『キモくて金のないおっさん』というパワーワードと、映画『心が叫びたがってるんだ。』が夢のコラボです。(私の脳内で)
結果、意味不明なタイトルになってしまいました…。
今、日本中のお茶の間で話題沸騰中なんですかね?『キモくて金のないおっさん』。
略して「KKO」とか言うらしいですよ。
知らなかった…。
流行ってたのか…。
乗るしかない…このビッグウェーブに!
【基礎編】そもそも、「キモくて金のないおっさん」とは何なのか?
まぁ、あんまり定義だとか何だとか、難しく考えなくていいんじゃないかと思います。
なんとなく雰囲気でね、どんどん使って行こうと思います。
おそらくですね、
「キモくて金のないおっさん」
というのは、「究極の社会的弱者」みたいな意味合いで使用されるワードだと思われます。
実際に果たしてそうなのか?とか言い始めると、話がズレて行ってしまうので、ここはもうね、ザックリですよ。
ニュアンスが伝わればOKです。
厳密に言うと「キモくて金のないおっさん」よりも「キモくて金のないおばさん」の方が、よりいっそう、弱い立場にいるはずだ、とか言い始めちゃうと、それだけでまた記事が一本書けちゃいますから。
今回は、ひとまず置いておきましょう。
【逆転の発想】ナスDいわく「今の日本なら(最終学歴が)中卒という肩書きは武器になる」
みなさん、テレビ朝日系のバラエティ番組「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」…観てます?
タレントや芸人たちが世界各地で体を張って何かに挑戦するという、なんとなく「世界の果てまでイッテQ!」的な内容の番組なんですけど。
これがもうね…無茶苦茶なんすよね。
特に「部族アース」っていうコーナーがメチャクチャ。
誰がメチャクチャにしてんのかっていうと、タレントじゃなくて、裏方のスタッフ、友寄隆英ディレクター。
通称「ナスD」。
本来は、お笑いコンビのU字工事がメインのコーナーのはずだったんだけど、完全に食っちゃった。
誰がどう見ても、U字工事よりも、ナスDの方が面白いんすよね…。
友寄隆英ディレクター。通称「ナスD」。
https://twitter.com/chikyu_seifuku_/
アマゾン川流域に住んでいる部族の間で使われている、絶対にとれないと言われている天然の入れ墨用の染料?を塗ってみたら、みるみるうちに全身が真っ黒に…!
どれだけ川の水で洗い流しても、一向に色が落ちない。
むしろ、どんどん色が濃くなってる。
「もう二度と、とれませんよ。一生、全身真っ黒なままです」
とか言われても、
「そうか~。これをどう活かせるか、ですね!」
とか言っちゃうんですよ、ナスD。
尋常じゃないポジティブさ。
ケロッとしてるんですよね。
全く精神的なダメージがない。
「もう、この色で生きていく覚悟ができました!OKです!」
みたいな。
急に全身真っ黒になったせいで、日光を豪快に吸収して「超~頭痛い~日射病だ~」みたいになってるし。
そのうち、黒というか「なすび」みたいな色になったので、じゃ「ナス」だ。ナス色のディレクターだ、ということで通称「ナスD」に。
ナスD、メチャクチャなんですよね。
何でも食っちゃうし。
カタツムリでも、ピラニアみたいな魚でも、生のまま、ダイレクトに食っちゃう。
確実に寄生虫いると思うんだけどな…。
魚に頭からかじりついて、口の中に骨刺さりまくってたりして。
現地の人がナスDの食いっぷりを見て「うぇっ」って吐きそうになってたりして。
「それは絶対に食わない部分」
みたいなところでも、平気で食っちゃう。
魚のキーホルダー食っちゃった時はビックリしたなぁ…。
あれ多分、内臓を取って干した魚をニスでコーティングして、カラフルなペンキで塗って、キーホルダーの金具を取り付けた物だと思うんだけど、そういうのも食っちゃう。
「ペンキの味がする」とか言って。
最後に「ぺっ」て、金具部分を吐き出したりして。
もうね、ナスD、とんでもない男…いや、漢なんですよ。
そんなナスDが、番組内で、こんなことを言っていたんですよね。
「中卒は武器になる」
って。
確か、ナスDが、現地の人たちと会話してる時に、言ったような気がするんだけど、細かい状況は忘れました。
「部族の子供たちは学校行ってるのか?」みたいな話題の時に言ったんだったかなぁ…。
ナスD的には
「今の日本で最終学歴が中卒だったら、それは強力なアドバンテージになる」
と考えているわけですね。
圧倒的な個性として、全面に押し出していくべき、と考えるわけです。
「ハンデ」ではないんです。
むしろ「強み」だと考えている。
超絶ポジティブ。
ちょっと目からウロコですよね。
でもね、よ~く考えてみたら、確かに「中卒」という肩書は、武器になりそうな気もするんです。
確かに、ナスDが言うように「インパクト勝負」という意味だけでも、十分すぎるほど強烈な個性だと思います。今の日本で中卒っていうのは。
そして、実を言うと、中卒であることのメリットって、それだけじゃないような気もするんですよね…。
例えばね、ここに2人の人間がいるとしましょう。
ひとりは大卒のA君。
もうひとりは中卒のB君。
もしもふたりの仕事っぷりが、そこそこ同程度だったら、周りはどう評価するでしょうか。
「A君は大卒なのに中卒のB君程度の仕事か…」
あるいは、
「B君は中卒なのに大卒のA君並に働くなぁ」
とか。
どう考えても圧倒的にB君がダメな時以外は、かなりB君の方がひいき目に見てもらえそうな気がしますよね。
おそらく、人間の仕事っぷりって、よほどのことが無い限り、何倍も違うなんてことはない訳で、そういう意味では、似たり寄ったりだと思うんです。
そう考えると、B君の方がちょっとだけ有利な場面ってのもありそうな気がしますよね…。
単純に、仕事っぷりを見る前でさえもそうです。
新人さんが二人いて1人が大卒、もう一人が中卒だったら、なんとなく心の中で「中卒のほう、頑張れ」って思う人、多そうな気がするんですけど、どうでしょうかね…?
まぁとにかく、脱線気味に長々と書いちゃったけど、言いたかったのは、
ハンデとかピンチでさえも、考えようによっては、強力な武器になるんじゃないか?
って話なんです。
ナスDはそういうことを、自身の言葉や、生き様そのもので、我々に教えてくれたと思うのです。
そんなナスDの暴れっぷりが堪能できるバラエティ番組「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」は、毎週火曜よる11時15分です。
ぜひご覧ください!
※一部地域を除く
さて。ようやく戻ってきましたよ。「キモくて金のないおっさん」の話に…!
ちょっと長かったですけどね、まぁ人生には寄り道がつきものですから。
能率や効率を優先したブログなんて、クソつまらんもんですよ。
もうお分かりだと思うんですがね、ワタシ的には、「キモくて金のないおっさん」というポジションって…考え方によっては、めっちゃ強力なアドバンテージになるんじゃないか?って思っております。
問題は、どう料理するか?だと思うんですよね。
重要なのはプロデュース能力。
一生、全身真っ黒なまま生きていかなければならない状況を「番組的にはおいしい」と前向きに捉えるナスDのように、
「キモくて金のないおっさん」という状況を「おいしい」と思えるかどうか。
また、そう思えるようになるためには何をどうすべきか?
……ってことだと思うんですよね。
そして、私自身、超~ラッキーなことに…
今現在、キモくて、カネがなくて、そのうえ、おっさんなんですよね!
やったー!
YATTA! YATTA!
伝説の名曲!はっぱ隊のYATTA!
歌詞の内容、超絶素晴らしいから絶対に観ろ!
キモくて、カネがなく、しかもおっさん…このロイヤルストレートフラッシュ状態を活用しない手はないね!ただ…私の場合は…
ちょっとなぁ~…。
私の場合は、ネイティヴの「キモくて金のないおっさん」じゃないんですよね…。
今は一応、「KKO(キモくて金のないおっさん)」やってますけど~、やっぱね、後天性のKKOなんでね、ちょっと怒られそうな気もするんだよなぁ…。
上妻宏光さんは「津軽出身じゃないのに、津軽三味線、弾いてんじゃねぇよ!」って冷遇されたりしたらしいんですけどね、
私も「お前みたいな、なんちゃってKKOに、俺たちの気持ちが分かるか!」って、文句言われそうな気がして。
K:キモくて
K:金がない
O:おっさん
私ねぇ…自分で言うのもアレですけど、若い頃はそんなにキモくなかったんだよなぁ…。
あと、若い頃は、おっさんじゃなかったし。
そうすると、一貫して貫いてきたのは「金がない」の要素だけですよ。
う~~ん……。
ちょっとなぁ~。
弱いよね、インパクトが。
やはりKKOは、3つの要素が組み合わさってこそ。
私はね、日本中に散らばって息をひそめている「キモくて金のないおっさん」たちにとっての希望の星にね、なれるもんなら、なりたい!
そう思っております。
KKOでも、こんなに人生を楽しく生きていけるんだよ!
っていうのを全身を使って表現したい!
Body & Soul
太陽浴びて
Body & Soul
踊り出そうよ!
今からでも、ちゃんと受け入れてもらえるだろうか…?
日本KKO協会の一員として認めてもらえるだろうか?
それがちょっと心配ですね…。
はい、ということで。
とにかくね、私は
「自分は究極の社会的弱者なんだ…」って落ち込んでいる「キモくて金のないおっさん」たちに対して、前向きなメッセージを届けたい。
いやいやいや、オレたちのような「KKO」でも、人生をエンジョイすることはできるぜ!
っていうのを、自分自身の生き様で伝えたいと思います。
爆発的にエンジョイします!
そういった過去記事もいくつか書いております。