大切なのは人生を楽しむこと。自分が輝ける場所を見つけること。
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非常に興味深い記事を発見。
14年前からドイツで生活している日本人サッカー選手の話です。
日本とドイツのビジネスや文化の違いが語られていて、非常~に面白いです。
ということで紹介します。
石井直人氏へのインタビュー記事が、非常に興味深い内容でした。
こちらの記事です。
私が特に注目しちゃったのが、超ザックリ言うと「文化の違い」ね。
例えば、こんな感じ。
日本人とドイツ人それぞれ、ビジネスをどう捉えているか?
「まず、ドイツ人はビジネスの場でも自分が楽しむことを優先するように思えます。
日本人のように『仕事だから……』と諦めるのではなく、自分が楽しめる場所であったり自分が活躍できる場所を探します。
だからサッカーでも自分のプレーと合わなかったらあっさり移籍しますし、仕事でも自分がやりたいことでなかったら転職をする人は多いですね。
でも、そんな無理をしない仕事の仕方って実はとても大切なことだと思うんです。
興味を持たなければ何事もうまくいくことはないと思います」
「この場所では自分が輝けないな」と思ったら、あっさり辞めちゃう。
何故なら、自分が楽しむこと、自分が輝くことが、人生においてもっとも重要な事だから。
(◎_◎;)!!
なんだこれ!ショック!!
ものすごく当たり前のことなのに、日本人は、これを実践できてないヤツがめっちゃ多い!!!
日本人、搾取する側の連中に洗脳されすぎ!!!
いいようにカモられてる!!!
「今の状況じゃ明らかに自分の力を発揮できない」
と分かっていても、辞めることが出来ない!
それが、安定のジャパン・クオリティ!
もういい加減に目を覚ませよ~!
洗脳されちゃってんだよね。
「辞めます」
って言っちゃダメな空気が日本を覆い尽くしてるわけです。
もしも、辞めますって言うと
「お前は、物事を途中で投げ出すのか!?」
とか、
「逃げるのかよ!?」
とか
「無責任なやつだ」
「周りに迷惑がかかるよ?」
「自分の意志で始めた事を簡単に辞める奴はクズ」
「サイテー」
「弱虫!」
「いくじなし!」
「ゴミ!」
「愚か者!」
「負け犬!」
とりあえず、思いつく限りの罵詈雑言を浴びせられます。
徹底して罪悪感を植え付ける。
なんなの。
何なのこのシステム。
誰が発明したんだ?
奴隷たちがお互いを監視しあって、地獄から抜け出せないようにするシステム、誰が作った?
・・・・・・・・・
非常~~~によく出来てますね!
もしも自分が「国を治める悪い王様」なら、こういう日本みたいな国を作りたいです。
もし仮に、日本人もドイツ人みたいに「この仕事じゃ自分がやりたいことが出来ないんで辞めま~す」って言っちゃう国になったら?
とりあえず、電通過労死事件みたいなことは無くなりますね。
いや、無くならないかな…。
どうだろう。
例えば。
バイトしたことがある人なら、みんな心当たりがあると思うけどさ、
「面接で説明された内容と違うことをやらされる」
っての、経験あるでしょ?
ない?
でもさ
「おかしいですよ!事前の説明と違うじゃないですか!」
って言いだせない空気ってあるよね。
「仕事の内容が違う!だまされた!辞めます!」
って言ったら、こっちが悪者になっちゃう雰囲気あるでしょ。
何なんだろうね、あれ。
明らかに悪いのは雇う側なのにさ。
最初から、まずダマシありきで求人してんの。
日本の職場の環境で言えば、有給のこととか、社会保障とか、昇給とか、細かい部分が事前の説明と違うなんてのは、当たり前みたいになってんだよな。
「雇い主は、労働者を騙して当たり前」みたいな感じになってんのよ。
「有給アリって書いてあるけど、実際には取らせねぇよ」
ってのは、もう「お約束」みたいになってない?
「えっ?みんなもやってるよ?だましてるのは、うちだけじゃないよ?」
みたいな経営者がめっちゃ多いと思うのよ。
「もう、それはしょうがないよね」
みたいな、暗黙の了解が出来上がっちゃってる。
奴隷側も諦めちゃってんだよな。
もしも、もっと簡単に
「もうこの仕事、辞めます!」
って言えちゃう空気になれば、あくどい会社には人が全然寄りつかなくなると思うんだけどなぁ。
面接⇒採用⇒新人が初日に辞める
みたいなことをひたすら繰り返すことになれば、コストかかり過ぎで、どうにもならないでしょ。
だったら、使い捨て要員を採用するよりも、職場の中身を改善した方がお得だな、って話になると思うんだよね。
詳しいこと分からんけど。
もうひとつのエピソードを。やっぱり日本人は洗脳されてるとしか思えない…。
もうひとつね。
ドイツでサッカー選手としてプレーしつつ、スポーツ教室を運営し子供たちと接する機会の多い石井さんの言葉を引用します。
日本人には耳が痛すぎる話です。
「日本人の子どもたちは、協調性や集団行動を意識して人に合わせることに美学を感じていると思います。
大人も流行を追って気が付けばみんな同じ……ということがあると思うのですが、それは子どもの頃から人のマネをしたり、人と同じ行動をすることが正しいという考えがあるからかもしれません。
しかしドイツ人の子どもたちは周りと同じにしなければならないという概念がそもそもない。
言いたいことも言うし、何でも自分で判断します。
自分で正しいと思ったことを選択するのです。
こういう文化の違いは、大人の間でも感じることが多いです。
ドイツでもサッカーの指導者を集めた講習会があるんですが、参加者は言いたいことがあればそこにどれだけ大勢の人が集まっていても周りを気にせず質問します。
でも、これはその場にいる自分に責任を負っているということでもあると思うんです。
周りを気にするということは裏を返せば周りのせいにもできるということ。
誰かが言ったからとか、ここで質問したら他の人に迷惑がかかるからだとか。
これは他の何かに責任を擦り付けているようにも思います。
でも、そういう環境に慣れてしまったら、人は成長しないと思います。
選んだのは自分です。
その選択の中で自分が何ができるかを考えることが大切なのです」
いや~~~!!
(>_<)!!
痛いところ突かれた~~!!
子供の頃から、給食で同じものを食わされて。
同じ制服を着せられて。
周りと同じだと安心するようなメンタルを植え付けられて。
多かれ少なかれ、そうやって我々は育ちました。
協調性をやたら重視して。
集団行動が出来ないヤツにはダメ人間のレッテルを貼って。
個性を伸ばす気なんてサラサラない。
可能な限り、国が定めた規格内の人間を大量に量産する。
それが日本が誇る学校教育。
誰にとって都合がいいのか?
それは国民では無くて、統治する側。
ひとりひとりに個性を発揮されちゃうと、それを操る側にとっては非常に面倒なことになる。
できるだけ、国民が同じ価値観を共有していることがベスト。
皆がバラバラの意見を持つ状況なんて望んでいない。
コントロールしやすい奴隷的な国民だらけの国を目指そう!
・・・・・・的な。
今思った。話、変な方向にふくらませすぎじゃね?
引用した元記事が伝えようとしていたことって、こういうことだったのだろうか。
私が勝手に調子に乗って、変な方向へと向かってる気がしないでもない。
いや……そんな気しかしない!!!
今回は、いつもよりも3割増しでエモい感じにしてみました。
先日こういう記事を書いたもんですから。
とにかく、どうも脱線気味な気がしてならないので、皆さん、元記事である石井さんへのインタビュー記事を読んでおくれやす。
まとめ~。
またしても、まとめようがない記事になってしまいました。
最後にもう一度、引用しておきましょう。
今、あなたがいる場所が苦しかったり自分が輝けない場所であったりするのであれば、深く考えず、自分を活かせる場所に身を置いてみてもいいのかもしれない。
石井さんのブログはこちらです。
「みんなができていることは、当然、自分もできなくちゃダメなんだ」とか、そういう思い込みはもう辞めよう。誰かと自分を比べて一喜一憂しなくていいんだ。
— ネコ師匠@自由ネコ (@gattoliberoTW) 2016年9月8日
「先生に言われたから」とか「親に言われたから」とか、そういう物事の決め方も辞めよう。
自分の人生なんだから自分で決めていいんだよ。
他人と自分を比較して一喜一憂するのは辞めて「自分を活かす方法」をもっともっと真剣に考える。誰かの真似じゃなく自分オリジナルの生き方を見つける。世界中で自分だけが取り組んでいる競技なら、いつだって1位だし同時に最下位だ。順位は関係ない。ただひたむきに取り組む事だけが大切になる
— ネコ師匠@自由ネコ (@gattoliberoTW) 2016年6月1日
羽生善治は短距離走ではボルトに勝てないが、ボルトは将棋では羽生に勝てない。
— ネコ師匠@自由ネコ (@gattoliberoTW) 2016年5月6日
戦うなら、自分が勝負できるフィールドを見極めないと、努力が全然報われない事になりかねない。
無暗やたらに頑張るのもいいが、それと同じくらい、自分の長所、特性、ストロングポイントを知ることが大事。
私も過去にめっちゃ逃げました。
中途半端じゃなく全力で逃げることで、何かが見えてきたりします。