命を削ってまで行くべき学校なんてない。学校なんて行かなくても全然いいよ。大丈夫、行かなくても死なないよ。

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命と引き換えにしてまで取得すべき学歴なんてありませんから。

死ぬくらいなら、退学とか不登校の方がマシ。

芸能界でビッグサクセスを掴んだ星野源さんは実質「小卒(中高は行ったり行かなかったり)」らしいし、ぶっちゃけ学歴なんて全然どうでもイイッス。

学校よりも命の方が大事だからな。死ぬなよ。

 

まず親に言いたい。「こどもを追いつめんな」。こどもからのSOS信号をキャッチしたら、もうムリヤリ学校に行かせるのは辞めてイイ。

これ、こどもの問題っていうよりも、おとなの問題、親の問題だと思うんだよね。

 

こども的には「もうダメだ」「もう無理だ」「学校行きたくない」「学校が死ぬほどつらい」って、救難信号を発信してんのに、全然、気づいてない親とかさ、気づいてるのに知らんぷりしてる親とかさ。

そっちの方の問題である可能性、高いと思うんだよね。

 

こうなってくるともはや、こどもは1ミリたりとも悪くなくて、保護するはずの存在である親の行動の不味さが問題だと思うんよね。

 

ちなみに私自身「学校辞めたい」って親に言ったことがあるんですが、

世間体があるから卒業してくれ」って言われましたからね。

 

まず世間体。

ご近所の視線、最優先。

こどもの都合は二の次、三の次。

 

こういう親を持っちゃうと、こどもは気の毒ですね。

運が悪かった。

ハズレを引いちゃった。

こどもは親を選べない。

 

残念ながら、世の中には「ハズレの親」が存在するわけで。

お金持ってたり、頭が良かったり、コミュニケーション能力に長けていたり、そういう「当たりの親」を引き当てることができれば、こども側としても、人生イージーモードで挑める可能性が高いんですけど、必ずしも、そんなに都合よくいかないのが人生です。

 

最初の配牌が全然クソ、ブタ、っていう場合もあるわけです。

親が覚せい剤常習者とか。莫大な借金を抱えているとか。

生まれてきた瞬間、マイナスからのスタートっていう子供もいると思うんです。

そういう場合、気の毒だけど、運が悪かったとしか言いようがない。

だって、子どもの側には一切の非がない。

ただハズレを引いちゃっただけだから。

親が完全にハズレだった場合、こども的には、できるだけ早く、親から離れた方がイイでしょうね。(そのへんの話は、次回以降に)

 

・・・・・・・・・

 

とにかく、まず親に言いたいのは「こどもとちゃんと向き合え」ってことですね。

簡単に、ラクして片付けてしまおうと思わないこと。

 

「相手は子供だし、脅したり、説教したり、圧力をかければ、こちらの言うことを聞くだろう。嫌々ながらでも学校へ行くだろう」

とか思わないこと。

でも、そういう親、いっぱいいそうだけどねぇ…。

 

「こどもは親の所有物ではない」という話は、過去にも何度か書きましたけど、ホントね、勘違いしてる人が多いと思うんすよね。

 

こどもを、

ひとりの人間として認めていない、

一個の人格として尊重していない、

そういう親や、大人がいるんすよねぇ…。

ひどい世の中です。

 

結局、こどもからのSOS信号を親がスルーしちゃった結果、こどもがメンタルやられて精神科に通うようになったり、薬飲まなきゃダメな状態になったり、あるいは最悪、自ら命を絶ってしまったり、そうなってしまう場合、やっぱね、こども側には落ち度ってないじゃないですか。

こどもは一個も悪くないじゃん。

 

「育てる」っていうことをもう一回、真剣に考えた方が良いかもしれない。

「育てる側」には「責任」が伴うっていうことを。

 

観葉植物だって、そうじゃない。

お水あげてさ、肥料あげてさ。

 

ペットのイヌでもネコでも「完全放置」じゃネグレクトですよ。

 

赤ちゃんだって、離乳食あげたり、オムツ替えてさ。

 

・・・・・・・・・

 

なんか話がどんどん脱線してるな…。

 

ま、とにかく、こどもに関する問題について考える時、まだ幼くて非力なこども側にできることって、限られてるわけですよ。

だから、おとな側が、何をどれだけできるのか?、それが重要なカギを握っている、というわけです。

こどもを生かすも殺すも、大人のさじ加減一つなんです。

こんなこと、当たり前な話だし、わざわざ言う必要もないんだけど、でもねぇ、「自覚がない大人」もいるみたいなんだよねぇ…。

(とはいえ、「どうやって子育てすればいいのか分かりません」ってところまで追いつめられている親たちも当然いるわけで。しかし、そのへんに関しては今回はあえて触れません。今回はあくまでも「こども側」をメインに考えていきます。大人編は後日)

 

はい、なんとなくまとまりましたかね。

そろそろ本題に入りますか。

(まだ入ってない!)

 

 

では「学校へ行くのが死ぬほどつらい」こどもにできることって何なのか。

いよいよ本題に入りますか。

今、つらくてつらくてしょうがない生徒諸君。

いじめられているのかもしれないし、別の理由かもしれない。

とにかく、学校へ行きたくない君たちへ。

 

君たちは何をどうすべきか?

 

・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・

 

学校、

 

休もう。

 

 

 

一回、休憩を挟もう。

人生の体勢を立て直そう。

 

無理できるのであれば、無理して頑張って学校へ行くのもアリだが、

「もうだめだ、アカン」

「これ以上は無理」

って状況まで追い込まれたときには、学校、休みましょう。

 

授業の遅れを取り戻すとか、

学歴がどうのこうのとか、

そんなのは、あとから考える問題です。

今はまず、「自分のメンタル」を救うのが最重要課題です。

 

一回、心が折れちゃうと、修復にかかる時間や労力はハンパないですよ。

めちゃくちゃ大変。

しかも治ったとしても、完全に元には戻りませんから。

 

だから、無理してメンタルがポッキリと折れてしまう前に、一回、ピットインしましょう。

休みましょう。

神様が与えてくれたバケーションです。

ボーナスタイム的に、余分に休暇をくれたようなもんです。

だから、必要以上に悲観しなくて大丈夫です。

むしろ「休みが増えた!ラッキー♪」くらい、気楽に捉えた方がいいでしょう。

 

長い人生です。

休みがちょっと増えたか減ったか、そんなの誤差の範囲です。

たかだか数日、数週間、数か月、数年、数十年、

「いのち」の大切さと比べたら、大したことは無いです。

 

まずは一旦「学校の問題」は脳内から追い出してしまおう。

クヨクヨするのは辞めましょう。

一回、気持ちをリセットしよう。

 

元気になるまでは、今の自分が抱えている問題とは全然関係ないことに取り組んでOK。

 

リフレーーーッシュ!

 

たとえば、散歩とか。

スクワットとか、筋トレとか。

ヨガとか、ピラティスとか。

なんかそういう、

有酸素運動系のことやりましょう。

 

やっぱね、メンタルに負荷がかかりすぎてヤバい時は、メンタルは休ませた方がいいからね。

気分転換に映画を観たり本を読むのは、結局、またメンタルに負荷がかかる可能性が高いから、あんまりオススメしません。

 

メンタルがズタボロの時に、メンタルに重たい作品は、逆効果。余計にしんどくなりますから。

 

心と身体のバランスが大事。

ボディー&ソウルですよ。

メンタルがヤベェ時は、カラダ動かしましょう。

あ、

散歩するときは、熱中症とか、コロナとか気を付けてネ。

(学校休んでる間に散歩するなら、早朝がいいかも)

 

結局、こども側で出来ることって、あんまりないんだよね…。

まずはしっかり休む!

(復活してきたら、アレコレ考える!)

 

 

ちなみに、特別付録「もしも自分が、学校に行きたくない子供の知り合い(あるいは親戚)だったら…」

一応、脳内シミュレーションしておきましょうかね。

 

もしも身近に、「学校に行きたくないよ~」って、不登校気味の子供がいた場合、私ならどう接するか。

 

え~~と、「親戚のおじさん」という設定にしておきましょうか。

定職にも就かずに年がら年中フラフラしているおじさん。

不登校のこどもに対して、どう接するか。

 

まずは「ウィ~ッス・・・」って言って、社会不適合者丸出しの挨拶から入りますね。

THE・ドロップアウト感を隠さず、ターゲットに近寄ります。

これは「オレはアンタの敵じゃない。オレはおとな側の人間じゃない」というアピールにも繋がります。

「敵の敵は味方」論法ですね。

不登校児にとって、ちゃんとした大人は、ある意味、敵ですから。(言い過ぎか)

 

あ…

あれっ?

 

そういえば、こんなドラマ、ちょっと前に放送してたよね?

生田斗真が、ニートのおじさん役で、不登校の女子中学生の相談相手になる、的なエピソードあったな…

 

「俺の話は長い」だ。

 

 

「俺の話は長い」

「俺の話は長い」

第2話ストーリー|俺の話は長い|日本テレビ


登校拒否中の春海(清原果耶)と、ニートのおじさん満(生田斗真)。

 

これさぁ、「ちゃんとした大人が正論で近づいてくる」と、不登校の子供側も身構えると思うんだけど、「ニートのおじさんが適当に近づいてくる」と、なんか自然と、こども側も、心を開いてくれそうじゃね?

 

なんつーか、ニートのおじさんって、なんも持ってないじゃないですか。

丸腰ですよね、武器を何も持っていない。

しかも、鎧で武装もしていない。

心の全裸とでも言いましょうか。

 

だから、相手側の子供も、警戒心を解いてくれる可能性がある。

 

これ、動物とかでも同じだと思うんですよね。

動物って、変な先入観とか持ってないじゃないですか。

「この人は社長だから」とか

「この人は年収2000万だから」とか、

そんな肩書で人間を見定めないじゃないですか。

 

馬とか、牛とか、猫とか、動物って、けっこう「その人の本質」を見てくるじゃないですか。

外見とか肩書に惑わされず、中身を見ようとしてくる。

人間の大人と関わるのはホントしんどいけど、こどもや動物の相手はしんどくないんです。

 

だから私なんか、人間よりも動物と仲がいいんですよね。

わりと、動物が寄ってくる。

「きもくてかねのないおっさん」とか、そういうの、関係ねぇんです、動物って。

私が、自然体で近づいていけば、割と動物もすんなり心を開いてくれます。

「敵じゃないよ・・・大丈夫だよ・・・」と、心で会話するわけです。

もう完全に、ニートおじさん版・風の谷のナウシカ。

ナウシカおじさん。

 

・・・・・・・・・

 

森が騒がしい…話が脱線している…!

 

 

とにかく私なら、まずは信頼関係を築くところから始めますね。心で通じ合わないと何も始まらない

不登校の子供と関わるなら、私ならまず、学校とは全く関係のない話だけをしますね。

アニメの話とか。ゲームの話とか。ドラマとか、なんでもいいんです。

全然関係のない話だけをします。

 

こどもだって警戒してますからね。

「また、おとなが説教しに来たな」

って、心に壁を作っちゃいますから。

 

私は、まずは、信頼関係を作りたい。

私はあなたの敵じゃない。

そういうメッセージを口頭ではなく雰囲気で伝えていきたい。

まずはそこから。

 

ある意味「ともだちになる」ってことですね。

なんでも打ち明けられる存在になる、っていうことです。

 

おとなが上から目線でああだこうだ言っても、むしろ逆効果。

同じ目線で、寄り添うこと。

 

「あぁ、この人は大丈夫だ」って思ってもらえるようになるまで、通いますね。

いっしょに遊びます。

ジェンガやったり、将棋やったり、オセロやったり。

河川敷で、フリスビーやったりします。

 

んで、相手が「この人になら相談できる」って認めてくれて、不登校の相談をしてきたら、こう言います。

別に、学校なんて行かなくてイイんでねぇの?」って。

(画像はイメージです)

ともだちはくま(グループで使えるスタンプ)

ともだちはくま(グループで使えるスタンプ)

https://store.line.me/stickershop/product/5175009

寝そべって鼻くそほじくりながら言います。

「学校なんて重要じゃない」というメッセージです。

ちなみに、このくまのLINEスタンプ、めっちゃ愛用しています。

 

「ニートのおじさん」に学校なんて行くなって言われちゃうと、逆にこどもは「学校に行かないとこんな末路が待っているのか…」と危機感を持つようになるかもしれませんが。

 

ただし「学校に行かない」ということは「学校で得られたはずの経験」が欠落したまま大人になる、ということなので、そのことはセットで説明するようにしたいと思っています。

学校なんて行かなくてもいいけど、その分、学校以外の場所で、経験値を積む必要はあるぜ」と。

ここまで説明しないと、片手落ちです。

学校に行かずにずーっと部屋に閉じこもってゲームしててOKというワケではないので。

そのへんについては、次回以降、書きます。

 

とにかくね、今、しんどいなら、とりあえず、休め!

 

 

gattolibero.hatenablog.com

 

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