昨日のサッカー日本代表「キリンチャレンジ2017」ニュージーランド戦、なかなかしょっぱい試合でしたね…。
後半途中で乾が出場する前に、私自身が睡魔に襲われて戦線離脱してしまいました…。
ということで先ほど録画を見終えましたので「どこよりも遅い日本代表採点」行ってみたいと思います。
モチベーション的にも、天候的にも、なかなか難しい試合でしたね…。しょっぱい!
なかなかね~、モチベーションが上がらなかった選手もいたみたいですね…香川とか…あとは…香川とか。
ようするに今回の試合の位置付けとしては「来年のロシアW杯に出場するメンバーの絞り込み」ということなんですけどね、
香川的には「なんでオレが?」っていう思いもあったような無かったような…。
「オレはすでに当確だろ…。テストする必要ある?」
そんな気持ちも有ったような無かったような。
香川真司はこの試合を「評価しづらいゲーム」と表現し、「ワールドカップ(W杯)を見据えるという意味では正直、こういうレベルはたぶんない」「W杯という意味では正直、何の意味のある試合なのか」とコメント
「正直、何の意味のある試合なのか」
そこまで言うかw
まぁねぇ…香川が「ワイを誰やと思うとんねん!」と思う気持ちも若干分からなくもないけどね、だったら前半のうちに1~2点取って、さっさとお役御免で退くくらいの結果を出してほしかったですね…。
「あ、やっぱ香川すげぇや。」
って思えるプレーを見せてほしかった。
実際、香川のプレーはW杯出場23人のメンバーに選ばれるかどうかの「当落線上にいる選手」程度の出来栄えだったんでね。
全然、スーパーな選手としての違いを見せつけることができなかった。
相変わらず。
なんで日本代表の試合ではパッとしないのかねぇ~…。
正直な話、どうなんだろう。
香川の選外はありえるんじゃないだろうか。
おそらくハリルが目指すサッカーにフィットしてないよね。
もしも23人の枠に選ばれても、本番では出番がほとんど無い可能性だって十分あるね。
中盤はどうやら井手口と山口は当確っぽいでしょ。
私は勝手にこの二人を「なにわのフリスビー犬兄弟」と命名したいんですけどね。
「お前らはフリスビー犬か?」っていうくらいしつこく90分間ボールを追いかけ回せる。
無尽蔵のスタミナ、ファールせずに奪える高いボール奪取能力、攻守の切り替えの速さ、サボらない献身性、これはもうハリル的には大好物なはず。
ハリルは以前からしつこく「デュエル(決闘)」の重要さを説いていました。
球際の1対1で絶対に負けんなよ、っていう。
ハリルとしたら、先月のオーストラリア戦がもっとも理想に近いスタイルだと思うんだけどさ、そうなると、「香川の席ねぇから!」って話も十分あり得ますよね。
かなり話が脱線してしまったので修正しましょう。ニュージーランド戦。
前半はあんまり収穫ナシ!しいて言うなら、武藤が元気そうでよかったです。
怪我などがあって、ずいぶんと日本代表からは遠ざかっていた武藤が元気そうだったのが収穫かな。
相変わらず、頭が良さそう。顔もいいし。家柄もいいらしいです。
怪我さえなかったら、全然順当だった選手なのでね、まぁ驚きはありませんでしたけど。
23人枠に入れそうな気配はかなり濃厚ですね。
反対に久保がちょっと心配ですね。いまいちパッとしない。
あと、
大迫は当確のランプが点灯したと言い切ってよいでしょう。
まぁ、前半は特筆に値するような部分も特になく。スゲー雨降ってたしね、グダグダになりそうな予感満載でした。
さて、ここからが本題。後半戦、「乾(いぬい)劇場」ですよ。日本のマラドーナ!
いや~~、乾選手、違いを見せたね!
格が違ってたな。
マッチアップしたニュージーランドの選手がちょっと気の毒になるくらい、乾がもうね…
イヌイってたね!
「イヌイる」(動詞)とは…?
説明しよう!
手が付けられないほどの圧倒的な足元の技術で相手を翻弄しチンチンにする、セクシーすぎるフットボールを体現する、という意味である…!
(ちなみに私が今、即興で発明した動詞です)
さらに蛇足。「チンチンにする」とは…?
ある種のサッカー用語といいましょうか、相手選手(あるいは相手チーム)を圧倒的にコテンパンにやっつける、というような意味ですね。
ボコボコにする、フルボッコにする、的な意味。
乾選手のニュージーランド戦のタッチ集がありましたので貼っておきます。
いや~ちょっとウケましたね。
後半途中に乾が入ってから、
完全に日本ペース…というよりも
完全に乾ペース。
攻撃がもう、
乾、乾、乾。
乾が躍動しすぎて、それに引っ張られるように
長友も便乗して躍動w!
しかも、乾よりも少し早めに途中交代でピッチに立っていた小林祐希も「乾特需」の恩恵を受けるために井手口とポジションを交換してもらってるwww
当初の並びは
井手口 小林
乾が左サイドに入ったあとは
小林 井手口
雨でぬかるんだピッチで疲労しているニュージーランドDFが、フレッシュな乾を抑え込むのは無理!
はい、乾も当確!
あともうひとつ。後半の特筆すべき点は、小林祐希の輝きね。もう、ロシアに連れていきましょう!
ついに来ましたね。
小林祐希。
待ってたよ。
周りが見えてた。
ゲームをコントロールしてましたね。
過去にも何度か書きましたが、個人的には「180センチ以上のMF」の台頭をずっと望んできたわけですよ。
長谷部がかろうじて180センチだけど、もう33歳、そろそろ後継者が現れてくれないとね。
柴崎とかもね、良い選手ですよ。
それは間違いないんだけど。
井手口 171センチ
山口 173センチ
と、小柄なんでね~…。
え~~っと、柴崎は…175センチですか…。
横幅がないからかな、もっと小さく見えるけどな…。
そういえば過去にも期待の若手として、小林祐希を推した記事を書いたはずだと思って調べてみたら、なんと!!ちょうどピッタリ1年前。去年の10月7日でした。
期待したいのは、大迫や、武藤ね。(今、怪我してんのかな?)
あと誰かいるかなぁ…。
パッと名前をあげられない時点で、日本代表の深刻さがチラホラ…。
そうだ。小林祐希。
182cm/72kg
すごいエピソードを発見。
幼稚園児で、リフティング1000回とかできんのか…。
夕方4時から夜10時まで練習とか…(◎_◎;)
ちなみに一年前の試合では、大迫も武藤も、小林祐希も、代表メンバー外でした。
小林祐希がこのまま順調に育ってくれれば、しばらくは安心ですね。
かなりホッとしております。
あと、細かいことをいくつか書いて終わりにしましょう。DF陣について。
テストの意味合いが強い今回の試合で、先発したのが槙野ってのがよく分からなかったなぁ。
個人的にはずっと、植田に経験を積ませたいと思ってるんですけどね。
植田が世界と戦えるメドが付いたら、かなり安心できると思うんですよ。
今は吉田が完全に別格なんでね、レギュラー確定なんだけどさ、万が一、吉田が怪我した場合とか、カードの累積で出場できない場合、どうなるのかって考えると、
昌子&植田の鹿島アントラーズコンビをそのままユニットとして代表でも使いたいわけですよ、私がもしも監督だったら。
普段から毎日、同じクラブチームで組んで練習してる選手をそのままユニットとして代表に持ってくる方法は、海外では珍しくないそうだし。
「吉田&昌子」のコンビがファーストチョイスですけど、
吉田が使えないケースなら、
昌子の相手は槙野よりも植田の方が連携の面で圧倒的にアドバンテージがありますからね。
どう考えても、将来的には植田が代表に定着する可能性高いんでね、今のうちに、勝っても負けてもどうでもいい試合で場数踏ませておいた方がいいと思うんだよね。
世界のレベルに慣れさせておいた方がいい。
あとは…そうだなぁ…。
23人のメンバー発表は、確か来年の5月だったと思います。
それまでの間には、おそらくね、
全く今まで名前の挙がってなかった選手がブレイクすると思います。
非常に楽しみです。
はい、今回は以上です!
あ。
「どこよりも遅い日本代表採点」
と言っておきながら、採点してませんでした…。