに伝えたい!

みんなにも、この映画を観てもらいたい!

って。

 

その時、気づきました。

「ブログに書くこと…あるじゃん!」

って。

 

自分の心に響いたもの、

魂を揺さぶったもの、

そういう「感動」をみんなに伝えるためにブログを活用すればいいじゃん!

って。

 

何か難しいことを考える必要もなかったなぁ…って気づきました。

「何を書けばいいんだろう?」って悩む必要はなかった。

自分の受け取った感動をそのまま、ブログを通じて伝えればよかった。

 

だって、自分が感動したものなら、自分と感性が近い「他の誰か」の心にも響く可能性が高いしね。

 

うん、いわば、ハブ空港になればよかったんだ。

「感動」を繋ぐハブ。

あるいは、送りバントの名手、ブログ界の川相(かわい)選手になればよかったんだ。

例え話が、逆に意味が分からないね。

 

自分が受け取った感動を次の誰かに伝えるための場として、ブログを活用すればよかった、っつ~ことね。

そういう利用法があるな~、ってことね。

 

これで「ブログに書くことが無い」なんてことは無くなったかな…?

 

あとは自分がどれだけ感動できるか?

だね。

 

毎日、感動できれば、毎日、書くことがあるよ。

 

もちろん、今まで通り、超絶くだらないことも書くと思うけどね(笑)

 

 映画『人生フルーツ』の感想は近いうちにブログに書きま~す。

ではでは。