「大学に行きたくない」という大学生へ真面目にアドバイスする
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最近「大学に行きたくない!」的な、若者による魂の叫びをチラホラと見かけます。
「大学を辞めてサロンに入るんだ!」みたいな。
若気の至りってやつなんすかねぇ~。懐かしくも甘酸っぱい、青春の香りがしますね。
真面目にアドバイスしてみたいと思います。
そもそも君は、何故、大学へ進学したんだ?「親に言われたから」?「先生に言われたから」? そんなのダセェぞ。
「大学に行きたくな~い」って言ってるけどさ。
だったらなんで、高卒で働かなかったんだ?
なんで願書出してんの。
なんで受験勉強しての。
なんで試験受けてんの。
本当に行きたくないなら、大学に行かないって選択肢もあっただろうに。
辞めるタイミングなんて無数にあっただろうに。
ちゃんと自分で考えてましたか~?
自分の脳みそで、考えてましたか~?
自分の頭の中にある、お味噌で、考えてましたか~?
まさか、「お母さんが大学に行けって言ったから」とか、アホみたいなこと言わないよな?
だって、もう大学行く年齢だもんな。
自分の人生くらい、ちゃんと自分で決めたよな?
まさか、「学校の先生に大学に行けと言われたので」とか、言わないよな?
他人に人生を丸投げするほど、キミはバカじゃないよな?
「みんなが大学に行くって言うから、自分も行くことにした」とか、情けないこと言わないよな?
ロボットじゃあるまいし、思考停止で右へならえ、みたいなことはないよな?
ちゃんと、自分の脳みそで考えて、自分で判断して、自分の意志で、大学へ行こうと思ったんだよな?
自分で覚悟を決めて、自分の責任で、自分の進路を決めたんだよな?
違う?
違うのか?
もし万が一、違うのなら、キミは結構、この先の人生、見込みがないかも知れない。
おとなしく大学へ通った方がイイと思うよ。
大学へ行かずに、学歴に一切頼らずに、自分の力だけで世の中を渡っていけるほどの能力を持っていない可能性が高い。
大学に行くか行かないかの決断さえ、自分の脳みそで決められなかったんなら、「自分はその程度の人間なんだ」ということは、自覚しておいた方がいいだろう。
自分のちっぽけさを知る、ってのも、大事なことだ。
人生って多分、「世界は自分を中心に回っているわけではない」って心底気づいてからが本番なんだと思うよ。
夢見る少女じゃいられないんよ。
誰かに言われたから大学に行くとか、誰かに言われたから大学を辞めるとか。誰かに言われたからサロン…そんなのアホすぎるだろ。
君が人生においてつまづいても、失敗しても、誰も責任なんて取ってくれないぞ。
入会したサロン?が、ただのインチキで、中身なんて何もなかったとしても、サロンの運営者は損失を補てんしてはくれないぞ?
払った会費は戻ってこないぞ?
そもそもだ。
車のセールスマンは
「今がクルマの買い時ですよ~!」
って言うだろ。
不動産業者なら
「このマンション、お買い得です!」
って言うだろ。
サロンを運営してる人なら
「大学辞めてサロンに入ろう!」
って言うだろ。
当たり前じゃん。
だって、そういう商売なんだから。
そうやってカネ稼いでんだから。
そんなの、鵜呑みにする方がどうかしてるって。
ボランティアでも善意でもないよ。ビジネスでやってんだからさ。
こんな手口にやすやすとひっかかるような人間なら、この先の人生も、いろいろ騙されると思うよ。
変な書類にハンコ押しちゃうこともあるかも知れない。
カモられまくる可能性、高いね。
お人好しの皆さん、ご苦労なこってす。
この世には、良い自動車もあるし、良いマンションもあるし、当然、良いサロンもあるだろう。
でもね、利害の絡んでる当事者が自画自賛的に言ってくる話なんて、丸ごと鵜呑みにせずにさ、「話し半分」で聞いときゃいいのよ。
肝心なのはさ、ちゃんと自分の頭で、自分の脳みそで考えるってことよ。
自分で考えて、自分で決めて、自分の責任で行動するってことよ。
ブロガーに言われたからサロンに入会するとか、
ブロガーに言われたからサロンを辞めるとか、
そういうことじゃないんだよな。
どっちが正解、って話じゃないんよ。
大学に行くのが正解って話でもないし、大学辞めるのが正解って話でもないんよ。
お前が、お前の判断で、覚悟を決めて、お前の責任で選んだ道なら、きっとそれが正解なんよ。
大学へ行こうが辞めようが、どっちでもいいんよ。
「◯◯エモンが言ってたから」
とか、
「自己啓発本に書いてあったから」
とか、
「あの人のブログに書いてあったから」
とか、
そんなクソみたいな理由で、自分の行き先を他人に委ねんなって。
自分の人生を丸投げすんなって。
何度も言ってるけどさ、しつこく言いますよ。
キミの人生はキミのものだ。
全部自分で決めなよ。自分で全責任を背負うんだ。
すごく辛くて大変だけどさ、それでも、自分で決めるしかないんだよ。
自分の人生を生きるってのは、そういうことなんだよ。
最後に竹原ピストルの歌から、ひとこと。
よー、そこの若いの
オレの言うことをきいてくれ。
「オレを含め、誰の言うことも聞くなよ。」
そういうことだ。
大学に行くにせよ、辞めるにせよ、それ自体は正解も不正解もない。
どっちへ転ぶかは、その後の自分の生き方次第です。心がけ次第です。
肝心なのは、自分の頭で考えたかどうか。
自分の人生を自分で決める覚悟があるかどうか。
幸運を祈ります。