サッカー日本代表オーストラリア戦アウェーで1-1のドロー。ザックリ感想。

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先ほど終了しました。アウェーのオーストラリア戦!

結果から先に言っちゃうと、1-1の引き分け、ドローでした。

まぁイイで…しょう!

今の日本代表の状態から考えれば、グループ首位のラリア相手にアウェーで勝ち点1。

十分です。御の字でしょう。

さて、どこよりもザックリとした試合の感想!行きます!

 

今の力関係で考えれば、正攻法で戦っても勝ち目の薄いオーストラリア相手に、まさかの奇策!「戦術本田」!

2018FIFAワールドカップロシア大会のアジア最終予選、グループBの首位を走るオーストラリア相手に、ハリルジャパンがどんな戦いを見せるのか?

ぶっちゃけ大敗を喫するようなことがあれば、流れ的には万事休すとも言えるような重要な一戦だったわけですが…ここでハリルがまさかの奇策。

ワールドカップ南アフリカ大会の再現とも言える「戦術本田」を採用!!!

 

説明しよう!「戦術・本田」とは…?

※素人の私なりの勝手な解釈です。ザックリです。

 

ものすごく分かり易く言うと、一番「持ってる男」本田選手に攻撃の全てを託し、残りの10人はガチガチのゴリゴリに守備に集中して頑張る、というシステム。

 

2010W杯・南アフリカ大会で、岡田武史監督が採用した、恥も外聞もない、完全にプライドを捨てて勝ちに行った時に編み出した戦術だ!!

※2010年の時は、ボランチの後ろのアンカーと呼ばれるポジションに阿部選手を置き、今回よりもさらに徹底的に守る姿勢で戦いました。

たしかこの布陣、練習でもやったことが無いような、完全にぶっつけ本番だったはず。

(違ったらゴメン)

 

この布陣の特徴としては、両サイドの選手が死ぬことがあげられます。

南アフリカ大会では、大久保選手と松井選手がこの大役を任され、死にました。

っていうか、

「お前ら、わるいけど死んできてくれ」

という戦術です。

「守りの時には絶対に戻って来い、攻めの時にも絶対に参加しろ、血尿が出るまで走れ」

というゲームプランです。

大久保と松井には、たしか試合前に

「90分間、体力が持たなくていいから、とにかく死ぬまで走れ。ダメになったら交代するから」

と、岡田監督から事前に通達があったはず。(うろおぼえ)

 

今回のオーストラリア戦も、同じような事になりましたね。

「戦術・本田」を採用した事で、

両サイドの小林と原口は後半、完全に死んでました。

案の定というか、想定の範囲内です。

 

2人とも途中でガックリと動きが悪くなっちゃいました。

ただ、ハリルがダメなのは、決断が遅いよね。

もっと早く替えても良かったんじゃないか?っていう気がしました。

小林はもう、一歩も動けない…っていうくらいになってましたからね。

気持ちの強い原口は意地と気力だけで走ってましたけど。

 

結局、ラリアの選手たちは、日本のフォーメーションが事前に想定していた布陣では無かったことで、若干、面食らった部分はあったと思います。

「あれっ?事前のミーティングで言われていた通りじゃないじゃん?」

って思ったはず。

それとおそらく、日本を舐めていた部分もあったでしょう。

「今の日本には、我々のホームで負けることは無いだろう」

と油断していたはず。

それが、

前半開始早々の日本の得点に繋がったんじゃないかな?と思っています。

(あくまでも、素人の勝手な憶測です)

 

 

日本のプライドをかなぐり捨てた全員守備に、攻めあぐねるオーストラリア。おかげ様で前半1-0で折り返し。

前半は、ラリアの選手たちも戸惑っていたと思いますね。

日本がまさかの、大人げないくらいの全員守備。

 

それと、ラリア的には、こう思っていたはず。

「いつまでもアバウトにロングボールを放り込むだけの戦い方では、今よりも一段上のステージには上がれない。中盤でパスをつないで攻めるパターンも身につけたい」

そういった向上心、チャレンジ精神があったはず。

 

ぶっちゃけ、体格で劣る日本にとっては、ゴリゴリとロングボールを放り込まれる方が嫌なんですけどね。

前半のラリアは、そうしてこなかった。

おかげで1-0で乗り切ることが出来ました。

 

 

後半バテ始める日本、本来のフィジカルゴリゴリで攻めてくるオーストラリア。辛抱強く守り切れるか…?

前半、体力を温存せずにガムシャラに守り倒した日本は、後半ガス欠に陥ることは目に見えていました。

 

ラリアもハーフタイムで作戦を練り直したと見えて、中盤をすっとばしてロングボールを放り込んできます。

 

原口がPKを与えてしまったのは、ある意味想定内です。

気性の荒い原口なら、どこかのタイミングでレッドカードをもらうような可能性も、常に秘めていますから。

これに関しては、今に始まったことではありません。

全然OKです。

 

逆に、ペナルティーエリアのあの位置で、フリーの相手にボールが渡った時点で、そっちの方が問題です。

あの位置で原口に守備をさせた、守備陣が悪い。

(極論ですが)

 

なんだかんだで、今大会は「原口の大会」になるような気がしますね。

おそらく、ふた皮くらい、むけるはず。

これで3試合連続ゴールですか。ノッてますね。

 

 

まとめ~。ハリルで大丈夫なのか?これなら岡ちゃんでいいんじゃないか?

個人的には、アウェーでグループ首位のオーストラリアに1-1のドローですから、まずまずの結果といっていいと思います。

今のチーム状態では、どう考えても勝ち目はなかった。

「戦術・本田」でかろうじて引き分けに持ち込めましたが、上出来だと思います。

 

そういえば、香川がスタメンだったので復調したのかな?と思ったら、全然復活してなかったので、度肝抜かれました。

 

やっぱり、ハリルの交代カードの切り方とかを見る限り、才能を感じないんだよなぁ~。

結局、初戦にスタメンで大抜擢した大島なんて、今では戦力として見てないんじゃないの、ハリル。

ハリル「俺の目、ふしあなだったわ~」って思ってそう。

 

今日の試合でも、岡崎を全く使わない意味とか、小林と原口の引っ張り過ぎとか、何故か後半46分からの丸山の起用とか、ちょっと腑に落ちない采配が目立ちます。

「戦術・本田」だって、ハリルが自分で考えたとは思えない。

(おそらく、コーチ陣に言われて2010W杯の岡田ジャパンのVTRを観たのでは?)

 

難しいところではあるんですけどね…。

過渡期というか。

 

今までの日本は、「個」の力では勝てないから、「組織」で勝とうとしてきた。

ハリルは、

「一対一」で勝てという。「個」で勝てと。

結果、組織もバラバラになっちゃうし、個でも勝てないような状況。

 

さらには、主力の劣化の時期と重なっている。

日本の中では個の力が突出していた選手たちが、徐々に衰えてきている。

 

 誰が監督になっても難しい時期ではあると思います。

そして、

監督の交代でチームが激変する可能性があるのも事実。

(サッカーの世界では、ありがち)

 

このままハリルと心中する、という覚悟をそろそろ決めるしかないのかも知れません。 

 

ということで。

日本代表応援歴17年くらいのド素人がお送りしました。

異論反論などなどある方は、ぜひご自分のブログで「オレなりの日本代表論」を展開してみてね~。